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メルケル首相『ユーロは弱すぎる』と発言。その底意は?

更新日時:

5月22日の為替市場は、メルケル首相が『ユーロが弱すぎる』と発言した事を契機にアメリカの政治情勢の不透明感なども手伝って、ユーロが買われる展開となりました。

メルケル首相は発言の中で、ドイツの貿易黒字はユーロ相場と原油価格の2つが押し上げ要因となっており、これらはいずれも政府の管轄外だと指摘、ユーロは現在『比較的弱め』であり、『ユーロがECBの政策により弱過ぎるため、ドイツ製品が相対的に安価となっている』と述べています。

要するにユーロが弱いお蔭で、ドイツの貿易黒字は伸びていてウハウハだが、ユーロが弱いのはドラちゃんが緩和政策とってるからで、ワタシには関係ないしぃ(*´∀`)アヒャと言いたい・・・と言う事で良いのかな?という見方になってしまうわけですが、この状態が続く限り、ドイツの一人勝ちな状態も続くわけですが、それなのに『ユーロが弱い』とあえて発言した事にどういう底意があるのか?は少し気になる所です。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年05月23日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:111.011

高値:111.599

安値:110.924

終値:111.281

+27.0pips(高値から安値:67.5pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

109.623~110.581

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

110.705~111.322

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

111.034~111.699

チャート画像緑の実線のボックス

中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

111.242~111.567

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

111.569~111.833

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

111.960~112.229

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.207~112.968

チャート画像緑の実線のボックス

中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.471~112.741

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.508~112.939

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.147~113.816

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯

113.253~113.667

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯

113.325~113.641

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.593~113.844

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯

113.674~114.606

チャート画像緑の実線のボックス

中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.719~114.058

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

114.335

チャート画像ピンクの点線

中期上昇トレンドの高値

5月22日のドル円相場は、方向感の無い値動きとなりました。値幅もあまりなくトレードには適さない展開だったと言えようかと思います。

チャートを見ると引き続き、旧支持帯群が点在しているエリアでフラフラ漂っているというだけの相場で、今は手を出さずに我慢と言う事で良いかと思います。キッカケが何であれ、動き出す時が必ず訪れますので、今はとにかくつまらない負け方をしないという事だけを心掛けておけば良いと思います。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年05月23日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:124.255

高値:125.288

安値:124.109

終値:125.061

+80.6pips(高値から安値:117.9pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

119.016~120.751

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

120.689~121.919

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

121.063~121.474

チャート画像緑の点線のボックス

4月26日~4月27日にかけて形成されていたレンジ。

121.346~121.940

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

122.234~122.499

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

122.250~122.565

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

122.668

チャート画像青の点線

中期下落トレンドの安値

122.978~123.602

チャート画像緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

123.421~123.841

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

123.606~123.910

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

124.255~124.861

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

125.643

チャート画像ピンクの点線

中期上昇トレンドの高値

5月22日のユーロ円相場は、東京時間後半~欧州時間OP前後にかけて反落、一時『124.109』を付ける場面もありましたが、NY時間にかけて反発、ギリギリではありますが125代に乗せてクローズしています。

俯瞰すれば、『122.688~125.643』の中期トレンドの方波の中での値動きと言う事になりますが、この方波の中で抵抗帯・支持帯を把握しながら、どちらへポジションを傾けて行くかを考えて行くという事になりそうです。

昨日については、エントリーを考えるのであれば、チャート画像白い楕円の辺りでの逆張りが考えられました。

ここでのロングは正真正銘の逆張りとでもいうべきタイミングのエントリーであり、『124.255』のラインが機能するであろうという事を信じて買うという事になるわけですが、それほどオススメなエントリーポイントと言うわけではないので、買わなくても良かったかな?と言うレベルのエントリーポイントではあります。

私はやや打診買い気味に買いを入れてみましたが、本日の寄り付きからの値動きが気になる値動きでしたので、既に利食っています。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足チャート2017年05月23日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.11949

高値:1.12627

安値:1.11607

終値:1.12363

+41.4pips(高値から安値:102.0pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.08373~1.09190

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.08513~1.08941

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.08513~1.10192

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.08541

チャート画像青の点線

短期トレンドの高値。

1.09563~1.09840

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.09641~1.09935

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.10846~1.11122

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.10885~1.11639

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.11080~1.11291

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.11672~1.12098

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

5月22日のユーロドル相場は、寄り付き~欧州時間OP前後にかけて下落しましたが、その後は反発、一時『1.12627』を付け、1.12代でクローズしています。

短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)・中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)共に高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。

昨日に関して言えば、チャート画像白い楕円の部分でのロングが考えられました。

このタイミングでのエントリーは、直近高値ラインをブレイクして、戻ってきた所を買う形でのエントリーとなりますが、セオリー通りと言えばセオリー通りのエントリーであり、上昇トレンドが続いている今の環境下では分かり易いタイミングでもあり、入り易いタイミングであったかと思います。

このタイミングで買う事が出来れば、昨日の安値付近から高値付近までを丸々取れたという事になります。非常にカンタンで、値幅もソコソコという理想的なポイントであったと言えますが、トレードというモノは難解なロジックを組み立てれば勝てるというモノではなく、誰もが分かり易いポイントで仕掛ける方が勝ち易く、利益も伸びやすいモノですので、分かり易い形状のチャートを見つけ、分かり易いタイミングで入ってあげるという事を繰り返して行けば、自然と利益が積み重なりますので、相場で勝てないというトレーダーの方は、そういった形状のチャートの通貨ペアを見つけて簡単な所を取って行くという事を強く意識してトレードをして行くとイイのではないかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

13:30 【日本】 3月全産業活動指数(前月比)

15:00 【スイス】 4月貿易収支

17:00 【ユーロ】 5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

17:00 【ユーロ】 5月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)

21:30 【カナダ】 3月卸売売上高(前月比)

23:00 【米国】 4月新築住宅販売件数(前月比)

23:00 【米国】 5月リッチモンド連銀製造業指数

23:00 【米国】 4月新築住宅販売件数(年率換算件数)