FXで何やっても勝てなくて、やったコト

良くも悪くもない雇用統計。アメリカの適温経済継続

更新日時:

先週末金曜日5月4日は、米雇用統計の発表が行われました。

4月非農業部門雇用者数変化(前月比)

前回:10.3万人

予想:19.0万人

結果:16.4万人

4月失業率

前回:4.1%

予想:4.0%

結果:3.9%

4月平均時給(前月比)

前回:0.3%

予想:0.2%

結果:0.1%

全体的に悪くもないけど、良くもないという微妙な結果に終わり、この事がFRBが利上げペースを加速させることはないのではないか?との見方につながった節もあり、利上げペース加速への警戒感が緩み、米株式市場が上昇→ドルに買い戻しという流れとなっています。

米国は、景気は堅調だがインフレ圧力は強くない『適温経済』の状況が続いているという事になるのかなと思います。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年05月07日
ドル円1時間足チャート2018年05月07日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.171

高値:109.264

安値:108.638

終値:109.026

-14.5pips(高値から安値:62.6pips)

ドル/円のレジスタンスライン

109.970

ピンクの点線のライン

109.914

ピンクの点線のライン

109.732

赤の点線のライン

109.576

赤の点線のライン

109.333

ピンクの点線のライン

109.228

ピンクの点線のライン

109.177

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

108.800

青の点線のライン

108.636

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

5月4日のドル円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、下ヒゲが長い小陰線となりました。5月2日に110円にワンタッチして反落してきた格好になっています。

オレンジの波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。

黄色の水平線は、ピンクの下落の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しラインと61.8%戻しラインの中間くらいで頭を押さえられた格好になっています。61.8%戻しラインの近辺には『110.171』・『110.431』というレジスタンスラインが存在しておりましたが、その手前から売られています。

『110.171』・『110.431』といったレジスタンスラインよりも110円のラウンドナンバーの方が意識された結果という事になろうかと思われます。

水平線が錯綜してしまって、若干見にくくなってしまっておりますが、白の水平線は4月3日~5月1日の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

ラウンドナンバー以外の日足のサポートラインは『107.760』までない状態で、『107.760』のラインは50.0%戻しラインと重なるレベルにある為、『107.760』のラインを中心にマークしていくという事で良いかと思います。

【1時間足】

ドル円は、白い網掛けの中でのレンジを上方にブレイク、110円にワンタッチして反落という値動きとなりました。

戻ってきた時にレンジの上限で止まるか?という所でしたが、止まらずにレンジの下限で一度サポートされたものの、先週末金曜日の値動きによって、レンジの下限も破っています。

先週の木曜日・金曜日の値動きによって、青い波のラス押し安値(赤い楕円の安値)を下抜いており、これによって、青い波の方向性に変化が生じています。

画像の尺の問題で左が切れてしまっていますが、緑の波は上昇トレンドの形状が崩れておらず、青の波に対する戻り売りと緑の波に対する押し目買いが交錯する状態となる可能性があり、売っている人は特に損切りを厳しめに見ておく必要性があります。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年05月07日
ユーロ円1時間足チャート2018年05月07日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:130.866

高値:130.936

安値:129.887

終値:130.442

-42.4pips(高値から安値:104.9pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.321

ピンクの点線のライン

133.185

ピンクの点線のライン

133.096

ピンクの極太のライン

132.731

赤の点線のライン

132.569

赤の点線のライン

132.497

ピンクの点線のライン

132.193

ピンクの点線のライン

132.096

ピンクの点線のライン

131.963

ピンクの点線のライン

131.635

赤の点線のライン

131.589

ピンクの点線のライン

131.263

赤の点線のライン

131.190

赤の点線のライン

131.163

赤の点線のライン

130.961

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

130.255

青の極太のライン

130.139

青の点線のライン

130.009

青の点線のライン

129.854

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

5月4日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲが短く下ヒゲが長い陰線となりました。先週は5日続落という事になり、金曜日には130円を割る場面も見られました。

かなり前の段階から、オレンジの波のように見る見方とピンクの波のように一本の下落の波として見る見方があるのではないか?という事を申し上げてまいりましたが、ピンクの波の50.0%戻し付近からの戻り売りが進行しているという事になろうかと思います。

本日に関しては、『130.255』のサポートライン絡みの値動きとなっていますが、『130.255』はオレンジの波のラス押し安値ラインでもあり、そういった意味で注目されてくる可能性があります。

【1時間足】

今日はいつもよりも長い期間が写っているチャート画像を持ってきました。

今年のゴールデンウィークは下落しっぱなしだったという事になりますが、ゴールデンウィーク期間中の下落によって、いくつかの意味で節目となるレベルまで下落してきたという事が言えます。

1. 日足の波(オレンジの波)のラス押し安値付近まで下落してきている事

2. 緑の波のラス押し安値付近まで下落してきている事

3. 130円近辺まで下落してきている事

このようにいくつかの節目が重なるレベルが130円付近という事になるわけですが、節目が重なる=買い勢力の買いが入ってくる可能性が高いという事が言えると同時に節目が重なる=買い勢力の損切りが入っている可能性が高いという事も言えます。

逆張りをすると破ってしまった時に大きくやられてしまう可能性もありますので、逆張りをする場合には損切りをしっかりと入れるようにしましょう。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年05月07日
ユーロドル1時間足チャート2018年05月07日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.19865

高値:1.19946

安値:1.19100

終値:1.19616

-24.9pips(高値から安値:84.6pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.22050

ピンクの点線のライン

1.21989

ピンクの点線のライン

1.21830

赤の極太のライン

1.21563

赤の点線のライン

1.21355

ピンクの点線のライン

1.20999

ピンクの点線のライン

1.20707

赤の点線のライン

1.20652

赤の点線のライン

1.20298

赤の点線のライン

1.20156

ピンクの点線のライン

1.20005

ピンクの点線のライン

1.19920

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.19345

青の極太のライン

1.19309

緑の極太のライン

1.19271

青の点線のライン

1.19169

青の点線のライン

1.19055

緑の点線のライン

1.19030

緑の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

5月4日のユーロドルの日足の形状は、下ヒゲが長めの陰線となりました。

3ヶ月ほど続いた白い枠のレンジを下抜け、その勢いをかって下落してきた格好になっていますが、日足のサポートライン『1.19345』・『1.19309』と言った辺りに絡んだ値動きとなってきております。

黄色の水平線はピンクの上昇の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

日足のサポートライン『1.19345』・『1.19309』は、フィボナッチリトレースメント61.8%戻しラインと重なるようなレベルにあり、ピンクの上昇の片波に対する押し目買いを考える層の人達がいてもおかしくないレベルに差し掛かってきています。

【1時間足】

先週のユーロドルは下落傾向での推移となっておりましたが、木曜日・金曜日と揉み合いになっています。

ひとつには、日足のサポートライン『1.19345』・『1.19309』に支えられているという事も影響していると思われます。

上の方から売れている人は、一旦利食っても良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50【日本】日銀・金融政策決定会合議事要旨

10:30【オーストラリア】4月NAB企業景況感指数

16:15【スイス】4月消費者物価指数(CPI)(前月比)

28:00【米国】3月消費者信用残高(前月比)