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決め付けずにチャートに現れた事実を素直に受け入れる~2016年10月13日の為替相場解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20161014-01

ドル/円の環境認識

ピンク色のラインで引いた上昇の波形の方波が継続している状況にあります。

『高値LA1』を付けた後、一旦、調整の流れに入るかのような値動きを見せましたが、チャート画像白い楕円の部分において上昇の流れに復帰しています。

しかしながら、白い楕円の部分の上昇の流れが推進波ではなく調整波で、ここから再度調整・下落の流れに突入して行くという事も考えられなくはありませんので、決め付けは禁物です。決め付けずにチャートに現れた事実を素直に見て行く姿勢が重要です。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161014-02

昨日のドル/円は下落となりました。細かく見て行くと東京時間に下落して、戻りを試したのですが、『高値SA1』迄しか戻せず、逆に戻り売りが入って直近安値を下抜き、短期的には下落の波形になっています。

中期の波形(オレンジのラインで引いた波形)の形状は、まだ下向きになったわけではありませので、完全に下目線になるには時期尚早と言えますので、様子見推奨の相場であったかと思いますが、本日以降、中期波形の方向性が反転してくるような事があれば、目線を切り替えていく必要性が出てきます。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20161014-01

ユーロ/円の環境認識

引き続き、ピンク色のラインで描いた長期波形の方波に対する押し局面進行中と言った形状となっています。

オレンジ色のラインで描いた中期波形がダブルボトムになりつつある状況になってきています。中期波形がダブルボトムになって行くようであれば、長期波形の押しを捉える格好になりますので、長期で保有して行くポジションを建てるチャンスという事にもなってきますので、値動きに注目して行きたいと思います。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161014-02

チャート画像白い楕円の部分において、ダブルトップを形成して下落する形になりました。下落の勢いが強く、ネックラインを勢いよく破ってしまったので、入るとすれば飛び乗りしかなかったような感じになっています。高い所で売れなかった場合には、無理にトレードしなくても良かったかと思います。

下落して行ったものの中期波形の直近安値レベルである『114.074』のラインでサポートされ、紫色で引いた短期波形の直近高値を上抜き、短期波形の方向性に変化が生じています。

ユーロ/円解説の冒頭で書いたように中期波形がダブルボトムを形成しつつある状況にあり、ショートのポジションを持っている人は手仕舞った方が良いような状態になりつつあります。

短期波形が上向きになってくるようであれば、打診買いをしても良い状態になってきていますので、注意深く波形を見て行きたいと思います。

ユーロ/ドルの解説

EURUSDH120161014-01.png

ユーロ/ドルの環境認識

この所の下落は戻りを認識できないような下落だったので、短期波形=中期波形となってしまう可能性も有るような波形となっています。無理に波形を分解するという手もあると言えばあるのですが、とりあえず、この状態で波形を認識しておいて、何か気付くところがあれば修正をして行こうかと思います。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足20161014-02

昨日は、欧州時間以降、上げる形になりました。直近の下落に対する戻りと言う感じですが、波形が折り返して行く事があるのかどうか注目して見て行きたいと思います。