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夏休みだから?環境認識を重点的に~2016年08月11日エントリーポイントの解説~

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ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160811

上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のユーロ円は、日中レンジでの推移でNY時間、寝てしまってからレンジをブレイクする形になりました。本日は、環境認識を重点的に書いていきたいと思います。

少し長い期間の値動きを見て頂きたかったので、普段よりも縮尺が小さい画像を用意しました。ロウソク足一本一本は見にくいかも知れませんが、波形に注目して見て頂ければと思います。

ユーロ/円は、7月の下旬から高値・安値共に切り下げる下落トレンドを形成してきました。余談ですが、チャートの画像をエリオット波動理論に沿う形で引く事も出来るのですが、あえてそのようにはしませんでした。

若干、話が横道に逸れましたが、8月に入ってから高値・安値共に切り下げる流れに変化が生じてきている事が分かると思います。

まず、『高値B』が微妙に『高値A』を上回り、『高値を切り下げる』流れを崩しています。更に『安値B』が『安値A』を明確に上回り、『安値を切り下げる』流れを崩しています。

昨日の引けにかけて、『高値B』の上抜けを試す展開となっていましたが、この記事を書いている今現在の時点では、上抜け出来ずに押し局面に入りつつあります。

高値・安値共に切り上がっている状態ですので、厳密に言えば上昇トレンドという事になってしまうわけですが、『高値B』が『高値A』を申し訳程度に切り上げているので、自信を持って上目線に切り替わったと言えないような状況になっていると思いますが、上目線に切り替わる為には『高値B』を明確に上抜ける事が必要となります。そういった意味で、『113.608』と言うプライスは、非常に重要なプライスとなります。

現状では、上目線とも下目線とも言えない状態で、どちらかと言えば逆張り有利な環境です。今は夏休みの最中と言う方も多数いらっしゃると思いますが、無理に参加せず、夏休みが明けて方向感が出てから入って行っても良いかと思います。

ドル/円の解説

ドル円1時間足

上の画像は、ドル/円1時間足チャートです。昨日のドル/円は、日中レンジでの推移でNY時間、寝てしまってからレンジをブレイクする形になりました。本日は、環境認識を重点的に書いていきたいと思います。

少し長い期間の値動きを見て頂きたかったので、普段よりも縮尺が小さい画像を用意しました。ロウソク足一本一本は見にくいかも知れませんが、波形に注目して見て頂ければと思います。

ドル/円は、7月の下旬から高値・安値共に切り下げる下落トレンドを形成してきましたが、8月に入って、その流れに変化が見られます。

まず、高値『B』が『高値A』とほぼ同じようなプライスとなり、高値を切り下げる流れに変化が見られます。また、『安値B』が『安値A』を明確に切り上げ、安値を切り下げる流れを崩しています。

現状では、上目線とも下目線とも言えない状態と言えますが、102.597を上抜けて行くような事があれば、上目線へ目線を変えて行く必要性が生じます。逆に100.742を下抜くような事があれば、再度下目線という事になってきます。

基本的には、100.742~102.597のレンジと考えて良いかと思います。レンジと言っても180pips程の値幅のあるレンジですので、トレードのやりようはあるわけですが、このレンジの中でトレードをしているという認識は必要です。特に8月に入ってから思うように勝てていないというような方は、上目線でも下目線でもないという環境の中で、中途半端な位置で入ってやられているという公算が高いと思われますので、『俯瞰すればトレンドレス』という認識を持っておく必要性があります。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足

上の画像は、ユーロ/ドル1時間足チャートです。少し長い期間の値動きを見て頂きたかったので、普段よりも縮尺が小さい画像を用意しました。ロウソク足一本一本は見にくいかも知れませんが、波形に注目して見て頂ければと思います。

ユーロドルは、7月下旬から8月頭にかけて上昇トレンドを形成してきましたが、8月に入ってから反落する形となりました。しかしながら、ここへきて再度、安値・高値共に切り上げる流れとなっています。俯瞰すれば、7月下旬からの上げに対して8月の頭から8月5日頃にかけて押しが入り、現在、押し目買いが入っている状況と見る事が出来ます。

基本的には、押し目買い方針で、買い場を探していくという事で良いように思われます。サポレジを見ながら、ユーロ買いあるいはドル売りが強まるようなタイミングを見計らって入って行くと良いように思われます。

本日について

本日は、エントリーポイントの解説はナシ(昨日寝てしまってノーエントリーだったという事もありますが・・・)となってしまいましたが、エントリーをする上でのテクニックよりも、大きな流れの中で、目線を決めて行く事の方が遥かに重要ですので、今日は環境認識に絞って記事を書きました。極端な話、エントリーのテクニックよりも、環境認識の技術を突き詰めて行く方がFXで勝つ事の近道となりますので、日々、これをやった上で相場に向き合う事が大切です。