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米議会つなぎ予算審議難航、ドイツ連立協議採決で様子見ムード

更新日時:

先週末金曜日は、米議会でつなぎ予算の審議が難航しており、政府機関の一部閉鎖が現実味を帯びてきた事や21日にドイツ第2党の社会民主党(SPD)がメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立の是非を採決する事などから、NY市場に入ってからは様子見ムードが支配的な値動きとなりました。

大方の予想通り、SPDは連立協議入りを決定しています。

米政府機関の閉鎖問題については、予算審議次第ではあるもののいつまでも閉鎖しっぱなしという事はないと思われ、これが原因で強烈なドル安になるかと言われれば、今の所そこまでのものではないようにも思えます。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年01月22日
ドル円1時間足チャート2018年01月22日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:111.083

高値:111.123

安値:110.486

終値:110.793

-29.0pips(高値から安値:63.7pips)

ドル/円のレジスタンスライン

111.834

赤の点線のライン

111.808

ピンクの点線のライン

111.628

赤の点線のライン

111.440

ピンクの点線のライン

111.301

ピンクの点線のライン

111.283

ピンクの極太のライン

111.120

赤の点線のライン

111.102

ピンクの点線のライン

110.881

赤の点線のライン

110.793

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

110.521

青の点線のライン

110.431

青の極太のライン

110.289

青の点線のライン

110.240

緑の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円の日足の形状は、下ヒゲの長い陰線となりました。

日足の波形は高値・安値切り下げの形状が継続しており、直近安値ライン『110.431』近辺での値動きとなっています。

黄色のラインは、1月8日~16日にかけての下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。『110.431』を下抜けずに『111.283』を上抜くような事があればダブルボトム完成・ネックラインブレイクという事になりますので要注目です。

【1時間足】

先週末の記事で解説したエントリーポイントで売れた場合で、週マタギのポジションを持ちたくないという人は、クローズ迄には利食っておきたい所だったのではないかと思いますが、利食いの目標値であった『110.431』には微妙に届かずにクローズしてしまいました。

週マタギのポジションを持つかどうかは個人のトレードルールに関わる部分ですので、各自ルールを決めれば良いかと思いますが、先週末金曜日終盤の値動きを白い波形の様に見るのであれば、ダブルボトム完成・ネックラインブレイクした上に青い波形に対して引いたトレンドラインを崩しているので、ここで利食ってしまうのもひとつの手であったかと思います。

1時間足で波形を見て行くと日足の波形であるオレンジの波形は高値・安値切り下げの状態にあります。緑の波についても高値・安値切り下げの状態にあるのですが、赤い楕円で囲った安値を下抜けずに紫の楕円で囲った高値を上抜けるような事があれば、ダブルボトムになる可能性があります。

その可能性を考慮しつつ相場を見れば、緑の楕円で囲った一連の下落の動きは緑の波のダブルボトムの右側の足になる可能性ががあるという事であり、青の波が折り返すような事があれば、買いを検討しても良いという事になります。

白いラインで描いた波形と考えるのであれば、冒頭で説明した利食いポイントで新規の買いを仕掛けるのもひとつの手ではあるのですが、いかんせん波形の値幅が小さい為、黄色のラインのような波として見る事も出来ます。

週末だった事などを総合的に考えれば、先週末の新規の買いについては見送っておいて、本日以降、青の波形が折り返すような事があれば、仕掛けを考えて行くという事で良かったかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年01月22日
ユーロ円1時間足チャート2018年01月22日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:135.913

高値:136.038

安値:135.173

終値:135.368

-54.5pips(高値から安値:86.5pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

136.323

ピンクの点線のライン

136.248

ピンクの点線のライン

136.213

ピンクの点線のライン

136.058

ピンクの極太のライン

135.951

ピンクの点線のライン

135.675

赤の点線のライン

135.641

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

135.641

青の点線のライン

135.203

青の点線のライン

135.148

青の点線のライン

135.026

青の点線のライン

134.915

青の点線のライン

134.511

緑の点線のライン

134.284

青の点線のライン

133.698

青の点線のライン

133.626

緑の点線のライン

133.301

青の点線のライン

133.086

青の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円の日足の形状は、実体がやや大きめの陰線となりました。

日足レベルの波形には明確なトレンドが出ておらず、引き続き方向感のない相場が継続しており、直近高値ライン『136.058』ライン近辺での攻防が続いています。

黄色のラインは1月11日~18日の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになりますが、『押し』と呼べるようなまとまった下落はないと言えようかと思います。

ただ、上がってくる時の上がり方が一方的な値動きだったが故に日足レベルでは『133.086』迄、これと言ったサポートラインが存在しておらず、下がる時もフリーフォールで落ちて行くという事もあり得ますので、買っている場合には損切は普段以上に徹底する必要性があります。

【1時間足】

日足レベルのレジスタンスライン『136.058』を上抜くか?レジスタンスされるか?に注目するという状況にありましたが、先週末木曜日並びに金曜日の値動きによって、青い波が反転、更にラス押し安値ラインを下方にブレイク、紫の上昇のトレンドラインも崩してきました。

買っている人は撤退しておく必要性があります。

本日寄り付き直後において、『135.675』・『135.641』のレジスタンスライン、下落のトレンドライン(ピンクのトレンドライン)、上昇のトレンドライン(紫のトレンドライン)の裏側が重なるレベル(ピンクの楕円の部分)にタッチするという局面が示現しました。

このポイントは、4つの売りの根拠が重なる上、次のサポートラインまである程度距離があり、更に損切りを極小に出来る為にリスクリワードも取れるというポイントでしたので、打診売りを検討しても良いポイントであったかと思います。

緑の波がダブルトップになるような事があれば、持ち過ぎているとやられてしまう可能性もありますので、その点には注意が必要となります。

その場合、青い波形がダブルボトムになった場合のネックラインが上記で解説した4つのラインが重なるレベルになる可能性もあり、そういう意味でも損切をどこに置くのかが非常に分かり易いという事は言えます。

逆に言うと破った時には損切を巻き込んで、意外と勢いがついてしまう可能性もありますので、その点には注意が必要になります。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年01月22日
ユーロドル1時間足チャート2018年01月22日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.22359

高値:1.22945

安値:1.22141

終値:1.22173

-18.6pips(高値から安値:80.4pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.23028

ピンクの点線のライン

1.22823

ピンクの点線のライン

1.22669

ピンクの点線のライン

1.22617

ピンクの極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.22173

青の点線のライン

1.21830

青の極太のライン

1.21646

青の点線のライン

1.20816

緑の点線のライン

1.20767

緑の点線のライン

1.20662

緑の極太のライン

1.20298

青の点線のライン

1.20048

緑の点線のライン

1.19345

青の極太のライン

1.19309

緑の極太のライン

1.19271

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルの日足の形状は、上ヒゲの長い陰線となりました。先週は『1.22617』のレジスタンスライン近辺での攻防に終始した一週間であったと言えますが、抜け切れずに高止まりしている状態にあります。

日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にあります、『1.21830』を下抜くような事があれば、小型のダブルトップになる可能性があります。

黄色のラインは1月10日~15日の上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

『1.21830』のラインは23.6%のラインと重なるレベルにあり、そう言った意味でも注目されてくる可能性がありますので、試しに来るような事があれば、警戒が必要になります。

【1時間足】

先週木曜日並びに火曜日の値動き(白い楕円の部分)によって、青の波形が上向きに切り替わったものの『1.22617』のレジスタンスラインの少し上から下落、微妙にではありますが青の波形のラス押し安値を崩しています。

緑の波形がダブルトップになる可能性が出てきています。

日足のサポートライン『1.21830』と日足のレジスタンスライン『1.22617』に挟まれたエリアでの値動きとなっていますので、位置によっては売りにくいという事もあり得ようかと思いますが、青の波形の折り返しを注意して観察していく必要性があります。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

--:--【日本】日銀・金融政策決定会合(1日目)

22:30【カナダ】11月卸売売上高(前月比)