ドラギ総裁ユーロ高牽制無し&政策変更はおそらく10月に決定すると発言
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昨日はECB理事会が行われ理事会後、ドラギ総裁の会見が行われました。
ドラギ総裁は『ユーロ相場が不確実性のもとになっている』と等と発言しましたが、政策変更については『おそらく10月に決定する』と発言しました。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足と1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:109.208
高値:109.255
安値:108.041
終値:108.423
-78.5pips(高値から安値:121.4pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.734
ピンクの極太のライン
110.633
ピンクの点線のライン
110.280
ピンクの点線のライン
109.924
赤の点線のライン
109.822
ピンクの点線のライン
109.445
ピンクの点線のライン
109.327
ピンクの点線のライン
108.747
赤の点線のライン
108.696
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
108.402
青の極太のライン
108.260
青の点線のライン
108.186
青の実線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は4月19日から続く『108.402~114.258』のレンジ(※ヒゲは切ってあります)の中での値動きとなっています。
昨日は『108.402』のラインをヒゲで下抜ける場面もあり、一時『108.041』を付けましたが、終値ベースでは辛うじて『108.402』をサポートしています。ちなみに『108.041』は今年の年初来安値更新と言う事になります。
『108.402』を下抜けると日足のレベルではラウンドナンバー以外のサポートラインが当分無い為、チャンス相場となる可能性がありますが、買い目線の人達にとっては最終防衛ラインのようなプライスでもある為、本格的な売り出動は日足のレベルで明確に抜けたと判断出来てからと言う事で良いかと思います。
【1時間足】
昨日の値動きによって、8月29~31日にかけての上昇の始点であった『108.461』のラインを完全に下抜き、全戻し以上に戻した格好になっています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は明確なトレンドはない状態になっており、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)は下落トレンドの状態にあります。
中期トレンドの方向性がハッキリしない以上、様子見推奨の相場と言う事になりますが、日足の解説で述べたように当面は『108.402』を守るか?破るか?に注目して行くという事になりそうです。
逆張りの買いを考える場合には、出来るだけ年初来安値レベルの近辺引き付けてで買って、損切りはタイト目推奨となります。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足と1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:130.135
高値:131.082
安値:129.899
終値:130.342
+20.7pips(高値から安値:118.3pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
131.592
ピンクの実線のライン
131.464
ピンクの点線のライン
131.327
ピンクの極太のライン
131.265
ピンクの点線のライン
130.916
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
130.437
緑の点線のライン
130.228
青の点線のライン
130.068
青の点線のライン
129.968
青の点線のライン
129.603
青の極太のライン
129.395
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円は4月14日から始まった上昇トレンドが継続しています。
現在は『128.406~131.327』のサポレジの中での値動きになっており、ちょうど中間辺りの『129.603』のサポートから反発しています。
【1時間足】
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性は無く、現在の値動きは『127.567~131.592』の上昇の方波の中での値動きとなっています。
一昨日からの値動きによって、短期トレンドは上昇トレンドの形状となっており、短期下落トレンドのラス戻り高値『H1』を上抜いています。
昨日はECBの金融政策イベントの日で、乱高下する場面も見られましたが、『129.968』のラインがサポートラインとして機能した格好になっています。
イベントを受けての値動きですので、ここを買うのは至難の業であり、ラインが引けていてもかなりの度胸が必要になります。
イベントの時は上がるにしても下がるにしても値動きが急で、リアルタイムで値動きを見ていると値動きに翻弄されてしまいがちですが、イベントが終わってから方向性を見極めて入っても大概の場合は遅くありません。リアルタイムで値動きを見ているとどうしてもエントリーしたくなってしまうという人は、大きなイベントの日は出掛けてしまうとかいっそチャートを見ない事にするのも一つの手です。
話が余談に逸れましたが、昨日寄り付き時点では、『127.567~131.592』の上昇に対して押し目買いをして行くという方針であった中で、昨日の寄り付き~欧州時間までの値動きによって短期トレンドが上昇トレンドの形状となり、次いでECBの金融政策イベントによって短期トレンドのラス戻り高値を上方にブレイクしました。
その後、白い楕円で囲った部分の急落があった事で、波形としてみるとややこしい感じの波形となっています。
白い楕円の部分の急落があった事で『130.916』にレジスタンスラインが出来たかもしれず、買って行く場合にはここからの戻り売りを考える人がどの程度いるか?と言う事を気にしながら買って行く事になる為、『130.916』の近いレベルでの買いはややリスキーと言えようかと思われます。
一方で、『130.437』から『129.968』まで断続的にサポートラインが存在しています。『129.968』を下抜けてしまうと次のサポートラインまでは比較的距離があるので、買っている人は『129.968』を下抜けてしまった場合には確実に損切りをしておく必要があります。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足と1時間足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.19157
高値:1.20587
安値:1.19133
終値:1.20199
+104.2pips(高値から安値:145.4pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.20593
ピンクの実線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.19780
緑の極太のライン
1.19432
緑の点線のライン
1.19078
青の点線のライン
1.18954
青の点線のライン
1.18782
青の点線のライン
1.18617
青の極太のライン
1.18570
青の点線のライン
1.18365
緑の実線のライン
1.18206
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは昨年12月から始まった上昇トレンドが継続しており、昨日の値動きによって『1.19780』の直近高値ラインをブレイクしています。
【1時間足】
昨日はECBの金融政策イベントによって、乱高下する展開となりました。
1時間足レベルでは、元々上昇傾向にある中でECBの金融政策イベントを迎えたわけですが、逆張りが得意な人にとっては腕の見せ所的な展開となりました。
チャート画像緑の極太のライン『1.19780』から上のエリアは8月29日の日足の長い上ヒゲになっている部分で、少なくとも8月29日の時点においては売りたい人が沢山いたエリアと言う事が出来ます。
その上のピンクのライン『1.20593』は1時間足の"終値"でこれの上で引けたことが無いというラインでこのラインを実体で超えられるか?と言うのが一つの注目材料でした。
また、『1.19780』~『1.20593』の間には目立ったサポレジも無く上がる時は一気に上がる公算が高く、逆に言えば下がる時も一気に落ちる公算が高いエリアと言う事も言えました。
それぞれのラインの特性を理解していれば、『1.20593』で逆張りのショートを考える事はけして難しい事ではなく利食い目標も『1.19780』と明確で比較的逆張りを敢行しやすいタイミングと言う事は言えたと思います。
利食った後に再度『1.19780』のサポレジ転換を期待して買えればほとんどパーフェクトと言って良いトレードとなりますが、どちらかと言うと『1.19780』からの買いの方がやり易かったかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【中国】 8月貿易収支(米ドル)
--:-- 【中国】 8月貿易収支(人民元)
10:30 【ニュージーランド】 7月住宅ローン件数(前月比)
08:50 【日本】 7月国際収支・貿易収支
08:50 【日本】 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
08:50 【日本】 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)
08:50 【日本】 7月国際収支・経常収支
10:30 【オーストラリア】 7月住宅ローン件数(前月比)
14:00 【日本】 8月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
14:45 【スイス】 8月失業率
17:30 【英国】 7月鉱工業生産指数(前月比)
17:30 【英国】 7月製造業生産指数(前月比)
17:30 【英国】 7月貿易収支
21:30 【カナダ】 4-6月期四半期設備稼働率
21:30 【カナダ】 8月失業率
21:30 【カナダ】 8月新規雇用者数
21:30 【米国】 7月卸売在庫(前月比)
21:30 【米国】 7月消費者信用残高(前月比)