乱高下の中で信念を持ち続けるか?逃げるか?~ユーロ/円~2016年06月30日振り返り
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上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年06月30日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
始値:114.396
終値:114.561
高値:114.786
安値:113.326
+16.5pips(高値から安値:146pips)
オーダーの変化
116.00円 売り
115.00円 売り
110.80円 買い
110.00-10円 断続的に買い
107.00円 買い厚め
105.00円 買い厚め
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、14時に以下のオーダーが観測されています。
113.50 買い
ユーロ/円の値動きの解説
昨日は、以下のトレードを行っています。
チャート画像『A』の地点でロングのエントリー(113.985) チャート画像『B』の地点でエグジット(114.035) 結果:+0.5pips
一時、そこそこ含み益の乗る局面がありましたが、その後の急落でほぼ建値での決済となってしまいました。エントリーはそこそこ良い所で入れたかと思うのですが、コンビニに行ってる間に急落して、含み益をほぼ全て吐き出すという相場の恐ろしさを改めて知るトレードとなりました。
昨日の値動きを俯瞰すると最終的に日足は陽線として引ける形となりましたが、プラス圏内に滞空していた時間は非常に短く、ほぼ始値より下の水準での値動きでした。売りでも買いでも勝つチャンスのあった相場だったと思いますが、20:00以降の値動きは約100pipsのいってこいと言う荒っぽい値動きとなった為、中途半端な所で入ると往復でやられてしまう危険性もあった相場であったかと思います。
昨日は日足レベルで見れば、最終的に陽線で終るとの読みから、下がったところで買いを入れるという方針の中で、サポートラインの候補として見ていた113.761~113.885近辺で買いを入れるというトレードを行いましたが、急落してきてほぼ建値で決済してからは様子見としました。
結果的には、辛くも日足が陽線となったので、読み自体は当たったという事になりますが、23:00過ぎからの乱高下の中で安い所を買い直すという気にはなれませんでした。
負けたわけではないのですが、負けた以上に悔しさを感じるトレードでもありました。
日足の分析と今日の方針など
上の画像はユーロ円日足チャートです。
【日足のレジスタンスライン候補】
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
118.562
116.991
【日足のサポートライン候補】
111.663
109.474
日足の形状を見るとまだショートカバー継続中と言った所かと思います。昨日で4日続けての陽線となりましたが、高値・安値を切り上げる流れは続いています。
チャート画像に引いた黄色いラインは、ブレグジットショック当日の値動きにフィボナッチリトレースメントをあてたものです。上下のヒゲの先を100%としていますが、現在は38.2%戻し近辺で推移しています。戻りとしてはやや浅い感じですが、戻り売りが入ってもおかしくない水準ではあります。
114代での買いは高値掴みになってしまう懸念もあるように思われますので、買いを入れる場合は中途半端な位置で入らないように注意して行きたいと思います。
サポートラインの候補としては、昨日の急落で付けた113.30アラウンドを中心にマークしつつ、113.761~113.885近辺の支持帯がサポートとしての力を失っていないかどうかに注目して行きたいと考えています。
それでは、本日も頑張りましょう!