イエレン議長・ドラギ総裁両巨頭の講演に要注目!
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8月24日の為替市場は円安傾向の1日となりました。
市場の関心は、各国の中央銀行のトップが集うジャクソンホール経済シンポジウムに集まっています。
同シンポジウムではイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演並びにドラギECB(欧州中銀)総裁の講演が予定されています。
イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演関しては9月のバランスシート縮小開始や12月の追加利上げについてどこまで踏み込むかが焦点と言う事になります。バランスシート縮小については、市場は9月開始をほぼ織り込んでいる一方で、12月利上げの織り込み度合いは5割以下に留まっています。
このため、追加利上げに対して何らかの発言があれば市場へのインパクトは大きくなるのではないかと思われます。
ドラギECB(欧州中銀)総裁の講演に関しては、量的緩和の縮小開始やユーロ高けん制と言った事が注目されており、出来ればポジションを落としてイベントに臨みたい所です。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
ドル/円の値動き
始値:109.034
高値:109.598
安値:108.840
終値:109.549
+51.5pips(高値から安値:75.8pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.953
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
110.891
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
110.422
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
110.244
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
109.726
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円のサポートライン
109.393
緑の点線のライン
短期トレンドの旧レジスタンスライン
109.187
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
109.090
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
108.892
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
108.644
青の実線のライン
中期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円の解説
8月24日のドル円相場は、ほぼ終日にわたって上昇の流れでの推移となりました。『109.549』でクローズしています。
現在の状況をざっと確認しておきますと中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は7月11日から始まった下落トレンドの状態が崩れておらず、現在は8月16日~8月18日にかけての下落の方波『110.891~108.644』の中での値動きになっています。
昨日の値動きによって、いくつかサポートラインの候補が形成されましたが、レジスタンスラインに関しては『109.726』を抜けてしまうとキリ番以外では『110.244』までレジスタンスとなりそうなラインが無いので、ここを抜けてしまうと意外と大きく上に伸びて行く可能性もあります。
ただ、そうなった場合でも中期トレンドが崩れたわけではない為、短期売買ではなくある程度長い期間ポジションを持つのであれば、安易に仕掛けず中期トレンドの流れを見ながらポジションを取るようにしましょう。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
ユーロ/円の値動き
始値:128.722
高値:129.352
安値:128.533
終値:129.252
+53.0pips(高値から安値:81.9pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
130.167
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.058
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.033
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
129.541
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円のサポートライン
128.637
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
128.444
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
127.882
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
127.567
青の実線のライン
中期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円の解説
8月25日のユーロ円相場は、ほぼ終日にわたって上昇の流れでの推移となりました。129円代に乗せてクローズしています。
中期トレンド(オレンジ色のラインで描いた波)は下落トレンドの形状にあります。
昨日の値動きによって、8月17日からレジスタンスラインとして機能してきた『129.056』を上方にブレイクしています。
『129.056』のラインは『130.033~127.567』の中期トレンドの方波の61.8%戻し付近であり、129円のラウンドナンバーの付近でもあるという事で、戻り売りをしたい人が多かったのではないかと思いますが、ここで逆張りをした人は明確に抜けてしまった所で損切りと言う事で良かったかと思います。
上の方から売っていて、イベント前に出られなかったという人もこのタイミングで利食いをしても構わなかったと思いますが、中期トレンドの波形が崩れるまでと言う考えで売っている人は自分の決めたルール通りに出来ているのであればそれはそれで良いかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.18057
高値:1.18170
安値:1.17834
終値:1.17981
-7.6pips(高値から安値:33.6pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18236
ピンクの点線のライン
短期トレンドのレジスタンスライン
1.18108
ピンクの点線のライン
短期トレンドのレジスタンスライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17865
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
1.17675
緑の点線のライン
短期トレンドの旧レジスタンスライン
1.17483
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
1.17372
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
1.17150
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
1.16911
青の実線のライン
中期トレンドのサポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルの解説
8月24日のユーロドル相場は、値幅も無く方向感の無い1日となりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は相変わらず上とも下とも言えないようなビミョーな方向感にあり、『1.18365~1.16911』の下落の方波の中での値動きが続いているという状態に変化はありません。
引き続き、無理に触らずに様子を見て行くという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:30 【日本】 8月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 【日本】 7月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 【日本】 7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:50 【日本】 7月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
21:30 【米国】 7月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
21:30 【米国】 7月耐久財受注(前月比)
23:00 【米国】 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
28:00 【ユーロ】 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言