バノン氏退任でドル円・クロス円急騰!
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先週末金曜日8月18日のドル円相場は、スティーブ・バノン米首席戦略官・大統領上級顧問が退任するとの憶測が広がると、ドルを買い戻す動きが強まりました。
また、米国株や米長期金利も下げ幅を縮小しました。ドル円やクロス円は安値から切り返しており、市場は保護貿易や移民排斥などの政策をトランプ米大統領に進言したとされるバノン氏の退任を好感した模様。ホワイトハウスは正式にバノン氏の退任を発表ししており、憶測やデマなどではなく正式に退任するという事となっています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
ドル/円の値動き
始値:109.560
高値:109.561
安値:108.596
終値:109.187
-37.3pips(高値から安値:96.5pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.953
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
110.891
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
110.422
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
110.244
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
109.694
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
109.438
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円のサポートライン
109.213
緑の点線のライン
短期トレンドの旧戻り高値
108.644
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円の解説
8月18日のドル円相場は寄り付きから下落の流れでの推移となっていましたが、NY時間に反発、東京時間からの下げを全て返上する場面もありましたが、引けにかけて少し下げてクローズしています。
NY時間の急騰によって比較的激しい値動きとなりましたが、短期下落トレンド(ブルーのラインで描いた波)の形状を崩すと言う所にまでは至っていません。
また、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)の直近安値ライン『108.932』を下方にブレイクしており、急騰の際も素通りだった事からその近辺のサポートラインが消滅しています。
上下共に素通りしているサポレジが後になってから機能する事もあるわけですが、そういったサポレジはあまり信頼性が高いとは言えませんので、そういったラインを頼りにした逆張り等は特に気を付けるようにして行く必要性があります。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
ユーロ/円の値動き
始値:128.434
高値:128.778
安値:127.549
終値:128.406
-2.8pips(高値から安値:122.9pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
130.167
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.058
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.033
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
129.541
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
129.056
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
128.835
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円のサポートライン
128.404
緑の点線のライン
短期トレンドの旧戻り高値
128.107
緑の点線のライン
短期トレンドの旧戻り高値
127.567
青の実線のライン
中期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円の解説
8月18日のユーロ円相場は、東京時間から下落の流れでの推移となっていましたが、NY時間に大きく反発一時『128.778』を付ける場面もありましたが、引けにかけて少し下落して引けています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)の直近安値ライン(チャート画像『L1』の安値)を下抜いた事で、中期トレンドは高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状となっています。
4月16日を当面の高値としてスタートした下落(チャート画像白い楕円で囲った部分)の勢いが比較的強い感じな為、短期トレンドの波をどう描くかに少し迷っているというのが正直な所ですが、一旦は『127.567』のサポートラインで下落を止められています。
中長期的な構図としては、『130.033の売り勢力』 VS 『127.567の買い勢力』 という構図と言う事が出来ます。
また、先週末金曜日の値動きによって短期的なサポレジが形成されており、『128.107~129.056』の間に存在する短期トレンドのサポレジ同士の距離は比較的狭い感じになっており、上は『129.056』、下は『128.107』を抜けると次のサポレジまでの距離が比較的広いという状態になっています。
サポレジ同士の距離が近い所で仕掛ける事はあまり得策とは言えませんので、売買どちらにせよサポレジ同士の距離が狭い所での仕掛けはよほどの自信が無い限り控えましょう。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17217
高値:1.17736
安値:1.17078
終値:1.17584
+36.7pips(高値から安値:65.8pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18365
ピンクの実線のライン
中期トレンドのレジスタンスライン
1.18175
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
1.17923
ピンクの点線のライン
短期トレンドのレジスタンスライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17150
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
1.16911
青の実線のライン
中期トレンドのサポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルの解説
8月18日のユーロドル相場は、終わってみれば上昇と言う事になりました。
しかしながら、上がり方が微妙な上がり方で相場としては非常に難しい相場であったように思います。
引き続き触らずに様子見と言う事で良いように思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
13:30 【日本】 6月全産業活動指数(前月比)
21:30 【カナダ】 6月卸売売上高(前月比)