世は全てこともなし。市場の次のテーマは?
更新日時:
先週末金曜日6月23日の為替市場は、ドル円→ ユーロ円↑ ユーロドル↑と言った値動きとなり、ユーロが買われる展開となりました。
ただ、ユーロ買いの勢いもそれほど強いものではなかった感じの値動きとなっています。
大きな材料もでず、比較的静かな感じではありましたが、引き続き新たな材料・テーマが出るのを待つという事になりそうです。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:111.314
高値:111.423
安値:111.146
終値:111.286
-2.8pips(高値から安値:27.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
108.932
青の点線
中期トレンドの安値
109.156~110.717
緑の実線のボックス
中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
109.337~109.663
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
109.681~110.285
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.339~110.638
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~110.708
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~111.640
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯
110.670~111.377
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
111.093~111.611
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
111.471~111.873
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
6月23日のドル円相場は終値ベースでは-2.8pips日通しの安値~高値で見ても27.7pipsの値幅しかないという非常に小さい値動きとなりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、トレンドレスの状態にありますが、6月14日から始まった上昇の流れはダウ理論の分類で言えば『先行期』、エリオット波動理論のカウントで言えば1波orA波orX波の可能性があります。
冒頭で述べたように非常に小さい値動きで終始した為、トレードについてはやりようのない1日だったかと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:124.141
高値:124.695
安値:124.010
終値:124.558
+41.7pips(高値から安値:68.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
122.250~122.565
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
122.454
青の点線
中期トレンドの安値
122.695~123.771
緑の実線のボックス
中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
123.904~124.408
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
124.209~124.557
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.402~124.621
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
124.744~125.043
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
125.223
ピンクの点線
中期トレンドの高値
125.729
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月23日のユーロ円相場は、上昇の流れでの推移となりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)はトレンドレスの状態にあり、6月15日を起点として始まった上昇の流れは、ダウ理論の分類で言えば『先行期』、エリオット波動理論のカウントで言えば1波orA波orX波の可能性があります。
6月23日の記事で書いたように紫のラインの三角持合いの状態にあり、上方にブレイクしています。
下に抜けてしまうと判断が難しい部分もあったのですが、幸いにも上に抜けてくれたので抜けた所を買って行くという事で良かったように思います。
直近の高値でもあり、抵抗帯の上辺でもある『124.621』近辺でクローズした感じの値動きとなっていますが、週マタギのポジションを持ちたくない人は『124.621』で利食ってしまっても良いですし、週マタギのポジションを持つリスクを背負えるという人は、ポジションを持ったまま越週と言う手もあったかと思います。
差し当たり、『123.904~124.408の支持帯』 VS 『124.402~124.621の抵抗帯』 という構図となっており、どちらへ抜けて行くかを見て行くという事になりそうです。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.11515
高値:1.12081
安値:1.11444
終値:1.11923
+40.8pips(高値から安値:63.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.10846~1.11122
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.10885~1.11639
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.11080~1.11291
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11153
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11229
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11415~1.12056
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.11424~1.11753
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.11628~1.11863
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11867~1.12249
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.12786
ピンクの点線
中期トレンドの高値
1.12813
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月23日のユーロドル相場は、上昇の流れでの推移となりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性はない状況が継続していますが、『安値切り下げ』の状態ではあり、6月14日~6月20日の下落に対して戻り売りが入って『1.11229』のラインを下抜いて行くようだと中期トレンドが下落トレンドの形状となって行く可能性もあります。
中期トレンドが下落トレンドになって行くと仮定した場合、6月14日から始まった下落の流れはダウ理論の分類で言えば『先行期』である可能性があり、6月20日から始まった反発の流れ(白い楕円で囲った一連の流れ※短期トレンドの事を指しているのではなく短期トレンドの集合体としてのお話。)はエリオット波動理論のカウントで言えば、2波もしくはB波の可能性があります。
先週末の引けの段階では、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)のラス戻り高値である『1.12056』でレジスタンスされた形で引けており、中期トレンドが『安値切り下げ』の状態であり、『先行期』かも知れないという可能性を勘案するのであれば、『1.12056』で逆張りのショートをするという事を検討しても良かったように思えます。ただ、金曜日の引け間際でもありましたので、週マタギのポジションを持つ形になってしまう為、見送るという事であっても問題ないように思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 5月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
14:00 【日本】 4月景気一致指数(CI)・改定値
14:00 【日本】 4月景気先行指数(CI)・改定値
21:30 【米国】 5月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
21:30 【米国】 5月耐久財受注(前月比)