FXで何やっても勝てなくて、やったコト

オバマケア代替法案撤回、次は税制改革へ

更新日時:

トランプ大統領は、『可決に必要な支持獲得に極めて近いところまで来たが、民主党の支持も得られず採決に持ち込めなかった』として、24日午後に予定されていたオバマケア(医療保険制度改革)代替法案の下院採決を取りやめました。

次は税制改革に取り組むとしています。

受け止め方は様々ですが、確実に言える事は、アメリカ議会は必ずしもトランプ大統領の思い通りに動くものではなく、そういう意味でチェック機能が健全に働いているという事は出来ようかと思います。

実業家=社長の場合は、トップダウンで『社長の決定は絶対』的な感じの場合も多いわけですが、政治はそうではないという事で、この出来事をトランプ大統領がどう受け止め、どう学習していくか?と言う事なのかなと思います。

市場は、オバマケア代替法案よりも税制改革により大きな関心があると思われ、オバマケア代替法案に拘泥し身動きが取れなくなるよりは、撤回・棚上げの方が良いと見る市場参加者もいそうな気もします。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年03月27日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:110.978

高値:111.474

安値:110.619

終値:111.321

+34.3pips(高値から安値:85.5pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

111.699

チャート画像緑の点線

中期トレンドのサポートラインでしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

111.746~112.487

チャート画像緑の実線のボックス

中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

111.884

チャート画像緑の点線

中期トレンドのサポートラインでしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

112.372~112.822

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

113.001~113.449

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

113.515~113.897

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

113.654~114.060

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

113.674~114.606

チャート画像緑の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

114.307~114.671

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

114.505~115.158

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

114.584~114.830

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

115.420

チャート画像ピンクの点線

中期トレンドの直近高値。

110.761~111.459

チャート画像ピンクの点線のボックス

3月22日~3月24日にかけて形成していたレンジ。

3月24日のドル円相場は、『110.761~111.459』のレンジの中での値動きとなりましたが、本日は窓を開けて寄り付き、レンジを下方にブレイク、年初来安値をしています。

3月24日の終値が『111.321』で今日の始値が『110.906』でしたので、40ポイントほどの窓が開いたという事になります。これを大きいと見るか?小さいと見るかは人それぞれですが、週マタギのポジションを持つ場合、常にこういった事態は考えられます。

良い方に転ぶか悪い方に転ぶかは運否天賦でもありますが、ポジションを持っていると週末のニュースが気になって落ち着かないというタイプの人は、週末にはポジションを落として休みに入るのも手かと思います。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年03月27日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:119.659

高値:120.238

安値:119.512

終値:120.211

+55.2pips(高値から安値:72.6pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

118.284

チャート画像青の点線

中期トレンドの直近安値。

118.728~119.421

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

119.737~120.234

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

120.017~120.408

チャート画像緑の点線のボックス

短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

120.082~121.102

チャート画像緑の実線のボックス

中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

120.444~120.054

チャート画像緑の点線のボックス

短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

121.243~122.224

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

121.327~121.812

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月17日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

122.234~122.499

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

122.865

チャート画像ピンクの点線

中期トレンドの直近高値。

3月24日のユーロ円相場は、上昇の流れでの推移となりました。本日についても、特段大きな窓を開けずに寄りついています。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、ダウ理論的に言う高値・安値切り下げの下落トレンドの形状にあります。

3月24日の終値がちょうど『119.737~120.234』の抵抗帯の上辺付近(3月24日の終値:120.211)でしたが、本日は反落スタートとなっている為、レジスタンスされた形となっています。

一方、下方には『118.728~119.421』の支持帯が存在しており、3月23日に下落してきた際には上辺付近から反発しています。

この事から、『119.421~120.234』をひとつのレンジとして捉え、どちらへ抜けて行くかを見て行くという事で良いかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足チャート2017年03月27日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.07820

高値:1.08173

安値:1.07596

終値:1.07970

+15.0pips(高値から安値:57.7pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.04984

チャート画像青の点線

中期トレンドの直近安値。

1.05043~1.05241

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

1.05417~1.05255

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

1.05297~1.06243

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.05739~1.05929

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.06030~1.07115

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.07085~1.07368

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.07273~1.07804

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.07610~1.08163

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.08166

チャート画像ピンクの点線

中期トレンドの直近高値。

3月24日のユーロドル相場は、上昇の流れでの推移となりました。また、本日は窓を開けて寄り付いており、2月2日から存在していたレジスタンスライン『1.08166』を上方にブレイク、年初来高値を更新する展開となっています。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、ダウ理論的に言う高値・安値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。

冒頭で書いたようにドル円も年初来安値を更新する状態となっており、ドル安の流れが顕著ですが、ユーロドルに関して言えば、アメリカ大統領選挙からの下落の半戻し近辺のレベルにあります。

長い間、存在していたレジスタンスラインを破ると『ブルーオーシャンだぜ!ヒャッハー(*´∀`)』的な気分になり、高値追いをして行きたくなるものですが、まだ破られていない過去の抵抗帯・支持帯というモノは必ず存在しますので、こういう時こそ慎重に壁打ちをしないようにして行く事が大切です。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50 【日本】 2月企業向けサービス価格指数(前年同月比)

17:00 【ユーロ】 2月マネーサプライM3(前年同月比)