ECB債券購入プログラム終了は7月会合以降?
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先週末金曜日は、欧州関連でいくつか材料が出ました。
1. 武田薬品のシャイアー社買収提案
本邦の武田薬品工業がアイルランドのバイオ医薬品メーカー『シャイアー社』への買収提案を1株約47.00ポンドとし、現金比率を約38%から約45%に引き上げたと報じられました。
シャイアー社側は、武田薬品工業からの提案について『立場を検討しており、時期を見て発表する』と応じています。
2.ECB当局者の発言
ECB(欧州中央銀行)当局者は債券購入プログラムを終了させる手順について、『7月会合まで発表を待てると考えている』などとする発言が伝わるとユーロ売りが強まりました。
その後、ドラギECB総裁が『最新の経済指標はユーロ圏の成長サイクルがピークを越えた可能性を示唆しているものの、成長の勢いは続くだろう』との見解を示した事で下げ止まっています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:107.341
高値:107.849
安値:107.341
終値:107.623
+28.2pips(高値から安値:50.8pips)
ドル/円のレジスタンスライン
107.823
赤の極太のライン
107.784
ピンクの点線のライン
107.760
ピンクの極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
107.500
青の点線のライン
107.472
緑の点線のライン
107.421
緑の点線のライン
107.266
青の点線のライン
107.261
緑の点線のライン
107.159
青の点線のライン
107.137
緑の点線のライン
106.936
青の点線のライン
106.909
青の点線のライン
106.816
青の点線のライン
106.778
青の点線のライン
106.746
青の極太のライン
106.701
青の点線のライン
106.667
青の点線のライン
106.646
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
先週末金曜日4月20日のドル円の日足の形状は、実体と同じ程度の長さの上ヒゲのある陽線となりました。
日足の波は、日足のサポートライン『106.746』と日足のレジスタンスライン『107.760』・『107.823』に挟まれたエリアでの値動きとなっており、状況に大きな変化は見られません。
先週末の値動きによって、『107.760』・『107.823』にワンタッチしてきていますが、108円台に乗せられるか?を見ていくという事になりそうです。
【1時間足】
直近の値動きとしては日足のサポートライン『106.746』と日足のレジスタンスライン『107.760』・『107.823』に挟まれたエリアのレンジに入り込んでいるという状況の中で、買い方・売り方双方が仕掛けてきそうなエリアを考えて行くと・・・
まず、買い方の買いが強まりそうなエリアとしては、青の網掛けのエリアという事になろうかと思います。
青の網掛けのエリアの上辺は青い波のダブルボトムのネックライン、下辺は日足のサポートラインという事になります。
次に売り方の売りが強まりそうなエリアとしては、赤の網掛けのエリアと見ていたのですが、本日寄り付きからの値動きによって、このエリアを突き抜ける現象が発生しており、興味深い状況になっています。
本日に関しては、突き抜けていくか?一種の行き過ぎであったのかを見ていくという事になろうかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.525
高値:132.965
安値:132.030
終値:132.246
-27.9pips(高値から安値:93.5pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.086
赤の極太のライン
133.060
ピンクの点線のライン
133.013
ピンクの点線のライン
132.992
ピンクの点線のライン
132.971
ピンクの点線のライン
132.944
ピンクの点線のライン
132.418
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
132.139
青の点線のライン
132.122
青の点線のライン
132.042
青の点線のライン
131.903
緑の極太のライン
131.872
青の点線のライン
131.798
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
4月20日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、上ヒゲが長めの陰線となりました。
オレンジの波のダブルボトムのネックライン『131.903』と『133.086』のレジスタンスライン・フィボナッチリトレースメント50.0%戻しラインに挟まれたエリアでの値動きが継続しており、状況に大きな変化はありません。
【1時間足】
先週末の記事・先週末の動画で売り方の売りが入りやすいと推測されるのはピンクの枠のエリア、買い方の買いが入りやすいと推測されるエリアはオレンジの枠のエリアだという解説をさせて頂きました。
先週末金曜日の値動きは奇しくも、ピンクの枠の下限~オレンジの枠の上限まで動いたという値動きとなりました。
ピンクの枠の下限~オレンジの枠の上限の間にはサポレジが『132.418』の一本しかなかった為、フリーフォールのような形で落ちてきた格好となりました。
逆張り派の人にはやりやすい相場であったかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.23435
高値:1.23520
安値:1.22487
終値:1.22864
-57.1pips(高値から安値:103.3pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.24034
赤の点線のライン
1.24014
ピンクの点線のライン
1.23907
ピンクの点線のライン
1.23876
ピンクの点線のライン
1.23801
ピンクの点線のライン
1.23784
ピンクの極太のライン
1.23652
赤の点線のライン
1.23581
赤の点線のライン
1.23478
ピンクの点線のライン
1.23356
赤の点線のライン
1.23264
赤の点線のライン
1.23116
赤の点線のライン
1.23059
赤の点線のライン
1.22959
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.22657
青の点線のライン
1.22571
緑の点線のライン
ユーロ/ドルの解説
【日足】
4月20日のユーロドルの日足の形状は、下ヒゲが長い感じの陰線となりました。
俯瞰すれば、白い網掛けのレンジの中での値動きとなっていますが、レンジ上限に到達出来ずに反落してきています。
【1時間足】
赤い楕円で囲ったダブルボトムのゾーンから買いが入るか?という事が一つの注目ポイントでした。
先週末金曜日は、ダブルボトムのゾーンの上辺付近で寄り付き、欧州時間OP前後までは揉み合う展開となっていましたが、欧州時間に入ると一気にダブルボトムのゾーンを破っています。
ユーロドルに関しては、引き続き触らないという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
17:00【ユーロ】4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00【ユーロ】4月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
21:30【カナダ】2月卸売売上高(前月比)
23:00【米国】3月中古住宅販売件数(前月比)
23:00【米国】3月中古住宅販売件数(年率換算件数)