FXで何やっても勝てなくて、やったコト

フランス大統領選第1回投票迫る~リスクを落として良い週末を~

更新日時:

4月20日の為替市場では、仏大統領選に関する最新の世論調査やムニューシン米財務長官の発言等が材料視されました。

ドル円↑ユーロ円↑ユーロドル→と言ったような絵動きでしたので、円安傾向の一日であったと言えようかと思います。

調査会社ハリスが公表した仏大統領選に関する最新の世論調査によると、第1回投票の支持率は・・・

マクロン氏(中同系独立候補)・・・25%(前回調査から1%上昇)

ルペン氏(極右政党・国民戦線)・・・22%(前回調査から変わらず)

フィヨン氏(元首相、右派候補)・・・19%(前回調査から1%低下)

メランション氏(急進左派)・・・19%(前回調査から変わらず)

と言う結果となっています。マクロン氏優勢と言う結果となっており、市場にはやや安心感が広がっていますが、逆に言えば、安心感が広がってきつつあるからこそ、ルペン氏が勝った場合のショックも大きいという事も言えますので、引き続き警戒が必要です。

4月23日にフランス大統領選の第1回投票を迎える事になりますので、今週末はポジションを落として来週を迎えたい所です。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年04月21日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:108.854

高値:109.481

安値:108.712

終値:109.301

+62.7pips(高値から安値:76.9pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

108.186

チャート画像青の点線

短期トレンドの直近安値。

108.362~108.580

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

108.398~109.122

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

108.749~10.279

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月20日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

108.785~109.041

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

108.918~109.082

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月20日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

109.412~109.820

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯

110.165

チャート画像緑の点線

中期下落トレンドの安値のラインでしたが、4月11日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

110.244~110.757

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、4月11日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

110.286

チャート画像緑の点線

中期下落トレンドの直近安値のラインでしたが、4月11日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

111.254~111.516

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯

111.468

チャート画像ピンクの点線

中期トレンドの高値。

111.746~112.487

チャート画像緑の実線のボックス

中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

112.105

チャート画像ピンクの点線

中期トレンドの直近高値。

4月20日のドル円相場は、上昇の流れでの推移となりました。109代に乗せてクローズしています。

4月10~4月17日にかけての下落トレンドのラス戻り高値『109.279(チャート画像Aの赤丸)』を上抜いており、4月10~4月17日にかけての下落トレンドの流れを崩しています。

しかし、その上にはすぐ『109.412~109.820』の抵抗帯が存在しており、昨日については同抵抗帯で頭を抑えられた(チャート画像白い楕円の部分)格好になっています。

チャートを俯瞰すれば、4月10~4月17日の下落に対する戻り局面と見る事も出来、積極的に買うというよりは、戻り売りに警戒しながら買って行くという事になりそうです。

110近辺のサポートラインを下抜いて事で、中期トレンド(オレンジ色のラインで描いた波)が下落トレンドとなっていますので、110近辺まで上昇するような事があれば、戻り売りを仕掛けてくる参加者も出てこようかと思いますので、警戒が必要です。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年04月21日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:116.591

高値:117.807

安値:116.522

終値:117.145

+55.4pips(高値から安値:128.5pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

114.902

チャート画像青の点線

短期トレンドの直近安値。

116.011~116.463

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月19日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

116.517~116.874

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

117.042~117.395

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月19日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

117.213~117.439

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、4月20日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

117.422~118.756

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯

117.490~118.053

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

118.685~118.985

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

4月20日のユーロ円相場は、上昇の流れでの推移となりました。一時『117.807』迄上昇、118を窺う勢いでしたが、NY時間~引けにかけて反落、117代前半で引けています。

チャートを俯瞰すれば、白い楕円で囲った期間、短期トレンド(青いラインで描いた波形)は、高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状を形成してきましたが、昨日終盤の値動き(チャート画像赤い丸の部分)によって、その形を崩しています。

細かい部分ではあるのですが、ロングのポジションを持っている場合には、利食いを検討しても良い状態と言えます。

新規のショートのエントリーについても、即ショートと言う事でもイイのかなと言う気もしますが、慎重に行くのであれば、短期トレンドの波形が『高値・安値切り下げ』の形状を形成した事が確認出来たらと言う事でも良いかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足2017年04月21日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.07105

高値:1.07768

安値:1.07081

終値:1.07158

+5.3pips(高値から安値:68.7pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.05739~1.05929

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.05747

チャート画像青の点線

中期トレンドの直近安値。

1.05835~1.06041

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.05926~1.06278

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.06388~1.06626

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.06412~1.06797

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月18日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

1.06700~1.06968

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月18日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

1.07085~1.07368

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月30日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

1.07042~1.07334

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.07451~1.07653

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.07451~1.07709

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

4月20日のユーロドル相場は、寄り付き~欧州時間にかけて上昇、一時『1.07768』を付ける場面もありましたが、NY時間~引けにかけて反落、ほぼイッテコイ的な値動きとなってクローズしています。

チャート画像白い楕円の部分において、右の山がやや低い感じのダブルトップを形成、そのままネックラインを下抜いています。

しかし、直近の短期上昇トレンドのラス押し安値(チャート画像赤い縁の部分)を下抜くという所には至っておらず、目線を完全に切り替えるには時期尚早と言う状況にあります。

当面、直近の短期上昇トレンドのラス押し安値(チャート画像赤い縁の部分)を下抜くかどうかを注視しながら、短期トレンド(青いラインで描いた波)の形状と方向性を注意深く見て行くという事になりそうです。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

13:30 【日本】 2月第三次産業活動指数(前月比)

17:00 【ユーロ】 4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

17:00 【ユーロ】 2月経常収支

17:00 【ユーロ】 4月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)

17:30 【英国】 3月小売売上高指数(前月比)

21:30 【カナダ】 3月消費者物価指数(CPI)(前月比)

21:30 【カナダ】 3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

23:00 【米国】 3月中古住宅販売件数(年率換算件数)

23:00 【米国】 3月中古住宅販売件数(前月比)