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チャンスは飛び乗った人が損切りした後で訪れる~ドル・円・ユーロ相場~2016年05月13日振り返り

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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年05月12日のユーロ/円相場を振り返って行きたいと思います。

ユーロ/円の日足の形状は大陰線となりました。

先週は、日足レベルでダブルボトムを形成、ネックライン(チャート画像赤いライン)を上抜けてきましたが、週末金曜日に反落、割とあっさりとネックラインを下抜けてしまいました。下ヒゲがほとんどない形で引けていますので、形状としても弱い形状という事が出来ると思います。

ドル円日足

上の画像は、ドル/円日足チャートです。

ドル/円の日足の形状は、上ヒゲの長い陰線となりました。

ドル/円はレンジに入り込んでいるような状態となっています。109円代中盤のレジスタンスを破れない状態が続いています。

ユーロドル日足

上の画像は、ユーロ/ドル日足チャートです。

ユーロ/ドルの日足の形状は、下ヒゲがある形ではありますが、大陰線となりました。

先月、下旬からの上げのかなりの部分を吐出しつつあります。このまま行ってこい的な状態となるのかに注目したいと思います。

ブレイクアウトに対する経験が問われた一日

先週末は、適当なエントリーポイントが見つからず、ノートレードでした。

3通貨ペアとも下落と言う値動きの中で、ユーロ/円、ユーロドルが大きく下げる展開となりました。3通貨ペアとも下落の割には入りにくかった感じでした。ユーロ売り主体の日には割とよく見られる現象ですが、あまりスッキリした値動きではないような『印象』を感じる割に終わってみれば下げているというような展開であったかと思います。

ユーロ円1時間足

上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。

俯瞰するとチャート画像の赤いライン付近がサポートラインとなっているような展開が続いていました。14時~15にかけて同ラインを一気にブレイクしています。その後切り返して、赤いラインが今度はレジスタンスラインとなって反落して行く形となりましたが、最初のブレイクは、大きくブレイクしてしまった為に入りにくく、ここで入ってしまうとその後の戻しで損切りになってしまった可能性が高いように思われます。

入るとすれば、チャート画像の赤丸の所かと思います。ちなみにこの時点で、ドル/円・ユーロドル共に下げ基調になっていましたが、週末で23時を回っていた事もあり、私はスルーしました。平日であれば入っていたと思います。

俯瞰するとブレイクした後、戻した事で飛び乗った人が損切りした後に再度下げて行くといういやらしい動きになりましたが、こういったポイントでの勝ち負けの差は経験の差が表れやすいように思われます。

それでは、本日も頑張りましょう!