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日足の形状だけならいい形だが細かく見て行くと・・・?~ドル・円・ユーロ相場~2016年04月26日振り返り

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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年04月26日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。

ユーロ円の日足の形状は下ヒゲの長い陽線となりました。

チャート画像に引いた赤いラインは124.65に引いたラインで、3月に形成したダブルトップのネックラインとなります。ここを上抜けた事でサポレジ転換の可能性のあるラインとして注目していたラインですが、同ラインがサポートとして機能して、押し目買いが入ったかのような形状のチャートになっています。

今後下がってくる事があれば、このラインは注目されてくるラインとなりそうな気がします。

ドル円日足

上の画像はドル円日足チャートです。

ドル円の日足の形状は、下ヒゲの長い陽線となりました。

チャートに引いた赤いラインは110.65に引いたラインで、2月中旬~3月いっぱい続いたレンジの下限のラインとなります。先日、同ラインを上抜けしてきた事でサポレジ転換の可能性を考慮すべきラインとして注目していたラインとなりますが、昨日の値動きは同ラインで押し目買いが入って反発したかのような値動きとなっています。

直近の高値を超えていないので、この押し目買いが成功したとは言えない状態ですが、一旦はサポートラインとしての力を発揮したという事は出来そうです。

ユーロドル日足

上の画像はユーロドル日足チャートです。

ユーロドルの日足の形状は上ヒゲの長い陽線となりました。

チャートに引いた赤いラインは、前回の押し安値のラインとなります。俯瞰すれば、同ラインを割り込む局面もあったものの辛くもサポートして押し目買いが入ったかのような形状になっています。

波形を見る限り、上値・下値ともに切り下げている形で、上昇トレンドにあるとはとても言えないような形状になっています。ユーロドルのロングは、盤石な感じがしないのでロングを入れている人は常に警戒感を持ちながら、いつでも逃げるというような心構えで臨む必要性があるように感じます。

チャート画像『A』の部分でエントリー

ユーロ円1時間足

上の画像はユーロ円1時間足チャートです。

昨日のユーロ円相場は、寄り付きから下落し続ける流れでしたが、15時~17時において直近安値のライン(チャート画像赤いライン)に接触、同ラインで大きく反発しました。また、この記事の冒頭で述べたようにこの水準には、日足レベルで見たサポートラインも存在している事から、17時の寄り付きにおいてロングのエントリーをする事を検討する事にしました。

この時点でのロングが妥当であるか否かの確認として、ドル円・ユーロドルを併せ見て行きます。

ドル円1時間足

上の画像はドル円1時間足チャートです。

昨日のドル円相場は、寄り付きから上下動を繰り返しながら下げて行くような値動きでした。15時~17時において直近安値ライン(チャート画像赤いライン)を一旦下抜けしたものの16時~17時において反発、同ラインの上に値を戻してきました。

また、このレベルにはこの記事の冒頭で述べたように日足レベルで見たサポートライン候補も存在していました。

以上の事から、円売りの動きがユーロ円の方向性と合致している事が見て取れます。

ユーロドル1時間足

上の画像はユーロドル1時間足チャートです。

昨日のユーロドル相場は、寄り付きから東京クローズにかけて、レンジ相場を形成していました。16時~17時にかけてレンジをブレイクするような値動きを示しています。

この値動きから、ユーロ買いの動きがユーロ円の方向性と合致している事が見て取れます。

以上の事から、17時の寄り付きでユーロ円においてロングのエントリーを行いました。125.07で約定しています。126.00に売りのオーダーが観測されていた事から、第一利食い目標としては126.00を考えていました。

126.00の手前で23時~24時のロウソク足がピンバーのような形状になってしまった為、0:00の寄り付きで125.65でエグジットしています。結果的に58pipsの利益を得る事が出来ました。

3通貨ペア共にエントリー後に押し目買いが入るような局面があって、内心ヤキモキした部分もありました。

このブログではクドいくらいに書いているかもしれませんが、私のトレードはクロス円の爆益を狙い撃ちするものです。クロス円が爆益になる時と言うのは、3通貨ペアが同方向に動き時なのですが、日足の方向性からすると今は正にそういう状態にあるように見えます。

ただ、それが盤石の流れなのかと言うとそうでもないような側面もあります。ユーロドルの上昇が盤石とは言い難い事、ドル円がやや失速気味である事等がその理由ですが、この辺りを注意深く見て行く必要性があるように思えます。

それでは本日も頑張りましょう!