トランプ大統領のツィートでamazon株から売りが飛び火、米国株は軒並み下落
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4月2日の為替市場は、トランプ米大統領の発言に振らされる展開となりました。
トランプ米大統領は『郵政公社(USPS)がアマゾンで利益を得ているというのは愚か者かそれ以下の人間だけだ。USPSは莫大な損失を蒙っている。だが、この状況は変わる。また、税金を満額納めている小売業者の閉店が相次いでいる。公平な競争の場ではない』と自身のTwitterアカウントでとツイートしました。
この発言を受けてアマゾン株が大幅に下落、テスラやインテルなどのハイテク・IT銘柄に飛び火する形で米国株が軒並み下落しました。
併せて米中貿易戦争への懸念から、リスク回避の円買いが強まり、ドル円やクロス円は下落する格好になっています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:106.224
高値:106.442
安値:105.650
終値:105.873
-35.1pips(高値から安値:79.2pips)
ドル/円のレジスタンスライン
106.966
ピンクの点線のライン
106.815
ピンクの極太のライン
106.670
ピンクの点線のライン
106.495
ピンクの点線のライン
106.421
ピンクの点線のライン
106.157
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
105.644
緑の点線のライン
105.457
青の点線のライン
105.321
青の点線のライン
105.179
緑の点線のライン
104.994
青の点線のライン
104.950
青の点線のライン
104.867
青の点線のライン
104.639
青の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
4月2日のドル円の日足の形状は、上下共に短めのヒゲがある陰線となりました。
日足の波は、オレンジの波についてはラス戻り高値『106.815』を上抜けずに反落しており、下落トレンドの形状を維持しています。
【1時間足】
4月2日のドル円は、NY時間OP前後まで方向感のない値動きが続いていましたが、NY時間以降に動意付き、105円台ミドルまで下落しました。
黄色の楕円の部分で、右側の足が間延びしたような感じのダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクしましたが、結果的にこれがダマシとなって下落しています。
黄色の楕円の部分のダブルボトムのネックライン上抜けでロングをした人は、ダブルボトムの安値を下に抜いてしまった所で損切りを下公算が高いと考えられ、緑の楕円の部分付近でのショートが考えられたかと思います。
その場合、赤い楕円で囲った部分の上昇に対する押し目買いを警戒しながら売るということになりますので、やるとしても短期売買前提で、おかしな動きがあればいつでも逃げる準備をしながらという前提となりますので、その点、注意が必要となります。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:130.975
高値:131.285
安値:129.968
終値:130.255
-72.0pips(高値から安値:131.7pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
131.903
ピンクの極太のライン
131.710
ピンクの点線のライン
131.548
ピンクの点線のライン
131.418
赤の点線のライン
131.288
ピンクの点線のライン
130.634
赤の点線のライン
130.611
赤の点線のライン
130.304
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
130.009
青の点線のライン
129.854
緑の点線のライン
129.754
青の点線のライン
129.274
青の極太のライン
129.163
青の点線のライン
129.101
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
4月2日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲはあるものの、実体がしっかりした感じの陰線となりました。
日足の波はオレンジの波は高値・安値切り下げの状態にあり、直近高値ラインの少し下から反落した形となっています。
【1時間足】
この所のユーロ円は、俯瞰すれば緑の楕円の中での値動きとなっていました。
赤の楕円の部分で小型のダブルトップを形成、ネックラインを下抜けたものの、ダブルトップと密着する形でダブルボトムを形成、ネックライン(黄色の水平線)を上方にブレイクした・・・というのが、昨日の寄り付き~NY時間OP前後くらいまでの値動きでした。
しかし、NY時間に入ると一転して反落、緑の楕円で囲った片波の安値ライン『130.611』を下抜いています。
緑の片波の中にもいくつもの波があったわけですが、青い波はどの波を見ても安値が『130.611』近辺であり、『130.611』が注目されていたことが見て取れます。
注目されていたという事は、『130.611』で逆張りを考えていた人もいたという事の裏返しであり、『130.611』の少し下には、そういった層の人たちの損切りが入っているであろうという事が推測できます。
『130.611』を破るようなことがあれば、損切りを利用した売りを仕掛けることを考えて良い相場状況でしたが、破った際の勢いが強かった上にプルバックも入らずに下がっていってしまったので、入るのであれば飛び乗りで入るしかないような展開だったと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.23179
高値:1.23443
安値:1.22806
終値:1.23008
-17.1pips(高値から安値:63.7pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.24706
赤の点線のライン
1.24644
ピンクの点線のライン
1.24424
ピンクの極太のライン
1.24205
ピンクの点線のライン
1.24034
ピンクの点線のライン
1.23903
赤の点線のライン
1.23859
赤の点線のライン
1.23610
赤の点線のライン
1.23406
ピンクの点線のライン
1.23119
赤の点線のライン
1.23056
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.22870
青の点線のライン
ユーロ/ドルの解説
【日足】
4月2日のユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲのある小陰線となりました。
基本的には『1.21830』~『1.25070』のレンジの中での値動きで、その中でオレンジの波は安値・高値切り上げの形状となっており、直近の値動きとしては赤い楕円で囲った片波の中での値動きとなっています。
【1時間足】
4月2日のユーロドルは、東京時間OP前後~NY時間OP前後にかけて上昇したものの、NY時間に入ると一転して反落という値動きとなりました。
しかしながら、直近安値ライン『1.22870』を下抜くことはできずに反発して引けています。
日足のサポレジに絡んだ位置での値動きではない為、やや中途半端なレベルでの値動きという感が否めません。
中途半端な所で手を出して、つまらない負け方をしないようにしていきましょう。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50【日本】3月マネタリーベース(前年同月比)
13:30【オーストラリア】豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
16:15【スイス】2月実質小売売上高(前年同月比)
16:30【スイス】3月SVME購買部協会景気指数
17:00【ユーロ】3月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:30【英国】3月製造業購買担当者景気指数(PMI)