本日は米雇用統計。ハリケーンの影響はどう出る?
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昨日は中国勢が休場と言う中で、参加者の少ない状態でしたが、ECB(欧州中央銀行)が公表した9月のECB理事会議事要旨が若干ハト派的と受け取られ、ユーロ売りの材料となりました。
議事要旨によると、理事会では資産買い入れの延長に向けた複数のシナリオについて討議されたほか、一部メンバーからはいかなるシナリオのもとでも買い入れの規模縮小が正当化されるとの見解が示されたとの事です。
また、国内に目を転じれば、希望の党の小池氏はきたる衆院選において出馬しない意向を示していますが、あまり材料視されませんでした。
本日は、米雇用統計の発表が予定されています。
ハリケーン『イルマ』の影響によって、あまり良い結果ではないのではないかとの観測がありますが、殊の外強い結果が出ると大きな値幅が出る可能性もあり、警戒が必要です。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.739
高値:112.913
安値:112.405
終値:112.801
+6.2pips(高値から安値:50.8pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.192
ピンクの点線のライン
113.142
ピンクの点線のライン
112.942
赤の点線のライン
112.896
ピンクの点線のライン
112.810
ピンクの極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.437
青の点線のライン
112.363
青の点線のライン
112.810
青の極太のライン
112.271
青の点線のライン
112.126
青の点線のライン
111.751
緑の点線のライン
111.719
青の極太のライン
111.674
青の点線のライン
111.524
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は赤いラインで描いた『逆N』の下落トレンドの形状を崩してから、『押し目無き上昇』が続いてきましたが、上昇の勢いが衰えてきているような感じになっています。
日足レベルでは明確なトレンドはない状態にあり、引き続きピンクのラインで描いた下落の方波の中での値動きになっています。
直近高値ライン『112.810』を明確に上抜け出来ない状態にある一方、直近安値ライン『112.314』の近辺では買いの勢いが強い状態にあります。
日足レベルでは『112.314』~『112.810』のレンジになっていますが、本日は米雇用統計が予定されており、この結果次第でどちらかに抜けて行くという事になるのかなと思います。
【1時間足】
『波』として見ようとすると何種類も見方があり、非常に難しい形になってしまっています。
端的に言えば、やりようのない相場になってしまっていますので、今はガマンの時と言う事になろうかと思います。
本日は米雇用統計の発表が予定されています。短期売買をしている人はポジションをスクエアに戻して臨みましょう。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.546
高値:132.762
安値:131.829
終値:132.081
-46.5.pips(高値から安値:93.3pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.131
赤の点線のライン
133.069
ピンクの点線のライン
133.017
ピンクの点線のライン
132.852
ピンクの点線のライン
132.696
ピンクの点線のライン
132.479
赤の点線のライン
132.279
赤の点線のライン
132.240
赤の点線のライン
132.131
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
131.891
青の点線のライン
131.804
緑の極太のライン
131.768
青の点線のライン
131.717
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は上昇トレンドの状態にあり、9月8日からの上昇に対して、押しと思しき下落が入った格好になっています。
黄色のラインは9月8日~9月21日にかけての上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになりますが、昨日に関しては50.%戻しラインと61.8%戻しラインの中間にあるサポートライン『131.804』を試しに来たような格好になっています。
【1時間足】
日足において波形を描けない状態にある為、『日足の波形≒1時間足の中期トレンド』という考えに立脚するのであれば、1時間足においても中期トレンドレベルの波は描き難く、やり難い感じの相場が続いています。
基本的には日足レベルのサポートラインである『131.804』近辺での波の挙動を見て行くという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17576
高値:1.17782
安値:1.16982
終値:1.17093
-48.3pips(高値から安値:80.0pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18617
赤の極太のライン
1.18396
赤の点線のライン
1.18287
ピンクの点線のライン
1.18199
ピンクの点線のライン
1.18132
ピンクの極太のライン
1.18104
ピンクの点線のライン
1.17893
赤の点線のライン
1.17792
ピンクの点線のライン
1.17746
ピンクの点線のライン
1.17535
赤の点線のライン
1.17355
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17216
青の極太のライン
1.17039
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは日三尊のネックライン(『1.18617』)を下抜け、『1.17216』のラインでの攻防が続いておりましたが、昨日の値動きによって同ラインを微妙にではありますが、下抜けています。
白い楕円で囲った部分等を見るとヒゲの先がサポートとなる可能性もあり、本日は米雇用統計の発表が予定されている事から、まだどうなるか分かりませんが、まだロングのポジションを持っているという方は利食っておいても良いように思います。
【1時間足】
白い楕円の部分で三尊を形成、ネックラインを下抜き、下落して行っています。
短期売買をするのであれば、ネックラインの下方ブレイクでショートのエントリーはアリだったかと思いますが、プルバックが入らない感じで落ちて行ってしまったので、プルバックを待って入りたい人は入りそびれてしまった可能性もあろうかと思われます。
日足レベルでのサポートラインであった『1.17216』を下方にブレイクしていますが、10月3日に下方にブレイクした際には『1.17039』でサポートされており、昨日に関しても同ラインを破ると言う所にまでは至りませんでした。
『1.17039』は利食いの候補ともなるラインでしたが、本日は米雇用統計が予定されていますので、短期売買をやっている人は『1.17039』で利食ってポジションをスクエアにしておくという事で良かったと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
09:00 【日本】 8月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)
14:00 【日本】 8月景気先行指数(CI)・速報値
14:00 【日本】 8月景気一致指数(CI)・速報値
21:30 【米国】 9月失業率
21:30 【米国】 9月平均時給(前月比)
21:30 【米国】 9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 【カナダ】 9月失業率
21:30 【カナダ】 9月新規雇用者数
23:00 【米国】 8月卸売在庫(前月比)
23:00 【カナダ】 9月Ivey購買部協会指数
28:00 【米国】 8月消費者信用残高(前月比)