ひたすらに強気なトランプ氏。中露の自制要請は届くか?
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トランプ大統領は、『対北朝鮮で有効な手段は一つしかない』と発言する等、軍事行動が念頭にある可能性を示唆していますが、これに対して中国とロシアは自制を要請しています。
トランプ大統領は、今更言うまでもない程、問題のある人物でもありますが、『アメリカの歴代政権は対北朝鮮対応を誤ってきた』と言う部分については、確かに正しい部分もあり、融和路線では北朝鮮を止められない事は明らかです。
歴史にたらればありませんが、アメリカの歴代政権が北朝鮮に対してもっと強硬な対応をしていたら、今日の緊張状態は無かったという事は出来、詰まる所、トランプ大統領は血を流してでも軌道修正をするのか?と言う事なのかと思います。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.582
高値:112.737
安値:112.321
終値:112.659
+7.7pips(高値から安値:41.6pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.374
ピンクの点線のライン
112.898
赤の点線のライン
112.833
ピンクの極太のライン
112.780
赤の点線のライン
112.695
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.485
青の点線のライン
112.437
青の点線のライン
112.363
青の点線のライン
112.810
青の極太のライン
112.271
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は日足レベルでは明確なトレンドはない状態にあり、引き続きピンクのラインで描いた下落の方波の中での値動きになっています。
日足レベルのサポレジを見て行くと上方向では『112.833』の上は比較的大きな隙間(チャート画像紫の網掛けの部分)があり、下方向では『111.719』の下に比較的大きな隙間(チャート画像青の網掛けの部分)がある状態になっています。
9月8日から始まった上昇(『108.823』~『112.833』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。
23.6%戻し近辺・・・111.719
38.2%戻し近辺・・・110.734
50.0%戻し近辺・・・110.240
上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。
基本的な方針としては、上は『112.833~114.258』のエリア狙い、下は『110.734~111.719』のエリア狙いと言う事で良いかと思います。
【1時間足】
昨日のドル円は寄り付き直後に『112.810』のサポートライン近辺まで下落する局面もありましたが、その後は『112.485~112.695』の狭いレンジの中での値動きに終始しました。
やりようのない相場でしたが、こういう所で無駄なトレードをしないようにしなければなりませんが、その為には売買が『交錯しそうなエリア』と『どちらか一方の勢力が強いエリア』の目星を付けておく必要性があります。
自分が買いたい・売りたいではなく買いたい人はどの辺で買いたいのか?売りたい人はどの辺で売りたいのか?と言う観点から目星を付けながら、買いたいなら売りたい人がいなさそうなエリア、売りたいなら買いたい人がいなさそうなエリアを探して狙って行くようにしましょう。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:131.958
高値:132.482
安値:131.850
終値:132.273
+31.5pips(高値から安値:63.2pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.131
赤の点線のライン
133.069
ピンクの点線のライン
133.017
ピンクの点線のライン
132.905
ピンクの極太のライン
132.852
ピンクの点線のライン
132.696
ピンクの点線のライン
132.622
ピンクの点線のライン
132.411
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
132.172
青の点線のライン
132.030
青の点線のライン
131.958
青の点線のライン
131.891
青の点線のライン
131.804
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は上昇トレンドの状態にあり、9月8日~21日の上昇に対して、押しと思しき下落が入った格好になっています。
9月末頃から『131.804』~『132.905』のレンジに入り込んでいる状態となっています。
日足のサポレジを見て行くと上方向では『132.905』の上に比較的大きな隙間があり、下方向にはサポートラインが散在している状態にあり、『129.603』から下には100pipsを超える大きな隙間のあるエリアが複数存在しています。
9月6日から始まった上昇(『129.603』~『134.251』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。
50.0%戻し近辺・・・131.804
61.8%戻し近辺・・・131.292
上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。
下方向のサポレジがあまりないエリア迄はまだ距離がありますので、当面は上方向であれば『132.905』から上のエリア、下方向であれば『129.603』から下のエリア狙いと言う事になろうかと思います。
波形的にもラス押し安値を下抜いてから売りを考えましょうねと事とサポレジの隙間の状態が合致しており、売りに関してはそうなってから考えるという事で良いかと思います。
逆に買いはと言うと『132.905』を抜いてからか『131.804』に出来るだけ引き付けてという事になりますが、『131.804』で逆張りしてすっぽ抜けてしまう可能性もありますので、『131.804』近辺での買いを考える場合は、1時間足の波形を見てながらと言う事になろうかと思われます。
【1時間足】
ユーロ円は、赤い楕円のように高値切り下げ・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状になっていましたが、白い楕円の部分に置いて高値は切り下がっているものの安値は切り上がっています。
日足のパートで述べたように現在のエリアは仕掛けるなら、『131.804』に出来るだけ引き付けたいと言う所で、緑のラインで描いた波形はダブルボトムのなりかけと見ることも出来、緑の楕円の部分に置いて、小型のダブルボトムを形成しています。
大きなダブルボトムの右側の足で小型のダブルボトムを形成と言う形になっていますので、ネックラインをブレイクした後、プルバックが入って戻ってきたオレンジの楕円辺りで打診買いをしてみても良かったと言えますが、イマイチ上げ切らずと言った格好になっています。
ただ、日足のパートで述べたように今のエリアは狙うエリアではなく、どちらかと言うと打診買いを仕掛けて上がってくれたら結果オーライ的なエリアですので、上記で解説した辺りで買うのなら、普段より枚数少な目と言う事で良いかと思いますし、エントリーしなくても良いポイントだったかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17269
高値:1.17552
安値:1.17188
終値:1.17388
+11.9pips(高値から安値:36.4pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18287
ピンクの点線のライン
1.18199
ピンクの点線のライン
1.18132
ピンクの極太のライン
1.18104
ピンクの点線のライン
1.17893
赤の点線のライン
1.17792
ピンクの点線のライン
1.17746
ピンクの点線のライン
1.17535
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17302
青の点線のライン
1.17262
青の点線のライン
1.17216
青の極太のライン
1.17136
緑の点線のライン
1.17068
緑の点線のライン
1.16880
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは日三尊のネックライン(『1.18617』)を下抜け、『1.17216』のラインを跨いでの攻防が続いていますが、ラインの上に浮かび上がってきた感じになっています。
日足のサポレジを見て行くと上方向では『1.18838』の上に比較的大きな隙間があり、下方向は『1.17216』から下には大きな隙間のあるエリアが存在しています。
9月20日から始まった下落(『1.19926』~『1.17093』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。
38.2%戻し近辺・・・1.18132
50.0%戻し近辺・・・1.18617
61.8%戻し近辺・・・1.18838
上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。
『1.18132』から上には断続的に日足レベルのレジスタンスラインが存在し、『1.18838』を抜けるまでは隙間もあまりないエリアが続きますので、買いを考える場合には『1.17216』に出来るだけ近い位置から買いたい所です。後述しますが、『1.17216』の下はサポートラインが無いエリアが広がっていますので、買う場合は損切りの徹底が必要不可欠です。
売る場合には、『1.17216』の下のエリアを狙って行きたい所です。広めの隙間の手前のサポレジは、最終防衛ライン的なラインになりがちな為、強い場合が多いのですが、そういった場所でのエントリーは人の損切りに新規の注文をぶつけるような形でのエントリーが成功しやすいポイントとも言えます。
『1.17216』の下に突っ込んでくるような局面があれば、1時間足等を見ながら、どの辺で損切りしてくる人が多いか?を考えながら、エントリーポイントを探って行きましょう。
【1時間足】
『1.17216』の下のエリアに突っ込んできましたが、白いラインのような波形を描いて『1.17216』のラインの上に復帰してきています。
白い楕円の部分辺りで買ってみても良かったと思います。『1.17216』のラインをすっぽ抜けても、その下に1時間足レベルのサポートラインがあり、そこで止まる事も期待出来、比較的逆張りをし易いポイントであったかと思います。ちなみに私は、ここでショートポジションを利食うと同時に打診買いをしています。
ここで買えなかったという場合には、緑の点線の切り下げラインを引いておいて、本日の早朝に切り下げラインの裏側に当たった辺りで買ってみても良かったかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 8月国際収支・経常収支
08:50 【日本】 8月国際収支・貿易収支
09:30 【オーストラリア】 9月NAB企業景況感指数
09:30 【日本】 黒田東彦日銀総裁、発言
14:00 【日本】 9月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
14:45 【スイス】 9月失業率
17:30 【英国】 8月製造業生産指数(前月比)
17:30 【英国】 8月貿易収支
17:30 【英国】 8月鉱工業生産指数(前月比)
21:15 【カナダ】 9月住宅着工件数
21:30 【カナダ】 8月住宅建設許可件数(前月比)