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フランス大統領選挙は順当な結果でバイザルーマーセルザファクト的値動きに

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昨日は、フランス大統領選挙においてマクロン候補有利との情勢が伝わる中、主要3通貨ペアとも窓開けスタートとなりましたが、マクロン候補有利と言う事はかなり織り込まれていた事もあって、ユーロ円・ユーロドル等はユーロ買いとはならず、むしろユーロ売りの方向での推移となりました。

いわゆるバイザルーマーセルザファクトと言う事なわけですが、マクロン候補勝利はサプライズ的出来事ではなく、フランス大統領選挙については順当な所に落ち着いたという事になろうかと思われます。

欧州では、6月8日に英国で総選挙が予定されており、市場の関心は徐々にそちらへ向いて行くと思いますが、今の所、メイ首相率いる与党保守党の支持率が47%となり、最大野党・労働党に対し、17%リードする情勢となっているようです。

こちらは投票まで約1か月あり、まだどうなるか分かりませんが、情勢を注意深く見守っていく必要がありそうです。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年05月09日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:112.939

高値:113.286

安値:112.389

終値:113.243

+30.4pips(高値から安値:89.7pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

109.623~110.581

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

111.034~111.699

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

111.242~111.567

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

111.569~111.833

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

111.960~112.229

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

112.105

チャート画像緑の点線

中期下落トレンドの旧レジスタンスライン。サポレジ転換の可能性アリ。

112.207~112.968

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

112.348~112.595

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.471~112.741

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

112.508~112.939

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

113.001~113.449

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯

5月08日のドル円相場は、窓を開けて寄り付き東京~欧州時間にかけて窓を埋める形で下落しましたが、NY時間に入ると一転して反発、113代に乗せてクローズしています。

中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、安値・高値切り上げの状態にあり、ダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。

先週末の時点で既に短期下落トレンドのラス戻り高値(チャート画像『H1』)を上抜けており、短期下落トレンドを崩している状況にありました。

昨日に関しては、買い場を探すという状況にありましたが、短期上昇トレンドの支持帯『112.471~112.741』の下辺で長い下髭を出し、切り返して行った辺り(チャート画像白い楕円の部分)でのエントリーが考えられたかと思います。

昨日の値動きによって、中期上昇トレンドの直近高値を上抜き、中期上昇トレンドが継続している状況になっています。

中期上昇トレンドのラス押し安値~直近高値を含む支持帯は『112.207~112.968』の支持帯となりますが、同支持帯の中にもいくつかの支持帯が入れ子になっています。下落してくるような事があれば、入れ子になっている支持帯を含めた支持帯群の重なりを見ながら、買うチャンスを探していくと言う事になりそうです。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年05月09日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:124.457

高値:124.495

安値:122.973

終値:123.703

-75.4pips(高値から安値:152.2pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

119.016~120.751

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

120.689~121.919

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

121.063~121.474

チャート画像緑の点線のボックス

4月26日~4月27日にかけて形成されていたレンジ。

121.346~121.940

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

122.234~122.499

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

122.250~122.565

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

122.865

チャート画像緑の点線

中期下落トレンドの旧レジスタンスライン。サポレジ転換の可能性アリ。

122.978~123.602

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

123.524~124.000

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

124.457

チャート画像ピンクの点線

中期上昇トレンドの高値ライン。

5月8日のユーロ円相場は、窓を開けて寄り付きましたが、寄り付き~欧州時間にかけて軟調な値動きで推移し、NY時間から反発して引けています。結果的には寄り付きの高値 ≒ 昨日の高値と言うような値動きとなりました。

中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、安値・高値切り上げの状態にあり、ダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。

直近の短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)は『122.978~123.602』の支持帯と『123.524~124.000』の抵抗帯が接するような形で存在しており、2つの波が衝突する形になっています。

昨日の値動きは、短期上昇トレンド(ブルーのラインで描いた波)のラス押し安値(チャート画像L1の安値)のラインで反発した形になっていますが、上記の内容を理解した上で、いくつかロングのエントリーを検討できるポイントがありました。

まず一つ目のエントリーポイントは、『122.978』で逆張りのロングをするエントリーとなります。

このポイントでのエントリーは、文字通りの逆張りで、中期トレンドが上昇トレンドにある事と短期上昇トレンドのラス押し安値『122.978』の強さを信じて買って行く形となります。昨日の場合は、この逆張りは正解だったという事になりますが、失敗する可能性もあったわけですので、ココでのエントリーをする場合には、損切りタイト目推奨となります。

次に二つ目のエントリーポイントは、チャート画像『EP2』でのロングになります。

『EP2』でのロングは、直近の短期下落トレンドに対して引いたトレンドラインを上方にブレイクしたタイミングで買って行くエントリーとなります。

このポイントでのエントリーは、中期トレンドが上昇トレンドにあるという前提の中で、短期トレンドが下落トレンドとなり、その短期下落トレンドのトレンドラインを崩したタイミングでのエントリーとなります。

現段階では、このエントリーが成功するか失敗するかは何とも言えませんが、注意しておかなければならない点として、短期下落トレンドのラス戻り高値ライン『124.00』が控えており、このラインはラウンドナンバーでもある事から、上抜けに失敗する可能性もあるという事を頭にいれながら、抜けないようであれば逃げるという準備をしておく事が重要です。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足チャート2017年05月09日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.10192

高値:1.10213

安値:1.09155

終値:1.09226

-96.6pips(高値から安値:105.8pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.08373~1.09190

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.08541

チャート画像青の点線

短期トレンドの高値。

1.09563~1.09840

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.09641~1.09935

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

5月8日のユーロドル相場は、窓を開けて寄り付きましたが、終日軟調な値動きで結果的には寄り付きの高値 ≒ 昨日の高値と言うような値動きとなりました。

この所のユーロドルは、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)の波形がグダグダで、波をどう描くか悩んでしまうような感じであったのですが、先週末の値動きによって短期トレンドが上昇トレンドの形状となっていたのですが、昨日の値動きによって、短期トレンドが下落トレンドの形状となった上、直近の短期上昇トレンドのラス押し安値を下抜いており、短期トレンドの方向性に変化が生じています。

昨日に関しては、中期上昇トレンドの支持帯『1.08373~1.09190』の上辺近辺で長めの下ヒゲが出た形になっています。

冒頭で書いたように直近の値動きがグダグダな感じではありますので、ユーロドルに関しては無理にトレードをしなくても良い状態にあろうかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

09:00 【日本】 3月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)

10:30 【オーストラリア】 3月小売売上高(前月比)

14:45 【スイス】 4月失業率

21:30 【カナダ】 3月住宅建設許可件数(前月比)

23:00 【米国】 3月卸売在庫(前月比)