アメリカの政情不安がドル圧迫も市場は次のテーマを探している
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8月1日の為替市場は、コレと言う材料は出ませんでしたが、終値ベースで見ればややユーロ売りと言う結果となりました。
アメリカの政情不安からくるFRBの利上げ見通しの不透明感というモノは背景にありますが、その事がいつまでもドルを圧迫するという事もないわけで、市場は常に次のテーマを探していますので、そういった要因を頭に入れておく事は有意義な事ではありますが、あまりにもそれに捉われ過ぎても投資判断を誤りますので、あまり考えすぎず値動きを見てそれに従うという事で良いかと思います。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:110.245
高値:110.582
安値:109.911
終値:110.350
+10.5pips(高値から安値:67.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.398~110.650
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
110.670~111.377
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.699~112.145
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.874~111.626
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.953~111.308
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
111.613~112.342
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
111.747~112.009
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
111.826~112.843
緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
112.104~112.590
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
112.302~112.798
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
8月1日のドル円相場は上下に振らされる展開となりましたが、終わってみれば寄り付きとほぼ変わらないレベルで引けています。
昨日に関しては、エントリーを検討すべきポイントはありませんでした。
本日寄り付きの時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの状態にあります。
今週金曜日には米雇用統計が予定されていますので、上の方から売っている人はそれまでにエグジットしておくという事で良いかと思います。
雇用統計を通過するとトレーダーが夏季休暇に入って夏枯れになってきそうな感じがしますが、過去にはチャイナショックのような大きな変動が起きた事もありますので、ポジションを持ったまま休暇に入る場合には損切りの注文だけは入れてから休暇に入るようにしましょう。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:130.548
高値:130.586
安値:129.827
終値:130.218
-33.0pips(高値から安値:75.9pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
127.567~128.647
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
127.965~128.326
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
128.039~128.940
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
128.620~129.629
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
128.863~129.233
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
129.433~129.700
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
129.594~129.959
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
130.550
ピンクの点線。
中期上昇トレンドの高値。
8月1日のユーロ円相場は、乱高下の展開となりました。上げ切らず・下げ切らず・・・という表現がぴったりの値動きでしたが、終わってみれば130円代をキープして引けています。
昨日に関しては、エントリーを検討すべきポイントはありませんでした。
ダブルボトムを形成して上昇、ダブルトップを形成して下落、ダブルボトムのネックラインに当たって再上昇・・・と言う値動きになっていますが、短期トレンドの波形がサポレジとしてあまり機能しておらず、短期的な視点としては、下は『129.594』のライン上は『130.550』のラインがサポレジとして機能しており、ざっくりと『129.594~130.550』のレンジの中での推移と考えるという事で良いかと思います。
ただ、レンジを脱しても上下にはまだサポレジがある為、レンジをブレイクしても新しい方向性が見えるか?と言うと少し微妙な部分もあります。
本日寄り付き時点では、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性は無い状態にあります。
新たな方向性が見えるまで触らない・・・と言う事がベストアンサーと言う事になろうかと思われますが、次の方向性が上であれ下であれ、それを予想する事にあまり意味はないと思いますので、次の方向性が出るまでは予断を持たずに経過を観察して行くだけで良いと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.18409
高値:1.18434
安値:1.17843
終値:1.18005
-40.4pips(高値から安値:59.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.14399~1.14733
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.14842~1.15800
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.16224~1.16962
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.16542~1.17554
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.17240~1.17610
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
8月1日のユーロドル相場は、NY時間に乱高下する場面はあったもののほぼ終日にわたって下落基調の推移となりました。
昨日については、エントリーを検討すべきポイントはありませんでした。
本日寄り付きの時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。
今週金曜日には米雇用統計が予定されていますので、下の方から買っている人はそれまでにエグジットしておくという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【英国】 英中銀金融政策委員会(MPC)1日目
07:45 【ニュージーランド】 4-6月期四半期失業率
08:50 【日本】 7月マネタリーベース(前年同月比)
10:30 【オーストラリア】 6月住宅建設許可件数 (前月比)
14:00 【日本】 7月消費者態度指数・一般世帯
14:45 【スイス】 7月スイスSECO消費者信頼感指数
16:15 【スイス】 6月実質小売売上高(前年同月比)
16:30 【スイス】 7月SVME購買部協会景気指数
17:30 【英国】 7月建設業購買担当者景気指数(PMI)
18:00 【ユーロ】 6月卸売物価指数(PPI)(前月比)
18:00 【ユーロ】 6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
20:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:15 【米国】 7月ADP雇用統計(前月比)