OPEC総会8年ぶりの減産合意で円安が加速
更新日時:2016年12月01日 10:25
ドル/円の環境認識
上の画像はドル円1時間足チャートです。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、上昇トレンドに回帰してきています。
チャートの数字は、中期トレンドに対してエリオット波動理論のカウントを振ったものになりますが、現在、3波もしくはC波が進行中と言った状況にあります。
ドル/円の値動きの考察
上の画像はドル円1時間足チャートを大きめに表示したものです。
短期トレンド(青い波)は、緑色の水平線を上抜いた事で下落トレンドの流れを崩しています。
エントリーポイントとしては、緑色の水平線を上抜き、戻ってきたタイミングの『EP1』でのロングが考えられました。
昨日の記事で解説したエントリーポイントと本日の解説のエントリーポイント両方で買えた場合は、中期トレンドの1波(もしくはA波)と3波(もしくはC波)でエントリー出来たという事になります。
その場合、基本的に仕込みは終了で、後はどこまで伸ばすかを見て行くという事になりますが、明日に米雇用統計を控えている事から、雇用統計迄には利食うという事で良いように思います。
ユーロ/円の環境認識
上の画像はユーロ円1時間足チャートです。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、上昇トレンドの形状を示現しています。
個人的には、白い楕円で囲った部分の波形の描き方はエリオット波動理論的な考え方からすると修正の余地があるような感じもするのですが、あえてこのままにしておこうかと思います。
ユーロ/円の値動きの考察
上の画像は、ユーロ円1時間足チャートを大きめに表示したものです。
短期トレンド(青い波)は、緑色の水平線を上抜く事で下落トレンドを崩しています。
エントリーポイントとしては、同ラインを上抜き、戻ってきたタイミングの『EP1』でのロングが考えられました。
ドル円と同様に昨日の記事で解説したエントリーポイントと本日の解説のエントリーポイント両方で買えた場合は、中期トレンドの1波(もしくはA波)と3波(もしくはC波)でエントリー出来たという事になります。
ドル円とユーロ円が同じような値動きをしているという事が分かるかと思いますが、通貨強弱的な観点もエントリーの根拠となりますので、そういった事を意識しながらトレンドの転換・趨勢を見極めていくとトレードの確度が向上すると思います。
ドル円と同様、明日に米雇用統計を控えている事から、雇用統計迄には利食うという事で良いように思います。
ユーロ/ドルの環境認識
上の画像はユーロドル1時間足チャートです。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、一旦は上昇トレンドの形状を示現したものの昨日の下落によって上とも下とも言えない形状となっています。
ユーロ/ドルの値動きの考察
上の画像はユーロドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。
白い楕円で囲った部分の中期トレンドの方波を分解すると3波に分解できますが、エリオット波動理論的に言うと『3波に分解できる波=調整波』と言う事になるので、昨日の記事で解説したエントリーポイントで打診買いをした場合には、緑色の水平線を下抜き、短期トレンド(青い波)が下落トレンドの形状となった時点で撤退しておく必要性があります。
昨日の記事で解説したエントリーポイントでの打診買いは、『中期トレンドの波が折り返していくだろう』と言う読みでのエントリーと言う事になるわけですが、白い楕円で囲った部分の中期トレンドの方波が1波もしくはA波であると仮定してのエントリーになります。
エリオット波動理論的に言うと1波もしくはA波は推進波なので、5波に分解出来なくてはならないハズが、白い楕円で囲った波を分解した短期トレンドは5波が出ずに折り返してしまった事で、『中期トレンドの波が1波もしくはA波である』という仮定が崩れてしまっています。
仮定が崩れた以上、撤退しておいた方が無難と言う事なわけですが、結果的に昨日の記事で解説したエントリーポイントの建値以下まで戻されてしまっています。
エリオット波動理論は、使いこなすのが難しい理論ではあるのですが、波の性質を見ておく事でこういった撤退の判断に使える事もありますので、知っておいて損はありません。
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