米雇用統計~本邦参議院議員選挙のイベント通過~ユーロ/円~2016年07月08日振り返り
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上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年07月08日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
始値:111.440
終値:111.023
高値:111.847
安値:110.853
-41.7pips(高値から安値:99.4pips)
ユーロ/円の値動きの解説
先週末金曜日のユーロ円の値動きは、東京時間序盤は上昇したもののその後は戻り売りが優勢な流れとなりました。
先週末金曜日は、米雇用統計の発表が行われ、昨日は本邦参議院議員選挙が行われましたので、予定通り様子見、エントリーはしませんでした。
■米雇用統計の結果
6月失業率・・・前回:4.7% 予想:4.8% 結果:4.9%
6月非農業部門雇用者数・・・前回:3.8万人 予想:18.0万人 結果:28.7万人
失業率は悪化、非農業部門雇用者数は予想の18.0万人を大きく上回る28.7万人と言う結果でした。
上の画像は、ドル円1時間足です。チャート画像白い楕円で囲った部分が雇用統計発表前後の値動きとなりますが、非常に荒っぽい値動きでした。まず、発表直後に急騰し、101.266を付けましたが、一転して急落、99.977を付けると再度反転上昇して、100.873迄戻し、最終的に100.444で引けています。
極論すれば、発表前にショートのポジションを持っていても、ロングのポジションを持っていても勝つチャンスはあった値動きという事になりますが、それは結果論なので、発表前からポジションを持って発表後の値動きに賭けるようなトレードは慎みましょう。毎月、この時期になると同じような事を書いていますが、勝つにしろ、負けるにしろそのようなポジションメイクはトレードとは言えないと思います。
決裁したポジション・保有中のポジション
決裁したポジション・・・無し
保有中のポジション・・・無し
日足の分析と今日の方針など
上の画像はユーロ円日足チャートです。
【日足のレジスタンスライン候補】
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
118.562
116.991
114.561
111.663
【日足のサポートライン候補】
109.474
これまで、サポートライン候補として考えていた111.663を下抜けています。111.663が日足のレベルで見て、レジスタンスラインとしての力を持つかどうかに注目してい行きたいと思います。
基本的な方針としては、本日については売り目線で、上がった所は戻り売りの方針でいます。本日、111.663より上で引けるような事があれば、ダブルボトム形成と見て、買い目線への移行も含めて検討したいと思います。
戻り売りの候補地点としては、本日が111.663より下で引けるという読みとして考えた場合、111.663より上から売りたいので、戻り売りの候補地点としては以下のプライスに注目してみたいと思います。
112.000・・・キリ番。7/7明け方から7/8安値までの下落に対する61.8%戻し付近
112.101~112.141・・・7/7の戻り高値
112.597・・・7/6戻り高値
上記のプライスまで上昇してくる局面があれば、プライスアクションを見ながら、エントリーポイントを探って行きたいと思います。また、1時間足レベルで見て112.597のラインをすっぽ抜けてしまうなら今日は様子見で良いかと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!