金融政策発表が続く一週間に突入~ユーロ/円~2016年06月10日振り返り
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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月10日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:121.144
終値:120.373
高値:121.186
安値:119.900
-77.1pips(高値から安値:128.6pips)
先週末のユーロ/円の日足の形状は、下ヒゲの長い陰線となりました。
一時、119代に突っ込む局面もありましたが、辛くも120代で引けています。
日足で見るとことごとくサポートラインを下抜けており、2013年くらいまで遡らないと日足レベルのサポートラインが見つからないという状況になっています。
3年も前のサポートラインが機能するかと言うと割と微妙な気もします。だからと言って、下がりっぱなしと言う相場は無いので、当面安値を探る展開になろうかと思います。
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
123.00 売り
119.50 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
118.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、14時に以下のオーダーが観測されています。
122.00 OP(14時観測)
120.50 買い(14時観測)
120.00 OP(14時観測)
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【日足レベルで見たレジスタンスライン候補】
126.211
124.239
123.754
123.570
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
【日足レベルで見たサポートライン候補】
無し
ユーロ/円の値動きの解説
先週末のユーロ円相場は、売り優勢の展開でした。イマイチスッキリしない値動きで、適当なエントリーポイントが見つからず、ノーエントリーとなりました。今振り返るといくつかは入れそうなポイントもありますが、基本的にもみ合い基調で、下げる時は陰線一本でドカッと下げるという展開で入りにくく、金曜という事もあり、週マタギのポジションを持ちたくないという事もあって、エントリーしませんでした。
正直な所、平日であればチャート画像『A』の部分はダブルボトム狙いで入っていたと思います。そして、損切りになっていた可能性が高かったと思います。
そういう意味ではラッキーだったと言えるかもしれません。
さて、今週ですが、水曜日・木曜日とイベントが続きます。まず、水曜日にはFOMC並びにイエレン議長の会見が行われます。そして、木曜日には日銀の金融政策発表並びに黒田総裁の記者会見、BOE金融政策発表があります。
イベントで大きくやられる事のないように気を付けて行きたいと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!