ブラード米セントルイス連銀総裁発言も夏枯れで材料視されず。
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8月7日の為替市場は全体に小動きとなりました。
徐々に夏枯れになってきており、材料難と言うのもありますが、休暇に入るトレーダーも増えてくると思いますので、休むも相場と言う事でお休みを取ってしまっても良いかと思います。
昨日に関しては、あまり材料視されませんでしたが、ブラード米セントルイス連銀総裁が『最近のデータでインフレ率の目標達成に疑問』・『最近のインフレデータは予想外に低い』・『バランスシート縮小が市場に大きな影響を与えるとは見込まず』などと発言しています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:110.711
高値:110.912
安値:110.638
終値:110.729
+1.8pips(高値から安値:27.4pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.104~110.891
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.365~110.782
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.670~111.377
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.699~112.145
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.874~111.626
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.953~111.308
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
111.613~112.342
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
111.747~112.009
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
8月7日のドル円相場は方向感の無い値動きとなりました。日通しの安値~高値までの値幅が27.4pipsしかなく、終値ベースで見ても寄り引け同時線のような形状となっています。
昨日については値幅が無さすぎでトレードのやりようが無かった1日と言って良いかと思います。
本日寄り付き時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は下落トレンドの形状を崩しておらず、中期下落トレンドのラス戻り高値ライン近辺での揉み合いになっています。
揉み合いをどちらに脱するかを見て行くという事になろうかと思いますが、上に抜けた場合には中期下落トレンドの形状を崩すという事とほぼイコールな感じですので、注目しておく必要性があります。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:130.349
高値:130.859
安値:130.286
終値:130.608
+25.9pips(高値から安値:57.3pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
128.620~129.629
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
128.863~129.233
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
129.433~129.700
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
129.594~129.959
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
130.058~130.548
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
130.533~131.007
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
130.838~131.288
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
8月7日のユーロ円相場は上昇傾向での推移となりましたが、値幅自体はそれほど大きくない感じの値動きになっています。
本日寄り付き時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性は無く、白い楕円で囲った中期トレンドの方波の中での値動きとなっています。
中期トレンドの方波の中で売りが入りそうなプライス・買いが入りそうなプライスの目星を付けて行く事ができますが、トレードをする時は買いなら売りが入りそうなプライスが近くにないポイント、売りなら買いが入りそうなポイントが近くにないポイントを選ぶという事が勝つ秘訣であり、特に短期売買においてはそれを考える事が非常に重要であり、その事がチャートを分析するという事なわけですが、逆張りのウマい人というのは裏を返せば売り・買いが入りそうなポイントを特定するのがウマい人であり、リスクリワードを考えて合理性のあるポイントで入ればトータルで勝てるという事を知っている人と言えます。
水平線と波形は密接な関係にありますが、波を描く事の最終的な目的は水平線を引いて買いが入りそうなポイント・売りが入りそうなポイントを炙り出す事であり、波形を用いるトレードいわゆる波動理論と言うのもその肉付でしかないとも言えます。
波形や目線、その他色々な事を考えすぎて頭が混乱しているという人は、まずはシンプルに水平線を引いてみて、隙間を狙って行く事を考えてみるとチャートがスッキリ見る事が出来るようになると思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.17717
高値:1.18133
安値:1.17691
終値:1.17942
+22.5pips(高値から安値:44.2pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.16224~1.16962
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.16542~1.17554
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.17240~1.17610
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.17976~1.18409
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.18239~1.18539
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.18351~1.18841
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
8月7日のユーロドル相場は上昇傾向での推移となりましたが、値幅自体はそれほど大きくない感じの値動きになっています。
余談ではありますが、私個人的にユーロドルは短期トレンドの波が描き難いと思っていて、それ故の難しさみたいなものがあると感じているのですが、裏を返すとトレンドが出た時に一方的な動きになり易いという事も言え、好みの分かれる所なのかなと思います。
本日寄り付きの時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は上昇トレンドの形状であり、今の段階では中期トレンドは折り返したとは言えない状態にあります。
上下に支持帯・抵抗帯ともにある環境にありますが、効きそうな所・意識されなさそうな所をしっかり見極めて売買をしたいトレーダーがいそうなポイントを見極めて行きたい所です。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【中国】 7月貿易収支(人民元)
--:-- 【中国】 7月貿易収支(米ドル)
08:50 【日本】 6月国際収支・経常収支
08:50 【日本】 6月国際収支・貿易収支
10:30 【オーストラリア】 7月NAB企業景況感指数
14:00 【日本】 7月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
14:45 【スイス】 7月失業率