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高値掴みに注意しながら慎重に買いを~ドル・円・ユーロ相場~2016年04月19日振り返り

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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年04月19日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。

ユーロ円の日足の形状はやや上ヒゲの長い大陽線となりました。一旦、目先底を見て反発中と言ったような感じですが、少し気になる部分もあります。

チャート画像に赤いラインを引いた部分ですが、このラインは4月8日に戻り売りが入ったプライスであり、昨日もロウソク足の実体では超える事が出来ませんでした。このレベルは3月下旬からの下げに対する38.2%戻しくらいのレベルでもあり、戻り売りが入りやすいレベルでもあるように思えます。

昨日は陽線で引けている為に現時点では判断が難しい部分もあるのですが、このレベルにはレジスタンスラインが存在する可能性を感じさせます。この辺りを注意しながら見て行く必要があるように思われます。

ドル円日足20160419.png

上の画像はドル円日足チャートです。

ドル円の日足の形状は陽線となりました。ダブルボトムが完成しそうな形状となっています。ネックラインが近づいて来ており、このままネックラインを超えて更なる上昇へ繋げて行けるかと言う状況となっています。

ネックラインを超えて行くようであれば、上昇に勢いが付いて行くと思われますので、ドル円をショートしている人は我慢すると手痛い損失を被る可能性もあろうかと思いますので、注意が必要なレベルに入ってきたと思われます。ドル円をショートしている方は、一旦ポジションをスクエアに戻す等した方が良いかも知れません。

ユーロドル日足20160419.png

上の画像はユーロドル日足チャートです。

ユーロドルの日足の形状は、やや上ヒゲの長い陽線となりました。押し目買い局面継続中と言った格好となっています。4月13日の大陰線の下げ幅をほぼ取り戻したような形になっていますが、4月13日の大陰線の始値辺りでは売りも見られ、その分が上ヒゲとなったような形状となっています。

そのレベルにはレジスタンスが存在する事を感じさせますが、どの程度の強さかは何とも言えない感じですが、現時点でユーロ円の方針を売りに変更するほどのものではないようにも思われます。一応、警戒しながらと言った感じの見方で良いように思われます。

チャート画像『A』の部分

ユーロ円1時間足

上の画像はユーロ円1時間足チャートです。

チャート画像の赤いラインは、昨日123.00に観測されていた売りオーダーのラインです。これまで、このブログで何回か述べているように私はオーダー情報も一種のサポートライン・レジスタンスラインと考えていて、それらのラインはサポレジ転換などの特性も持っていると考えています。その事から、123.00に観測されていた売りオーダーがサポレジ転換して、サポートラインとなるかも知れないという可能性を感じながらチャートを見ていたのですが、昨日の朝5時~6時にかけて同ラインでサポートされたかのような値動きをしました。

この値動きを見て、ユーロ円のロングのエントリーを検討しました。この時点でのロングが妥当であるか否かの確認として、ドル円・ユーロドルを併せ見て行きます。

ドル円1時間足20160419

上の画像はドル円1時間足チャートです。

ドル円においては、直近の押しの部分にラインを引く事が出来、チャート画像A2の部分においてビミョーに届いていませんが同ラインでサポートされたかのような値動きを示しています。

この事から、円売りの方向性がユーロ円と合致しているという事が分かります。

ユーロドル1時間足

上の画像はユーロドル1時間足チャートです。

ユーロドルにおいては、1.1300ドルのOPがサポートラインの役目を果たしているかのような状態にありました。チャート画像A3の部分において、ビミョーに届いていないのですが同ライン手前でサポートされたかのような値動きを示しています。

この事から、ユーロ買いの方向性がユーロ円と合致している事が分かります。

以上の事から、6時の寄り付きでロングのエントリーを行いました。123.10で約定しています。深夜1:00代に124.00でエグジットし、結果的に90pipsの利益を得る事が出来ました。この場合、損切りは122.80~122.90近辺、第一利食い目標は買いオーダーが観測されていた124.00、第二利食い目標は買いオーダーが観測されていた124.50と言うような感じで良かったかと思います。

さて、本日ですが、日足の趨勢を見るとユーロ円、ドル円は底値圏からの反発局面にあり、ユーロドルは押し目買い局面にあります。これらの事から、ユーロ円に関しては基本的に買い目線で構えていてよいように思われます。冒頭で書いたように124アラウンドにはレジスタンスがある可能性もあるので、高値掴みに注意しながら買い場を探していくのが良いように思われます。

それでは、本日も頑張りましょう!