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ドイツ社会民主党、政治的停滞回避で方針転換。政局の不透明感が後退でユーロ買い

更新日時:

先週末金曜日11月24日の為替市場は、メルケル首相率いる独キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立を解消して下野する方針を示していた第2党のドイツ社会民主党(SPD)が、政治的停滞を回避するために方針を転換し、メルケル首相と協議する事で同党幹部会が合意した事を受けて、独政局の不透明感が後退したとの見方からNY市場に入るとユーロが買い戻される展開となりました。

ドル/円

ドル円日足チャート2017年11月27日
ドル円1時間足チャート2017年11月27日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:111.176

高値:111.615

安値:111.176

終値:111.485

+30.9pips(高値から安値:43.9pips)

ドル/円のレジスタンスライン

112.580

ピンクの点線のライン

112.460

ピンクの点線のライン

112.299

赤の点線のライン

112.237

赤の点線のライン

112.077

ピンクの点線のライン

111.978

赤の点線のライン

111.757

赤の極太のライン

111.719

赤の極太のライン

111.674

赤の点線のライン

111.656

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

111.355

青の点線のライン

111.303

緑の点線のライン

111.118

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円は引き続き、上『111.719』並びに『111.757』のレジスタンスライン、下『110.734』のサポートラインに挟まれたエリアでの値動きとなっています。

黄色のラインはピンクのラインで描いた上昇の方波(9月8日~11月2日までの上昇)に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。サポレジの分布としては・・・

50.0%・・・『110.734』のサポートラインの少し上

61.8%・・・『110.240』とほぼ重なるレベル

と言う位置関係となっています。

先週末金曜日の値動きは『111.719』のレジスタンスラインを試しに来るような値動きでしたが、『111.719』のレジスタンスラインの少し手前で引けています

【1時間足】

緑の波は高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状を維持しています。

一方、青の波は先週末金曜日の値動きによって、安値・高値切り上げの形状になっており、緑の波の方向性と青の波の方向性が逆行しています。

余談ですが、白い楕円で囲ったレンジの部分については直近の下落の波に対しての戻りの割合が『波』というには小さ過ぎるように思われましたので、『波』としては捉えずレンジの上下限にサポレジを引くに留めました。

本日に関しては、日足レベルのレジスタンスラインである『111.719』並びに『111.757』近辺での波の形状を見て行くという事になろうかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2017年11月27日
ユーロ円1時間足チャート2017年11月27日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:131.664

高値:133.226

安値:131.664

終値:133.023

+135.9pips(高値から安値:156.2pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.186

ピンクの点線のライン

132.972

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

132.306

緑の点線のライン

132.236

緑の点線のライン

132.134

緑の点線のライン

131.994

青の点線のライン

131.860

緑の点線のライン

131.664

青の点線のライン

131.489

青の点線のライン

131.292

青の極太のライン

131.275

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円は下『131.292』のサポートライン、上『131.818』並びに『131.980』のレジスタンスラインに挟まれたエリアでの値動きになっていましたが、先週末金曜日の値動きによって、『131.818』並びに『131.980』のレジスタンスラインをブレイク、大きく上昇する形となりました。

結果論からすれば、二段底になっていた『131.292』のラインは堅かったという事になりますが、『波形』としてみると上でもなければ下でもないという微妙な感じの波形となっており、仕掛けにくい形状になっています。

【1時間足】

日足レベルのレジスタンスライン二本(『131.818』並びに『131.980』)、青いラインの波のラス戻り高値(白いライン)、画像の尺の問題で端が切れてしまっていますが、緑の波のネックライン(132.306)といくつも重要ラインを上抜いていった格好になっています。

こういったラインで逆張りをしてしまうと負けてしまったという事になるわけですが、重要ラインという事はその上には損切りの注文がまとまって入っているという事でもありますので、破ってしまうと勢いがついてしまって殊の外大きな値動きとなる事もあります。

私は逆張りを否定するような考えを持っていませんが、こういった値動きとなった時に逆張りをした場合には、しっかり損切りをしないと大きくやられてしまう可能性もありますので、損切は徹底しましょう。

重要ライン近辺での波の折り返しを見て行こうとしていた場合には、波が折り返さなかったので、必然的にエントリーするタイミングもなく儲かりもしなかったけど、損もしなかったという事になりますが、抜けて行く値動きはスルーしてプルバック≒初押しを獲るというスタンスで良いように思います。

画像の尺の問題で左端が切れてしまっていますが、緑の波形はダブルボトムになっており、ネックラインは『132.306』になります。

『132.306』のラインは、11月23日~の上昇の50%戻し近辺でもある為、プルバックを待って仕掛けを考えて行く場合には『132.306』のラインを中心にマークしていくという事で良いかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2017年11月27日
ユーロドル1時間足チャート2017年11月27日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.18490

高値:1.19436

安値:1.18360

終値:1.19309

+81.9pips(高値から安値:107.6pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.19362

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.18774

緑の点線のライン

1.18568

緑の極太のライン

1.18517

緑の極太のライン

1.18339

緑の点線のライン

1.18269

青の点線のライン

1.18243

緑の点線のライン

1.18135

青の点線のライン

1.18115

緑の極太のライン

1.18009

緑の点線のライン

1.17981

緑の点線のライン

1.17966

緑の極太のライン

1.17687

緑の点線のライン

1.17414

青の点線のライン

1.17316

青の極太のライン

1.17146

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルは『1.18115』のサポートラインと『1.18517』・『1.18517』・『1.18617』のレジスタンスライン群に挟まれたエリアでの値動きになっていましたが、レジスタンスライン群を上方にブレイクしています。

レジスタンスライン群を破った事で、9月8日から続いてきた下落トレンドも一旦終了という事になります。

【1時間足】

青のラインで描いた波は言うに及ばず、緑のラインの波についてもトレンドが転換しています。

次の方針としては、押し目買いをして行くという事になってきますが、『1.18568』・『1.18517』の日足レベルのサポートラインを中心にマークしながら波の折り返しを見て行くという事になろうかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50 【日本】 10月企業向けサービス価格指数(前年同月比)

24:00 【米国】 10月新築住宅販売件数(年率換算件数)

24:00 【米国】 10月新築住宅販売件数(前月比)