軽々に飛び乗るようなトレードは危険~ドル・円・ユーロ相場~2016年04月12日振り返り
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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年04月12日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。
ユーロ/円の日足の形状は、やや上ヒゲが長めの陽線となりました。これが安値圏からの反発へと繋がって行くか注目したいと思います。
ドル/円の日足の形状は、陽線となりました。終値が前日の高値より上で引けており、形状としては強めの形状と言えると思います。安値圏からの反発に繋げていけるかに注目したいと思います。
ユーロ/ドルの日足の形状は、上下共に長めのヒゲのある陽線となりました。こちらは高値圏での持合いが継続中ですが、物凄く弱い形状と言うわけでもないような感じで気迷いムードがかなり強いように思われます。
■ユーロ/円
始値:123.10
終値:123.55
高値:123.98
安値:123.05
+45pips(安値から高値93pips)
■ドル/円
始値:107.92
終値:108.52
高値:108.77
安値:107.86
+60pips(安値から高値91pips)
■ユーロ/ドル
始値:1.1404
終値:1.1383
高値:1.1463
安値:1.1345
-21pips(安値から高値118pips)
ノートレードの日々が続く
昨日も適当なエントリーポイントが見つからず、ノートレードの一日となりました。正直、やりようのないような感じなので、無理に参加しなくても良かった相場かと思います。
日足の環境認識として、ユーロ円(記事最上部に日足チャート画像表示)については、微妙ではありますが安値圏からの反発の兆候が見られます。4月8日の足が上ヒゲの長い小陽線となっていますが、この段階で戻り売りに失敗したという事が見て取れます。そこから中一日挟んで陽線となっていますので、売り方が売りを諦めた可能性を示唆しています。当面の上値目標は前回のダブルトップのネックラインとなった124.65アラウンドかと思われます。
上の画像は、ドル円日足チャートです。
こちらも安値圏からの反発の兆候が見られます。当面の上値目標は3月までのレンジの下限であった110.65アラウンドかと思われます。戻りが浅目でそこまで到達しない可能性も大いにあり得ますが、110.65近辺は戻り売りが入りやすいポイントであろうかと思われますので、このまま順調に上昇して行った場合には、その近辺では注意が必要です。
上の画像はユーロドル日足チャートです。こちらは上下にヒゲがびゅんびゅん出てる形で上下のふり幅はそこそこあるものの方向感に乏しい状態が続いています。依然として高値圏にあるものの高値圏からの反落の兆候が出ているかと言えばそうでもないような感じで、主要3通貨ペアの中では今最もやり難い通貨ペアのように思えます。一応、1.1325アラウンドがサポートで1.1463アラウンドがレジスタンスかと言ったような感じですが、日足の実体で抜けてこない限り軽々に飛び乗るようなトレードは危険なように思われます。
それでは、本日も頑張りましょう!