FOMCは大きな動きなし。パウエル氏に次期FRB議長指名を通知か?
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昨日はFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、政策金利を1.00-1.25%に据え置きました。これは予想通りの結果で、声明に関しても9月のものと大きく変わった点はありませんでしたが、『ハリケーン関連の混乱にもかかわらず、労働市場が引き締まり続け、経済活動は堅調に伸びている』として景気判断をやや引上げています。
また、ウォールストリート・ジャーナル紙は、『ホワイトハウスは、FRB(米連邦準備制度理事会)次期議長に指名する意向をパウエル理事に通知した』と複数の関係筋の話として伝えたとの報道が出ています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:113.645
高値:114.273
安値:113.596
終値:114.118
+47.3pips(高値から安値:67.7pips)
ドル/円のレジスタンスライン
114.505
赤の点線のライン
114.466
ピンクの点線のライン
114.258
ピンクの極太のライン
114.236
ピンクの点線のライン
114.027
ピンクの極太のライン
113.873
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
113.734
緑の点線のライン
113.185
緑の点線のライン
112.970
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円の日足の形状は、安値・高値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあり、現在はピンクのラインで描いた下落の方波の高値付近での値動きとなっています。
細かく見ると上昇トレンドの直近高値(白い楕円で囲った部分の高値)を上抜いていますが、『114.258』のレジスタンスラインを上抜けておらず、買いで出動するには時期尚早感が否めません。
逆に売り目線で考えれば、『114.027』~『114.258』のレジスタンスライン近辺で天井圏を作るのであれば、日足の形状がダブルトップになる可能性もあり、その場合にはショートのチャンスになりますので『114.027』~『114.258』のレジスタンスライン近辺での波の折り返しを注意深く見ていく必要性があります。
【1時間足】
白いラインで描いたダブルトップを形成しつつあり、この記事を書いている現在の状態では、ネックライン付近を試しに来ています。
ネックラインでバチンと逆張りするのも手ではありますが、より確実性を求めるなら、短期足を使って波の折り返しを確認して入る方がより確実性のあるトレードが出来るのではないかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.377
高値:132.826
安値:132.334
終値:132.647
+27.0pips(高値から安値:49.2pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
134.452
ピンクの点線のライン
134.341
ピンクの極太のライン
134.177
赤の点線のライン
133.795
赤の点線のライン
133.245
赤の極太のライン
133.136
赤の点線のライン
132.979
赤の点線のライン
132.865
ピンクの点線のライン
132.747
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
132.382
青の点線のライン
132.311
青の点線のライン
132.225
緑の点線のライン
131.859
緑の点線のライン
131.804
緑の極太のライン
131.534
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円は『131.804』のサポートラインから反発・上昇した格好になっています。
黄色のラインは10月25日~30日の下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになりますが、『133.245』のレジスタンスラインが50.0%と61.8%ラインの中間くらいのレベルにあり、注目されてくるラインとなりそうです。
【1時間足】
昨日に関しては、新規の買いポジションを立てるというよりは、白い楕円で囲ったダブルボトムのネックラインブレイクで買えた人はポジションを眺めている1日であったかと思います。
次に注目されてくるのは日足レベルのレジスタンスラインである『133.245』になりますが、その手前には1時間足レベルのレジスタンスラインが散見されるため、こういった所から売りが入る可能性もなくはありません。むやみに恐れる必要性はありませんが、1時間足レベルの波が折り返してしまうようなことがあれば手じまいを考えましょう。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.16453
高値:1.16565
安値:1.16056
終値:1.16215
-23.8pips(高値から安値:50.9pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18285
ピンクの点線のライン
1.18115
ピンクの極太のライン
1.18020
赤の点線のライン
1.17543
赤の点線のライン
1.17475
赤の極太のライン
1.17344
赤の点線のライン
1.17302
赤の点線のライン
1.17262
赤の点線のライン
1.17093
赤の極太のライン
1.16880
赤の点線のライン
1.16578
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.16578
緑の点線のライン
1.16314
緑の点線のライン
1.16114
青の点線のライン
1.15800
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは、下落トレンドが継続しており、白い楕円の安値を破って下落してきたものの先月末から小さめのレンジに入り込んだ格好になっています。
日足のサポレジの分布から言えば仕掛けにくいレベルにあると言えますが、中途半端な所で仕掛けないように気を付けていく事が必要です。
【1時間足】
白いラインの下落の方波に対しての戻り売りを狙っていくというスタンスで構えているとして、白い楕円で囲った部分からの反発が見られたという値動きをどういう波として認識するか?という事を考えるという事に集中していく必要があるわけですが、これに関してはいくつかのパターンの波が描けるように思います。
細かい感じで波を描くのであれば、赤のラインのような波を描くことも出来ますが、もう少し大雑把に描くのであれば緑のラインのような波を描くことも出来ます。
どちらの描き方が正しいかという事を考える事にあまり意味はありませんが、こういう描き方・認識もあるという事を知っておく事は非常に大切で、どちらの場合でも共通認識として買いあるいは売りとなる点を探して行くとより確度の高いトレードをする事が出来ると思います。
波の書き方というのは、正解がないものであるが故に非常に難しい分野と言えますが、そこに対して自分の描き方が正しいという考えに凝り固まってしまうと思考の柔軟性を失ってしまうので、いくつかのパターンの波が描けるような場合には、いくつかの波を描いてみてそれぞれの波の売買のポイントを把握しておくと良い結果に結びつき易くなりますので、柔軟に考えていきましょう。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 10月マネタリーベース(前年同月比)
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
09:30 【オーストラリア】 9月住宅建設許可件数 (前月比)
09:30 【オーストラリア】 9月貿易収支
14:00 【日本】 10月消費者態度指数・一般世帯
15:45 【スイス】 10月スイスSECO消費者信頼感指数
17:15 【スイス】 9月実質小売売上高(前年同月比)
18:00 【ユーロ】 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:30 【英国】 10月建設業購買担当者景気指数(PMI)
20:30 【米国】 10月チャレンジャー人員削減数(前年比)
21:00 【英国】 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:00 【英国】 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
21:00 【英国】 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00 【英国】 英中銀資産買取プログラム規模
21:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数
21:30 【米国】 7-9月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)