レンジ相場のコツは出来るだけ早い段階でレンジの上限・下限のアタリを付ける事~ユーロ/円~2016年06月27日振り返り
更新日時:2016年06月28日 10:10
上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月27日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:111.663
終値:112.421
高値:113.245
安値:111.362
+75.8pips(高値から安値:188.3pips)
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【レジスタンスライン候補】
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
118.562
116.991
【サポートライン候補】
特になし
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
116.00円 売り
110.80円 買い
109.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
107.00円 買い厚め
105.00円 買い厚め
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、18時に以下のオーダーが観測されています。
115.00円 売り(18時観測)
111.50円 買い(18時観測)
ユーロ/円の値動きの解説
昨日のユーロ/円相場は、レンジ相場となりました。上は113.200アラウンド、下は111.35アラウンドのレンジでしたので、200pips近い値幅のあるレンジでした。俯瞰すれば、昨日の寄り付きと先週末のクローズのやや下あたりの間のレンジであったと見る事が出来るかと思います。
昨日は、以下の4回のトレードを行っています。
1回目:チャート画像『A』の地点でショートのエントリー(112.817) チャート画像『B』の地点でエグジット(111.964) 結果:+85.3pips
2回目:チャート画像『B』の地点でロングのエントリー(111.989) チャート画像『C』の地点でエグジット(112.703) 結果:+71.4pips
3回目:チャート画像『C』の地点でショートのエントリー(112.683) チャート画像『C』の地点でエグジット(111.904) 結果:+81.9pips
4回目:チャート画像『D』の地点でロングのエントリー(111.929) この記事を書いている今現在、未決済(含み益約90pips)
4回目のトレードについては、まだエグジットしていないので結果が出ていませんが、それ以外の3回の合計では238.6pips程の利益を出す事が出来ました。
昨日の場合は、単純にレンジの売買をひたすら繰り返したというだけのトレードでした。レンジ相場のコツは出来るだけ早い段階でレンジの上限・下限のプライスのアタリを付ける事ですが、カギとなったのは112.863に水平線が引けていたかどうか?と言う所だったかと思います。
112.863と言うプライスは先週末金曜日のダブルトップのネックラインで、昨日に関しては、このラインがレジスタンスラインとして機能しました。このラインが引けていれば、昨日、東京時間の下落を取る事が出来、早い段階でレンジの上限・下限の想定が出来たかと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!
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