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難しい事を考えて勝つのか?単純に考えて勝つのか?~ユーロ/円~2016年06月21日振り返り

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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月21日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。

■ユーロ円の値動き

始値:117.530

終値:117.732

高値:118.672

安値:117.299

+20.2pips(高値から安値:137.3pips)

昨日のユーロ/円の日足の形状は上ヒゲの長い小陽線となりました。

日足チャートを俯瞰すると118.562のレジスタンスラインから戻り売りが入った形ですが、下げきれず戻り売りに失敗した形になっています。日足の形状として、ダブルボトムを形成しつつあるような状態となってきており、116.991のサポートラインに特に注目したい所かと思いますが、いよいよ明日に英国民投票を控えて大きな流れは出来にくいように思います。

日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス

【レジスタンスライン候補】

121.731

121.010

118.562

【サポートライン候補】

116.991

オーダーの変化

ユーロ円1時間足

上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。

121.00円 売り

120.50円 売り

120.00-10円 断続的に売り

115.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測

115.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測

上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、14時に以下のオーダーが観測されています。

114.50円 OP(14時観測)

ユーロ/円の値動きの解説

昨日は、寄り付きから欧州時間にかけて上昇、欧州時間からNY時間にかけては下落し、ほぼ行ってこいと言う形の値動きとなりました。

俯瞰すれば、118.562の日足レベルのレジスタンスラインが機能し、そこから売りが入ったという形になっています。

トレードですが、一昨日、チャート画像『A』の地点でエントリーしたショートのポジションは、チャート画像『B』の地点で利食っています。118.817で約定、117.664でエグジットしていますので、115.3pips程の利益を得る事が出来ました。

昨日は、チャート画像『B』の地点での行動に少し後悔を残す形となりました。この際、ドテンのロングをする事を考えていたのですが、多少の迷いがあり、迷っている内に大きく上がっていってしまって、入り損ねてしまいました。そんなこんなで、ここの上昇は取れずじまいとなりました。

その後、エントリーのチャンスが訪れたのは、チャート画像『C』の部分となります。

この部分は、118.562に日足レベルのレジスタンスラインが存在し、かねてより注目していたレベルでした。チャート画像白い楕円の中に緑のラインで引いた小さいダブルトップを形成しています。これを見て、『C』の地点でショートのエントリーを行っています。118.390で約定しています。割と強めの勢いで下がって行きましたが、チャート画像『D』の部分で陽線が出た事で、チャート画像オレンジ色のラインの波形がダブルボトムとなるかも知れない形状を示していた事を受けて、利食っています。117.751でエグジット、結果的に63.9pipsの利益を得る事が出来ました。

エントリーする際には、色々と小難しい事を考えてエントリーするものですが、昨日の場合は極論すれば117.44のサポートラインで買い118.562のレジスタンスラインで売れば良かった相場という事になります。

これはあくまでも結果が出てしまった今だから言える事ではあるのですが、これをリアルタイムで判断できるようになったなら、トレードの技術がもう一段上のレベルに達するのかなと思います。

さて、いよいよ明日に英国民投票が迫ってきました。今日はポジション整理の動きが強まりそうな気がしますが、明日の投票~開票と英国民投票系の材料に一喜一憂する相場となるかも知れません。今日トレードしたとしても、明日にはポジションをクローズしておくことを強くお勧めします。

それでは、本日も頑張りましょう!