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日経平均は高値圏から反落も上昇トレンドを崩すには至らず

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先週末金曜日(2021年3月19日)の日経平均株価は下落、為替市場ではドル円は横ばいとなっています。

日経平均の値動き(2021年3月19日)

始値:29956

高値:30048

安値:29093

終値:29498

-458円(高値から安値:955円)

日経平均日足の環境認識(2021年3月22日)

日経平均日足チャート2021年03月22日

日経平均の日足の形状は上昇トレンドの状態にあります。紫のトレンドラインはこの上昇に対して引いたトレンドラインになります。

先週末の値動きの中で、直近高値ライン「30443」にワンタッチして反落してきていますが、上昇トレンドの形状を崩すという所にまでは至っていません。

とはいえ、直近安値ライン「28844」(赤い楕円の安値)を下抜いてくるとダブルトップを形成する事になる為、今週は「28844」を下抜くか?守るか?に注目していく事になりそうです。

日経平均の1時間足分析(2021年3月22日)

日経平均1時間足チャート2021年03月22日

2021年3月22日寄り付き時点での日経平均は紫のトレンドラインを下抜き、過去の下落のトレンドライン(オレンジのトレンドライン)の裏側に当たってきています。

黄色の水平線は「28366」~「30457」の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたもので、現在は61.8%戻し付近のレベルにあります。

買い目線の人の思考

買い目線でいる層の人たちは、日足のアッパートレンドに乗って行きたいと考えている方々という事になろうかと思います。

買い目線でいる人達が行動を起こしてきそうなポイントとしては・・・

  1. オレンジのトレンドラインの裏側に当たったタイミングでの買い

  2. 日足のサポートライン「28844」付近での買い

  3. 今後の値動きの中で1時間足レベルの波が反転してくるような事があれば買い

  4. 後述する売りのポイントがダマシとなったようなタイミング

・・・といったタイミングが考えられます。

1については、トレンドラインのサポレジ転換並びに水準として61.8%戻しラインであるという事での買いという事になります。

ただ、斜めのラインというものは過去に止まった実績のあるプライスではない為、過信は禁物です。ここで入るという場合には短期の波に対しては逆張りとなるので、損切りタイト目が良いように思います。

2については、ここを下抜くと日足レベルの波がダブルトップとなる為、それを防衛する側の買いが入るのではないか?という事に期待しての買いという事になります。

「28844」は日足のサポートラインであるので、ここを抜いたかどうかの判断は日足の終値ですべきですので、そこは注意が必要です。

逆に言うとここを抜くと買い方の損切りが出てくる可能性が高まりますので、注意してみておきましょう。

3については、今後の展開次第という事になります。

売り目線の人の思考

売り目線の人たちは、日足の波がダブルトップになり、日足のトレンドが転換する事を期待している人達という事になろうかと思います。

売り目線でいる人達が行動を起こしてきそうなポイントとしては・・・

  1. 1時間足レベルのレジスタンスライン「29534」付近からの売り

  2. その他の1時間足レベルのレジスタンスラインからの売り

  3. 上記の買いのタイミングがダマシとなったタイミング

といったタイミングでの売りが考えられます。

1については1時間足レベルのラス戻り高値からの売りという事になります。

2については1時間足レベルの波の形はあまりに気にせず、赤い楕円の下落に対しての戻り売りをするという事になります。