黒田総裁、金融緩和政策維持を強調、金融正常化観測を牽制
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1月23日は日銀の金融政策決定会合の二日目が行われました。
黒田総裁は会合終了後の会見で、現行の金融緩和を続けていくことを強調、正常化観測をけん制しています。
アメリカは利上げサイクル、欧州も金融政策の変更が現実的な視野に入っているという状況下で、日銀のみが緩和姿勢である事で日本の金融政策に対する正常化観測や期待と言ったものに神経を使うという事になるという事かと思います。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:110.891
高値:111.170
安値:110.245
終値:110.282
-60.9pips(高値から安値:92.5pips)
ドル/円のレジスタンスライン
111.628
赤の点線のライン
111.440
ピンクの点線のライン
111.301
ピンクの点線のライン
111.283
ピンクの極太のライン
111.148
ピンクの点線のライン
111.084
ピンクの点線のライン
110.745
赤の点線のライン
110.684
赤の点線のライン
110.521
赤の点線のライン
110.431
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
110.289
青の点線のライン
110.240
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円の日足の形状は、長めの上ヒゲのある実体が大きめの陰線となりました。
日足の波形は高値・安値切り下げの形状が継続しており、昨日の値動きによって直近安値ライン『110.431』を下抜けています。
昨日の終値時点においては、『110.240』のサポートラインをサポートして引けており、ダブルボトムを形成する可能性も残されています。
本日に関しては、『110.240』のラインを破るか?サポートされるかを見て行くという事になろうかと思われます。
【1時間足】
日足の波であるオレンジの波並びに緑の波がダブルボトムになる可能性のある中で、前日に形成された1時間足レベルのレジスタンスライン『111.148』から売りが入り、青の波がダブルトップを形成(チャート画像白い楕円の部分)、ネックライン(白い水平線)を下方にブレイクしています。
昨日の値動きによって、緑の波は高値・安値切り下げの下落トレンドの形状に回帰しています。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:135.950
高値:136.205
安値:135.190
終値:135.622
-32.8pips(高値から安値:101.5pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
136.323
ピンクの点線のライン
136.248
ピンクの点線のライン
136.213
ピンクの点線のライン
136.125
ピンクの点線のライン
136.058
ピンクの極太のライン
135.747
赤の点線のライン
135.642
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
135.368
青の極太のライン
135.192
青の点線のライン
135.148
青の点線のライン
135.026
青の点線のライン
134.915
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は、実体・上下のヒゲが3:3:4くらいの比率(パットの見の適当な感じの比率)の陰線となりました。
日足レベルの波形には明確なトレンドが出ておらず、引き続き方向感のない相場が継続しています。
【1時間足】
昨日のユーロ円相場は、以下の2つの注目ポイントがありました。
1. 日足のレジスタンスライン『136.058』を破るか?レジスタンスされるか?
2. 緑の波形がダブルトップになるか?
まず、1については白い楕円の部分において高値安値切り下げの形状となっており、『136.058』で一旦はレジスタンスされたと考えて良い形状を示現しています。
『136.058』で一旦はレジスタンスされた事を受けて、緑の波形がダブルトップになるか?に注目して行くという事になりますが、『135.203』(白い水平線)を下抜く事は出来ず、反発しています。
一時的に抜ける場面はあったものの、結果的に日足のサポートライン『135.368』と日足のレジスタンスライン『136.058』で挟まれたエリアでの値動きになっています。
いつかは『135.368』と『136.058』に挟まれたエリアを抜けて行くという事になりますが、それを見て行く際には、『135.368』・『136.058』の上下には日足では分からない1時間足のサポレジが存在しており、それらも含めてブレイクを判断して行くようにしましょう。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.22595
高値:1.23055
安値:1.22222
終値:1.22963
+36.8pips(高値から安値:83.3pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.23028
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.22924
緑の点線のライン
1.22753
青の点線のライン
1.22669
緑の点線のライン
1.22617
緑の極太のライン
1.22355
青の点線のライン
1.22273
青の点線のライン
1.22153
青の点線のライン
1.21830
青の極太のライン
1.21646
青の点線のライン
1.20816
緑の点線のライン
1.20767
緑の点線のライン
1.20662
緑の極太のライン
1.20298
青の点線のライン
1.20048
緑の点線のライン
1.19345
青の極太のライン
1.19309
緑の極太のライン
1.19271
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルの日足の形状は、下ヒゲ・実体が同じ程度の長さの陽線となりました。『1.22617』のレジスタンスラインを上方にブレイクしています。
日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にあります。
チャート画像白い楕円で囲った部分は、陰線二本での下落で内一本は寄り引け同値線に近いような形状の陰線であり、直近の上昇に対する下落の割合としても、ちょうど23.6%戻しで押しとしても割合として見ても浅めという事は言えようかと思われ、この部分の下落を押しと捉えるか?という事に少し迷いました。
将来的な値動きによっては波形を修正すればいいかな?という事で、現時点では押しとして見ておくという事にしたいと思います。
【1時間足】
日足のレジスタンスライン『1.22617』を終値でブレイクし、青の波形も安値・高値切り上げの形状となっています。
本来であれば、ここで自信を持って買い・・・と言う事になるわけですが、日足のレジスタンスライン『1.22617』の上には『1.23028』のレジスタンスラインが存在しています。
同レジスタンスラインは、緑の波形の直近高値であり、ここから売ってくる人がいるかどうか?の見極めがとても重要になります。
私はチャートに波を描く時、終値を重視して波を描いているのですが、ヒゲではなくて終値にしている理由は、日足と時間足の両方に波を描けば必然的に日足のヒゲの中も分析する事になる為、終値に描いた方が良いという考えに基づいています。
基本的には日足の波に乗る事を考えていますので、日足のチャートは終値を重視した波、1時間足チャートも終値を重視して波を描くと結果的に日足ヒゲの中を分析出来る為、日足の分析の精度も高まるという事になります。
木(1時間足)を見て森(日足)を見ずと言う事を戒めとしてよく言いますが、日足と日中足の役割をしっかり理解して使う事で、森(日足)を見て更に森を形成する木(1時間足)も見るという事が実現できますので、足の組み合わせは違えどもそれぞれの足の役割を意識してチャートを見ると良いのではないかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50【日本】12月貿易統計(通関ベース)
14:00【日本】11月景気一致指数(CI)・改定値
14:40【日本】11月景気先行指数(CI)・改定値
17:00【南アフリカ】12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
17:00【南アフリカ】12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
18:00【ユーロ】1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00【ユーロ】1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30【英国】12月失業保険申請件数
18:30【英国】12月失業率
18:30【英国】11月失業率(ILO方式)
21:00【米国】MBA住宅ローン申請指数(前週比)
23:00【米国】11月住宅価格指数(前月比)
24:00【米国】12月中古住宅販売件数(前月比)
24:00【米国】12月中古住宅販売件数(年率換算件数)