日米首脳会談待ちで神経質な値動き
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昨日は、特段大きな材料は出ませんでした。
日米首脳会談を控えてドルを買い切れないという流れになっていますが、イベント待ちの相場なので通過を待つしかないという状況になってきています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:112.365
高値:112.536
安値:111.625
終値:111.919
-44.6pips(高値から安値:91.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
111.699
チャート画像青い点線
中期下落トレンドの直近安値。
112.241~113.151
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
2月8日のドル円相場は、日米首脳会談待ちと言う状況の中で、『111.699のサポートライン』~『112.241~113.151の抵抗帯の下辺の少し上位』の間での推移となりました。
イベント警戒感から、買い切れず・売り切れずと言った状況ですが、イベント待ちの状況ですので、イベント通過を待って方向感を見極めていくという事で良いかと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:120.044
高値:120.090
安値:119.315
終値:119.727
-31.7pips(高値から安値:77.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
120.161~120.654
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
121.227~122.429
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
2月8日のユーロ円相場は、下向きのバイアスが掛かった値動きとなりましたが、119前半では買いの意欲も見られた展開となりました。
今週に入って、フランスのユーロ脱退懸念とかギリシャのデフォルト問題の再燃などと言ったリスク要因が浮上してきていますが、まだ火を噴くと言う所まではいっておらず、これらのユーロ発のリスク要因は今年のどこかで顕在化してくるような気がします。
今すぐにどうこうと言ったものではありませんが、頭の片隅に置いておく必要はあろうかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.06825
高値:1.07132
安値:1.06398
終値:1.06973
+14.8pips(高値から安値:73.4pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.06844~1.06265
チャート画像青い点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.07120~1.07498
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
2月8日のユーロドル相場は、ソコソコ値幅はありましたが、終わってみれば寄り付きとあまり変わらないレベルで引けています。
抵抗帯と支持帯に挟まれた感じのレベルでの値動きとなっていますので、どちらへ抜けて行くかを見て行くという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
05:00 【ニュージーランド】 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
06:45 【ニュージーランド】 12月住宅建設許可件数(前月比)
08:50 【日本】 12月機械受注(前月比)
08:50 【日本】 1月マネーストックM2(前年同月比)
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
15:45 【スイス】 1月失業率
22:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数
22:30 【カナダ】 12月新築住宅価格指数(前月比)
24:00 【米国】 12月卸売在庫(前月比)
27:30 【英国】 カー二ー英中銀(BOE)総裁、発言
本日は注目度の高い経済指標の発表はありません。明日未明にカーニー総裁の発言等が予定されていますが、基本的には明日の日米首脳会談を待つという事で良いかと思います。