イエレン議長の発言に注目~ユーロ/円~2016年05月26日振り返り
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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年05月26日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:122.885
終値:122.848
高値:123.058
安値:122.249
-3.7pips(高値から安値:80.9pips)
昨日のユーロ/円の日足の形状は、下ヒゲの長い寄り引け同時線に近い形状となりました。
昨日は、東京時間に急落する局面があり、一時122.249迄下落しましたが、最終的には122.52のサポートラインをサポートした形になっており、ダブルボトムのなりかけのような状態が継続中と言った格好になっています。(チャート画像赤い楕円の中)。
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【レジスタンスライン候補】
124.239
123.570
【サポートライン候補】
122.524
121.991
121.731
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
125.00 売り厚め
124.50 売り
124.00 売り
122.50 買い
122.00 買い
121.20 割り込むとストップロス売り大きめ
121.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、18:00に新たに以下のオーダーが観測されています。
123.50 売り
123.00 売り
ユーロ/円の値動きの解説
環境認識として、日足がダブルボトムを形成しつつあるような状態にありました。基本的な戦略としては、下がった所は反発を確認して買って行くような感じでのトレードを考えていました。
東京時間に122.249迄急落する場面があったので、チャート画像『A』の楕円の部分辺りで買えればよかったのですが、寝ていてムリで、相場を見始めた時には既に上昇が始まっているような状態でしたので、買い場を探す展開でした。
その後、20:00に付けた123.058をピークに反落、122.633のサポートライン迄下落してきています。これを見て、1:00に122.719(チャート画像『B』の部分)でロングのエントリーを行いました。この記事を書いている今現在、25pips程利益がのっている状態で、まだエグジットしていないので、結果についてはまた明日にでも書こうと思いますが123を超えられずに長い上ヒゲ出てるので、押し局面に入ってきそうな気がします。
今回のトレードで足がかりとなった122.633と言うプライスは、23日~24日にかけて24時間以上も続いたレンジの上限のラインで、これがサポレジ転換して機能する形となっています。
さて本日ですが、主要なイベントとしては伊勢志摩サミットの2日目、26:15にイエレン議長の発言があります。伊勢志摩サミットの方は具体的な何かが決まるとも思えませんが、イエレン議長の発言の方は利上げに関する何らかの言及があれば、大きく動く可能性を秘めていますので、注意が必要です。
ユーロ/円については123に乗せきれずという展開が続いていますので、123より上でクローズするかどうかが一つのポイントになりそうです。
それでは、本日も頑張りましょう!