米株高・ドル安、セオリー無視の相関関係
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先週末金曜日の為替市場は、米十年債利回りが3%に迫り、米株も上昇という展開でしたが、ドルは値下がりという『米株高・ドル安』というこれまでの相関関係とは違う値動きをしました。
中でも、対円は同じ『リスク回避通貨』とされるスイスフランや金と比べても円高傾向が強い感じになっています。
商品市場全体を眺めながらトレードをするタイプの人から見ると『おや(´・ω・`)?』と思うような値動きで、色々な憶測はあれど、原因がなんだか分からないという状況でもあります。
あまりファンダメンタルズを気にしすぎると身動きが取れなくなってしまうので、チャートを見ながらどこにポジションを傾けていくか考えて行くという事に集中していくという事で良いかと思います。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:106.108
高値:106.392
安値:105.539
終値:106.301
-19.3pips(高値から安値:85.3pips)
ドル/円のレジスタンスライン
109.768
ピンクの点線のライン
109.229
ピンクの点線のライン
108.845
ピンクの点線のライン
108.627
赤の極太のライン
108.532
赤の点線のライン
108.293
赤の点線のライン
107.823
赤の極太のライン
107.470
ピンクの点線のライン
107.075
ピンクの点線のライン
106.828
赤の点線のライン
106.750
ピンクの点線のライン
106.691
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
106.018
青の点線のライン
105.699
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円の日足の形状は、ヒゲが長めの小陽線となりました。
日足の波は下落トレンドの状態にあります。
【1時間足】
先週水曜日からの値動き(白い楕円で囲った部分)を細かくみていくと白いラインの波と考える事が出来ます。上下動の値幅からするとやや細か過ぎる感があり、もう少し大雑把な感じで引けるのではないかというように思えます。
赤の線一本として考えるというトレーダーさんもいるかもしれず、白い波と考えているトレーダーさんとではラス戻り高値の位置が大きく異なります。
時間の経過に伴って、違う考え方も出てくる可能性もあり、『自分以外のトレーダーさんがどう考えているか?』と常にアップデートしながら相場を見ていくようにしていきましょう。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.687
高値:133.091
安値:131.799
終値:131.916
-77.1pips(高値から安値:129.2pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
134.861
赤の極太のライン
134.621
ピンクの点線のライン
134.496
ピンクの点線のライン
134.075
ピンクの点線のライン
133.808
ピンクの点線のライン
133.719
ピンクの点線のライン
133.278
ピンクの点線のライン
133.086
赤の極太のライン
133.060
ピンクの点線のライン
133.013
ピンクの点線のライン
132.821
ピンクの点線のライン
132.575
赤の点線のライン
132.326
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
131.943
青の極太のライン
131.813
青の点線のライン
131.664
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は、上ヒゲが長く実体がしっかりした感じの陰線となりました。
日足の波形はオレンジの波、白い波ともに上昇トレンドの形状を崩しています。
ここ何日か『133.086』のサポートラインでの攻防が続いていましたが、日足の終値で『133.086』を下抜いています。
上昇の波を崩した波は1波という事になりますので、戻り売りを考えて行くことになりますが、主にオレンジの波がグダグダだった影響で、日足のサポートラインが散在している状況にあり、当面はどこから戻りが入るのか?その過程でサポレジの転換や消滅を経てどのサポレジが残るのか?を見ていく局面に入ったとみるという事で良いかと思います。
【1時間足】
先週末金曜日のユーロ円は、白い網掛けのレンジの中での値動きとなっていましたが、赤い楕円の部分でレンジを下抜けてきました。
日足のサポートラインが迫ってきている位置でのレンジブレイクかつ、引けまで時間がないというタイミングでもあったので、無理にエントリーしなくてもよいかな?という感じだったかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.25033
高値:1.25545
安値:1.23924
終値:1.24098
-93.5pips(高値から安値:162.1pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.25483
ピンクの点線のライン
1.25070
ピンクの極太のライン
1.24706
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.24686
緑の点線のライン
1.24279
緑の点線のライン
1.23889
緑の点線のライン
1.23034
青の点線のライン
1.22441
青の極太のライン
1.22421
青の点線のライン
1.22132
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルの日足の形状は、上ヒゲが長めの大陽線となりました。
日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にあります。
直近高値ライン『1.25070』の上抜けにチャンレジしましたが、抜け切れずに反落してきています。
【1時間足】
寄り付き~欧州時間OP前にかけて日足レベルのレジスタンスライン『1.25070』を上抜ける場面もありましたが、欧州時間以降は反落して引けています。
赤い楕円で囲った部分の下落を『押し』と考えるかどうかで、白い波と考えるか?青い波と考えるか?に分かれると思います。
白い波と考える場合にはラス押し安値を下抜いていますので、トレンド転換という事になりますが、青い波と考えている場合にはまだトレンド転換していないという事になります。
現段階ではどちらと言い切ることはできませんが、現象的に白い波のラス押し安値を下抜いた事は明らかで、青い波のラス押し安値までの距離がある程度あるという事は言えます。
しかし、日足の波は上に向かっているので、本格的な売り出動は日足の波が折り返してからでも遅くないという事は言え、ショートを考える場合にはやるなら短期売買が基本線という事になります。
それを分かった上で仕掛ける分にはOKかというように思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50【日本】1月貿易統計(通関ベース)
18:00【ユーロ】12月経常収支
19:00【ユーロ】12月建設支出(前月比)
19:00【ユーロ】12月建設支出(前年同月比)