FXで何やっても勝てなくて、やったコト

カーニー総裁発言で英5月利上げ観測後退、ポンド売り

更新日時:

4月19日はいくつかの要人発言が出ました。

1. 日米首脳会談後の共同記者会見

トランプ米大統領は日米首脳会談後の共同記者会見で『日本との間に巨額の貿易赤字』・『環太平洋パートナーシッ プ協定(TPP)に復帰望まず』・『日本との2国間貿易協定がより望ましい』・『日米間で調整できれば、鉄鋼アルミ関税からの除外協議へ』等と発言しました。

特段の過激発言もなく、為替に対しての言及も見られなかった事で市場の警戒感は和らいでいます。

2. カーニーBOE総裁の発言

カーニー英中銀(BOE)総裁は『これから数年で数回の利上げの準備をしている』・『政策金利は今年、上昇し得る』などと発言しました。

年内の利上げの可能性を示したものの、利上げ時期については不透明であるとの事で、5月利上げ観測が後退、ポンド売りが強まりました。ポンド/円は151.00円近辺まで急落するなど今月最大の下落幅を記録しています。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年04月20日
ドル円1時間足チャート2018年04月20日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:107.216

高値:107.509

安値:107.174

終値:107.354

+13.8pips(高値から安値:33.5pips)

ドル/円のレジスタンスライン

107.823

赤の極太のライン

107.760

ピンクの極太のライン

107.694

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

107.534

緑の点線のライン

107.472

緑の点線のライン

107.421

緑の点線のライン

107.266

青の点線のライン

107.261

緑の点線のライン

107.159

青の点線のライン

107.137

緑の点線のライン

106.936

青の点線のライン

106.909

青の点線のライン

106.816

青の点線のライン

106.778

青の点線のライン

106.746

青の極太のライン

106.701

青の点線のライン

106.667

青の点線のライン

106.646

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

4月19日のドル円の日足の形状は、小陽線となりました。

日足の波は、逆三尊のネックラインの上でもみ合う展開が継続しています。

引き続き、日足のサポートライン『106.746』と日足のレジスタンスライン『107.760』・『107.823』に挟まれたエリアでの値動きとなっており、状況に大きな変化は見られません。

この状況がいつまで続くかは分かりませんが、動きが出るまで辛抱強く相場を観察して行きましょう。

【1時間足】

緑の波は上昇トレンドの状態にありものの、直近の値動きとしては日足のサポートライン『106.746』と日足のレジスタンスライン『107.760』・『107.823』に挟まれたエリアのレンジに入り込んでいます。

青の波は赤い楕円で囲ったエリアでダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクして安値・高値切り上げの上昇トレンドの状態となっており、本日これまでの値動きによって『107.760』に近しいレベルまで上伸しています。

『107.760』絡みの値動きとなるようであれば、跳ね返されるか?抜けていくかを見ていくという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年04月20日
ユーロ円1時間足チャート2018年04月20日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:132.665

高値:133.080

安値:132.341

終値:132.529

-13.6pips(高値から安値:73.9pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.086

赤の極太のライン

133.060

ピンクの点線のライン

133.013

ピンクの点線のライン

132.992

ピンクの点線のライン

132.971

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

132.418

青の点線のライン

132.122

青の点線のライン

132.042

青の点線のライン

131.903

緑の極太のライン

131.872

青の点線のライン

131.798

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

4月18日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲがやや長めの小陰線となりました。

オレンジの波ベースでは、赤い楕円の部分でダブルボトムを形成、ネックラインを上抜いて上昇中という状態にあり、ピンクの波ベースで見ると戻り進行中といった状態にあります。

引き続き『133.086』のレジスタンスライン・フィボナッチリトレースメント50.0%戻しライン近辺での値動きが継続しており、状況に大きな変化は見られません。

【1時間足】

ユーロ円は日足のサポートライン『131.903』と日足のレジスタンスライン『133.086』に挟まれたエリアでの値動きが継続しています。

昨日の記事で解説したように黄色い枠のエリアは売りが入りやすいエリアなのではないか?という推測を立てておりましたが、昨日についてはこのエリアの上辺付近から売りが入って反落しており、本日これまでの値動きによって再度チャレンジしているような状況になっています。

昨日の値動きによって、下辺が崩されている感があり、この記事を書いている現在の私の考えとしては、ピンクの枠で囲ったエリアを売りが入りやすいエリアと考えています。

ピンクの枠で囲ったエリアの中を見ていくと1時間足レベルのレジスタンスラインが固まって存在していることがわかります。

文字通り『抵抗帯』が形成されつつありますが、強い抵抗帯になればなるほど、その上にはまとまった損切りが入ってくるという事であり、破った際の勢いが強くなるという事にもなりますので、『この抵抗帯は強そうだ』と思っても損切りの注文は忘れずに入れていくようにしましょう。

買い方の買いが入りそうなエリアに関しては、昨日と同じで青い網掛けのエリアと考えておいてよいかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年04月20日
ユーロドル1時間足チャート2018年04月20日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.23720

高値:1.23993

安値:1.23283

終値:1.23445

-27.5pips(高値から安値:71.0pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.24034

赤の点線のライン

1.24014

ピンクの点線のライン

1.23907

ピンクの点線のライン

1.23876

ピンクの点線のライン

1.23801

ピンクの点線のライン

1.23652

赤の点線のライン

1.23581

赤の点線のライン

1.23478

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.23356

青の点線のライン

1.23264

青の点線のライン

1.23116

青の点線のライン

1.23059

青の点線のライン

1.23010

緑の点線のライン

1.22976

緑の点線のライン

ユーロ/ドルの解説

【日足】

4月19日のユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲがある陰線となりました。

俯瞰すれば、白い網掛けのレンジの中での値動きであり、それをもう一回り大きなレンジが包んでいるといった状態で、非常にやりにくい相場環境になっています。

【1時間足】

非常に細かく方向感のない波になってきております。

ユーロドルに関しては、引き続き触らないという事で良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:30【日本】3月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

08:30【日本】3月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

13:30【日本】2月第三次産業活動指数(前月比)

21:30【カナダ】2月小売売上高(除自動車)(前月比)

21:30【カナダ】2月小売売上高(前月比)

21:30【カナダ】3月消費者物価指数(CPI)(前月比)

21:30【カナダ】3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

23:00【ユーロ】4月消費者信頼感(速報値)