相場は電車と同じ。乗り遅れたら飛び乗らずに次を待とう~ユーロ/円~2016年06月09日振り返り
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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月09日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:121.889
終値:121.165
高値:122.021
安値:120.311
-72.4pips(高値から安値:171pips)
昨日のユーロ/円の日足の形状は、下ヒゲの長い陰線となりました。
一時、120.311迄下落する場面もありましたが、反発し121代を回復しています。日足レベルでは121.01のサポートラインを守って引けた形になっており、下ヒゲが長くなっています。
121.731のサポートラインを守れるかに注目していましたが、同ラインをあっさりと下抜ける展開となりました。現状では、121.01がサポートラインとなっており、ここら切り返す展開となるとダブルボトムになって行くようない形状となっています。
121.01を破って、戻り売り成功・下落トレンド継続となるか、121.01を破れずにダブルボトムを形成して反発して行くのかと言う意味で、重要な局面に入ってきたかと思います。
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
123.00 売り
121.50 買い
121.00 買い
120.50 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、14時、18時、21時に以下のオーダーが観測されています。
122.40 OP(14時観測)
121.50 買い(14時観測)
120.00 OP(18時観測)
119.50 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
118.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【日足レベルで見たレジスタンスライン候補】
126.211
124.239
123.754
123.570
122.524
122.089
121.991
121.731
【日足レベルで見たサポートライン候補】
121.010
ユーロ/円の値動きの解説
昨日のユーロ/円相場は、東京~NY時間にかけて大きく下落し、NY時間から引けにかけて反発、大体半分ほど戻して引けています。
サポートラインとなりそうな候補は沢山ありましたが、ことごとく打ち破って下落、120.50の買いオーダーの所で長い下ヒゲとなって、一旦下げ止まった形となっています。
昨日は、寄り付きでショート出来たかどうかがポイントであったかと思います。私は、寄り付きで入り損ねてしまい、昨日はノーエントリーとなりました。
日足のレベルで見ると121.01と言うプライスにサポートラインがあり、このラインが機能しているかのように見えますが、1時間足で細かく見て行くとこのラインは上げる時・下げる時共に素通りしてしまっていて、1時間足のレベルではサポートライン・レジスタンスラインとしての力はそれほどない感じになっています。日足のレベルのサポートライン・レジスタンスラインは1時間足等に落として見てみるとこのような時が多く、一日が終わった時にどうであったかというモノである事が多いので、そういうものだという目で見ておく事が重要です。
それでは、本日も頑張りましょう!