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利食いを粘る事は難しい~ドル・円・ユーロ相場~2016年04月07日振り返り

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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年04月07日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。

ユーロ/円の日足の形状は、大陰線となりました。3月1日に記録した年初来安値の水準に近づいてきています。122.06と言うプライスが年初来安値となりますが、ここは注目されるプライスになってくると思います。ここを下抜けて年初来安値を取ってくるような事になるのか注目して見て行きたいと思います。

ドル/円の日足の形状は、大陰線となりました。日々年初来安値を更新している状況ですが、昨日は107円台を付けてきました。107円台を付けたのは2014年以来の事になります。

ユーロ/ドルの日足の形状は、上下共にヒゲの長い陰線となりました。高値圏での持合いに入っています。

■ユーロ/円

始値:125.13

終値:123.08

高値:125.29

安値:122.54

-205pips(安値から高値275pips)

■ドル/円

始値:109.77

終値:108.18

高値:109.89

安値:107.66

159pips(安値から高値223pips)

■ユーロ/ドル

始値:1.1397

終値:1.1376

高値:1.1453

安値:1.1336

-21pips(安値から高値117pips)

ユーロ円のエントリーポイント(チャート画像Aの部分について)

ユーロ円日足120160407

上の画像はユーロ円1時間足チャートです。環境認識として、チャート画像の赤いラインにサポートラインが引けている必要性があります。

このラインを10時~11時にかけて下方にブレイクしています。この時点で、ユーロ円のショートを検討します。ここでショートしても良いかを確認する為にドル円・ユーロドルを併せて見て行きます。

ドル円1時間足

上の画像は、ドル円1時間足チャートです。『A2』が11時となります。

9時~10時において、109.90に観測されていた買いオーダーがサポレジ転換して、レジスタンスラインとなり反落してきたような値動きを示しています。この値動きから、『戻り売りが入ったのではないか?』と言う仮説を立てる事が出来、円買いの動きがユーロ円の方向性と合致しています。

ユーロドル1時間足

上の画像はユーロドル1時間足です。『A3』が11時となります。

右側の山が小さいダブルトップのような形状を示しており、10時~11時にネックラインの下抜けにチャレンジしているかのような値動きをしています。この値動きから、ユーロ売りの流れと洞察する事が出来、ユーロ売りの流れがユーロ円と合致しています。

ちなみにこの後、ユーロ買いと言うよりはドル売りの流れに押されて、ユーロドルについては反転上昇して行ってしまう形となりました。

これらの事から、11時寄り付き時点でのユーロ円のショートを行うという判断は比較的容易であったかと思われます。

この場合、124.75アラウンドでのエントリーとなりますが、ストップロスはチャートの赤い水平線の少し上辺り124.85~125.00アラウンドに置けば良いと考えられます。

利食いについては、第一目標が124.00の買いオーダーの近辺、第二目標が123.50の買いオーダー近辺となろうかと思われます。その後、18:00に123.00に買いオーダーが観測されました。私は利食いは粘るの方なので、20時に戻りが入って22時に再度下落して突っ込んできた時に123.00で利食っています。欲を言えば、122.50で利食えればよかったのでしょうが、そこで利食えたら神のレベルの利食いだったかなと言うようにも思えますので、ある程度良い所で利食えたかなと思います。

25pipsのリスクに対して、第一目標の124.00の買いオーダーの近辺で利食った場合で75pips、第二目標の123.50で利食った場合で125pips程を狙えるトレードでしたので、リスクリワードとしても悪くないエントリーであったかと思います。利食いを粘れれば、200pips近く取れた可能性もあります。私は150pipsほどで出る事が出来ました。今回は粘った事で良い方向に転びましたが、場合によっては利益を減らす事もあるので、100pips程取って出られれば利食いとしては合格点なのかなと思います。

それでは、本日も頑張りましょう!