フランス大統領選挙はマクロン氏とルペン氏の決選投票へ!
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4月23日にフランスの大統領選挙の第1回投票が実施されました。投票終了直後の出口調査によるとエマニュエル・マクロン前経済相(中道系独立候補)とマリーヌ・ルペン候補(極右政党・国民戦線党首)が5月7日の決選投票に進む見通しとなりました。
市場は、急進左派のメランション候補と極右ルペン候補による決選投票となることを市場は懸念していたという事もあり、ユーロは急騰しての寄り付きとなっています。
マクロン氏は、穏やかな規制緩和路線や、財政健全化を政策として掲げており、EU残留の方針。対するルペン氏は、減税や社会保障の拡充、さらに欧州連合(EU)からの離脱を訴えており、ルペン氏が勝つような事があるとユーロは大暴落の危険性をはらんでいます。
決選投票ですが、フィヨン候補が会見で今後はマクロン候補を支持すると表明しており、今の所、マクロン氏有利な情勢となっています。
ルペン候補が勝つ可能性は低いと言えますが、低いからこそ、勝った時のサプライズ度も大きいわけで、奇跡的な何事かが起こってルペン候補が勝利した際は、ブレグジットショックの時のような大暴落が起こる可能性があり、油断せずに情勢を観察して行く必要があります。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:109.301
高値:109.415
安値:108.874
終値:109.041
-26.0pips(高値から安値:54.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
108.186
チャート画像青の点線
短期トレンドの直近安値。
108.362~108.580
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
108.398~109.122
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯
108.749~10.279
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月20日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
108.785~109.041
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
108.918~109.082
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月20日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
108.976~109.408
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
109.412~109.820
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
110.165
チャート画像緑の点線
中期下落トレンドの安値のラインでしたが、4月11日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
110.244~110.757
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、4月11日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
110.286
チャート画像緑の点線
中期下落トレンドの直近安値のラインでしたが、4月11日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
111.254~111.516
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
111.468
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの高値。
111.746~112.487
チャート画像緑の実線のボックス
中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
112.105
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
4月21日のドル円相場は、109円を挟んでの値動きとなりました。やや値を下げてクローズしましたが、辛うじて109代で引けています。
土日にフランス大統領選挙の第1回投票を控えている状況でしたので、ポジション調整の1日だったという事になりますが、トレードをするとしても短期売買をして、クローズ迄にはエグジットしておくという事であったかと思います。
さて、本日ですが、大きく窓を開けて寄り付く形となっています。
4月21日終値・・・109.041
4月24日始値・・・110.581
という事で、154pips程窓が開いた形になっています。
選挙の結果がどっちになるのか?と言う事は事前に分からず、その結果に賭けてポジションを仕込んでおく事は運否天賦ですので、勝ったとしても負けたとしてもその結果に過ぎないと言える訳ですが、ギャンブルではなく『投資』をするのであれば、運否天賦にかけるトレードは厳に慎まなければなりません。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:117.121
高値:117.295
安値:116.456
終値:116.962
-15.9pips(高値から安値:83.9pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
114.902
チャート画像青の点線
短期トレンドの直近安値。
116.011~116.463
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月19日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
116.517~116.874
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
117.422~118.756
チャート画像緑の実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
117.490~118.053
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
118.685~118.985
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
119.160~119.766
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
119.533~120.354
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.745~121.693
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
4月21日のユーロ円相場は、117を跨いでの値動きとなりました。やや下落して引ける形となり、117を割り込んで引けています。
短期売買をするのであれば、短期トレンドのラス押し安値を下抜いて、戻ってきたタイミング(チャート画像白い楕円の部分)でのショートが考えられました。前提として、土日にフランスの大統領選挙第1回投票が控えていた為、クローズ迄にはエグジットするという前提条件が付きますが、波形からすると入り易い形状であったという事は出来ます。
こういう所でトレードをするかどうかは一種の価値観の問題で、休んでしまっても全然問題ないわけですが、ただ一つ絶対に守らなければならない事は、『大きなイベントにポジションを持ったまま臨む事はしない』と言う事で、こういった所でショートしたとしても、クローズ迄には利食ってリスクを落としておく必要があります。
本日ですが、大きく窓を開けて寄り付いています。
4月21日終値・・・116.962
4月24日始値・・・120.751
378.9pipsもの窓を開けています。非常に大きな窓が開いた形となりましたが、朝起きたら追証とか朝起きたら強制ロスカットと言う事もありえます。投資家であれば、大イベントでのギャンブルは厳に慎まなければなりませんが、『俺は投資家じゃねーぜ!ギャンブラーだぜo( *`ω´)o』と言う人は、せめて、海外FXの口座を開設して、無くしても良いお金だけを入れてギャンブルをする等しましょう。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.07156
高値:1.07372
安値:1.06815
終値:1.07235
+7.9pips(高値から安値:55.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.05747
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
1.05739~1.05929
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.05835~1.06041
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.05926~1.06278
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.06388~1.06626
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.06412~1.06797
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月18日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.06700~1.06968
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月18日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.07451~1.07653
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.07451~1.07709
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.08515~1.08674
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、4月24日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.08933
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
4月21日のユーロドル相場は、1.07を跨いでの値動きとなりました。始値とそれほど変わらないレベルで引けています。
本日ですが、大きく窓を開けて寄り付いています。
4月21日終値・・・1.07235
4月24日始値・・・1.09190
195.5pips程、窓が開いて寄り付いた形となっており、チャートの形状としても、中期トレンドの直近高値ラインであった『1.08933』を上抜いて寄り付いています。ちなみに本日の窓開けで付いた高値は年初来高値と言う事になります。
今年の欧州は選挙イヤーであり、フランス大統領選以外でも大きな選挙が沢山あります。
こういった大きな窓開けや急騰・急落が何度も起こる可能性がありますが、選挙と言うのは天変地異などと違って前もって予定が分かっているイベントですので、イベント前にリスクを落とし、致命的な損失を被らないようにして行く事が非常に重要です。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
14:00 【日本】 2月景気先行指数(CI)・改定値
14:00 【日本】 2月景気一致指数(CI)・改定値
21:30 【カナダ】 2月卸売売上高(前月比)