FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ドル上昇一服感も月末フローで中途半端なレベル

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20161130-01

ドル/円の環境認識

上の画像はドル円1時間足チャートです。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、完全に上目線に切り替わったわけではありませんが、下落トレンドの形状を崩しています。

俯瞰すれば、白い楕円の部分で中期トレンドがきれいなダブルボトムを形成しています。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161130-02

上の画像はドル円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

冒頭で述べたように中期トレンド(オレンジ色の波)がダブルボトムを形成しています。

短期トレンドは、チャートに引いた緑色の水平線を上抜く事によって、上昇トレンドに切り替わっています。エントリーするのであれば、『EP1』でのロングが考えられましたが、この時点でのロングは中期トレンド(オレンジ色の波)が上昇トレンドの形状に切り替わったわけではないタイミングでのロングとなる為、あくまでも打診買い的なものであるという認識を持ちながら、エントリーをする必要性があります。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20161130-01

ユーロ/円の環境認識

上の画像はユーロ円1時間足チャートです。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、下落トレンドの形状を崩しています。

チャート画像に振った数字はエリオット波動理論のカウントになります。個人的にはいくつか疑義もあるのですが、一応は5波まで出た形になっています。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161130-02

上の画像は、ユーロ円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

短期トレンド(青い波)は、緑色の水平線を上抜く事で、上昇トレンドに切り替わっています。

冒頭で述べたように中期トレンド(オレンジ色の波)は5波目の状況にあり、『EP1』でロングを仕掛けるという選択肢もナシではなかったと思います。

ちなみにこのタイミングは、通貨強弱的な観点から、ユーロ円・ドル円がほぼ同時に短期トレンドが反転しているタイミングでもあります。そういった観点を持ちながらトレンドの転換を探って行くとエントリーの確度を上げて行く事が出来ますので、通貨ペア単体として見るのではなく他の通貨ペアの値動きも併せ見る癖を付ける事が非常に重要です。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20161130-01

ユーロ/ドルの環境認識

上の画像はユーロドル1時間足チャートです。

中期トレンド(オレンジ色の波)は何とも微妙な感じの波形になっていましたが、俯瞰すれば白い楕円の部分において、右側の谷がやや浅い感じのダブルボトムを形成して上昇して行った形になっています。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足20161130-02

上の画像はユーロドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。

短期トレンド(青い波)は、緑色の水平線を上抜く事で下落トレンドの流れを崩しています。

ユーロドルの解説の冒頭で述べたように中期トレンドがダブルボトムを形成している事から、『EP1』において、打診買いを検討しても良かったかと思います。

ダブルボトムというのは、ダウ理論的には完全にトレンドが転換したわけではないタイミングでのエントリーとなる為、必ずしもエントリーする必要性はなく、トレンドが切り替わってからエントリーポイントを探して行くという事であっても問題はありませんが、エントリー出来ればトレンドの転換点を捉える事が出来る為、成功した際の値幅も大きくなりますので、強引なタイミングでのエントリーにならない範囲で狙って行くという事でも良いかと思います。