麻生大臣発言円高容認と受け取られたか?
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2月15日は日本関係でいくつかの材料が出ました。
1. 麻生財務大臣の発言
麻生財務相が『日米ともに経済ファンダメンタルズは良好であり、口先を含めて介入が必要なほどの円高でも円安でもない』と発言、これが円高容認と受け取られた節があります。
2. 日銀正副総裁人事
日銀正副総裁人事について日本政府は、黒田総裁の再任のほか、副総裁に日銀の雨宮理事と早大の若田部教授を充てる案を検討中との報道が出ました。なお、この記事を書いている現在の時点で、政府は衆参の議院運営委員会に日銀総裁と副総裁2人の候補者リストを提示しました。4月8日に任期満了となる黒田東彦総裁は再任し、3月19日で任期満了となる副総裁の後任には、雨宮正佳・日銀理事と若田部昌澄・早稲田大学教授を候補者としています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:106.985
高値:106.999
安値:106.028
終値:106.111
-87.4pips(高値から安値:97.1pips)
ドル/円のレジスタンスライン
109.768
ピンクの点線のライン
109.229
ピンクの点線のライン
108.845
ピンクの点線のライン
108.627
赤の極太のライン
108.532
赤の点線のライン
108.293
赤の点線のライン
107.823
赤の極太のライン
107.470
ピンクの点線のライン
107.075
ピンクの点線のライン
106.828
赤の点線のライン
106.750
ピンクの点線のライン
106.691
ピンクの点線のライン
106.257
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
105.274
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円の日足の形状は、大きめの陰線となりました。
日足の波形は下落トレンドの形状にあります。
2017年レンジ下限兼2017年安値ライン『107.823』を下抜けた勢いをかって下落継続中といった感じの値動きとなっています。
【1時間足】
昨日のドル円は寄り付き~東京時間OPにかけてストンと落ちた後は106円台前半~106円台後半の50pipsほどのレンジに入り込んだ形になりましたが、引けにかけてレンジを下抜けています。
細かい上下動をひろっていくと白いラインのような波を描く事が出来ますが、もう少し大雑把に描けるように思えます。今日の値動き次第で波の考え方が複数種類考えられるようであればそれも描き込んでみたいと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:133.174
高値:133.269
安値:132.499
終値:132.693
-48.1pips(高値から安値:77.0pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
135.801
ピンクの点線のライン
134.861
赤の極太のライン
134.621
ピンクの点線のライン
134.496
ピンクの点線のライン
134.075
ピンクの点線のライン
133.808
ピンクの点線のライン
133.719
ピンクの点線のライン
133.278
ピンクの点線のライン
133.086
赤の極太のライン
133.060
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
132.575
青の点線のライン
132.326
青の極太のライン
131.943
青の極太のライン
131.877
青の点線のライン
131.860
青の点線のライン
131.664
青の点線のライン
131.489
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は、実体がそこそこしっかりした感じの陰線となりました。
日足の波形はオレンジの波は明確なトレンドがない形状となっており、白い波は上昇トレンドの形状となっていましたが、白い波のラス押し安値ライン『133.086』を下抜いています。
ここ何日か『133.086』のサポートラインでの攻防が続いていましたが、日足の終値で『133.086』を下抜いています。
『133.086』の下にも日足レベルのサポートラインが複数控えており、すんなり下落トレンドに切り替わるか?と言えば、いくつかの障害を乗り越えていかなければならない状況にありますが、『波』という観点から言えば上昇トレンドの形状が崩れていますので、買い目線の人は一旦ポジションをスクエアに戻しておく必要があります。
【1時間足】
昨日のユーロ円は寄り付きから東京時間お昼にかけて下落、その後は『133.086』に頭を押さえられる格好でレンジを形成したままクローズしています。
ここ3日ほどの短期的な波は青いラインの波の見方と白い波の見方の2種類の見方がありました。
白い波と見るのであれば、ラス戻り高値は白の水平線になりますが、青い波として見るのであればラス戻り高値は青の水平線となります。
白い波目線の人は白い水平線ブレイクで『トレンド転換=買い』とやったものの上がり切らないので、『なんでやねん(;・∀・)』的な心境になってしまったのではないかと思うのですが、トレーダーさんの中には青い波目線の人もおり、白い波目線の人の買いと青い波目線の人の売りがぶつかった結果として、上げ切らず下げ切らずという値動きになったと見る事が出来ます。
白い波目線の人、青い波目線の人双方がどう考えているのか?ということを考えれば、エントリーに至る決定的状況にはなっていない事が分かりますが、どちらかしか見えていないとレンジに入り込んでしまってモヤモヤした精神状態でポジションを眺めることになってしまいます。
エントリーをするときは、自分の考え方に固執した分だけ目が曇りますので、自分以外がどう見ているか?を考え抜いたうえでエントリーするようにしましょう。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.24482
高値:1.25094
安値:1.24472
終値:1.25047
+56.5pips(高値から安値:62.2pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.25139
ピンクの点線のライン
1.25090
ピンクの点線のライン
1.25070
ピンクの極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.24686
緑の点線のライン
1.24279
緑の点線のライン
1.24167
緑の点線のライン
1.23889
緑の点線のライン
1.23034
青の点線のライン
1.22441
青の極太のライン
1.22421
青の点線のライン
1.22132
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルの日足の形状は、上下共にほぼヒゲのない陽線となりました。
日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にあります。
直近高値ライン『1.25070』の上抜けにチャンレジする局面に入ってきています。
【1時間足】
日足レベルのレジスタンスライン『1.25070』の下でレンジを形成していましたが、この記事を書いている現在の時点でレンジを抜けてきつつあります
『1.25070』は日足のレジスタンスラインですので、抜けたかどうかの判断は基本的に日足の終値で判断するべきものですので、焦って飛びつく必要はありませんが、『1.25070』付近で1時間足がどういう波を描くかに注目していきましょう。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
18:30【英国】1月小売売上高指数(前月比)
22:30【米国】1月建設許可件数(前月比)
22:30【米国】1月住宅着工件数(年率換算件数)
22:30【米国】1月輸入物価指数(前月比)
22:30【米国】1月住宅着工件数(前月比)
22:30【米国】1月輸出物価指数(前月比)
22:30【米国】1月建設許可件数(年率換算件数)
22:30【カナダ】12月製造業出荷(前月比)
22:30【カナダ】12月対カナダ証券投資額
24:00【米国】2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値