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わざわざ分かりにくい通貨ペアを選ぶ必要はない~2016年08月18日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160819-01

上の画像は、2016年08月18日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

昨日は、『99.713』~『100.448』のレンジでの値動きとなりました。

エントリーポイントについて

チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

昨日のエントリーポイントとしては、『EP1』での逆張りのショートが考えられました。その根拠等を以下に解説して行きます。

8月16日の夜~8月17日の欧州時間オープンにかけての短期的な上昇の短期波形に対して、赤い上昇トレンドラインを引く事が出来ます。同ラインを破った『YEP1』はショートのエントリーポイントとして考えられるポイントでした。プライスとしては『100.455』となります。

また、この波形に対して、ピンク色のレジスタンスラインを引く事が出来ます。このラインのプライスは『100.440』となります。

更に8月17日欧州時間OP~8月18日東京時間OPにかけての下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてると61.8%戻しのラインが『100.477』と言うラインになります。

これらの理由から、『100.450』アラウンドは逆張りポイントとして注目されるポイントでした。実際に逆張りでショートのエントリーをするかどうかは好みの問題もありますが、長期波形が下向きと言う環境の中で、戻り売りが入りやすいポイントであるという事は言え、短期波形のダブルボトムを見てロングした人は警戒しなければならないポイントでした。

私は、逆張りを否定する考えを持っていませんので、『EP1』での逆張りは悪いエントリーとは思いませんが、『EP1』でショートをした場合、短期波形が下向きになったわけではないという事を理解した上で、やや打診売り的に枚数少なめで入る等の対応が必要かと思います。

また、短期波形が反転していない以上、下値は限定される可能性が高く、利食いを早目にする必要性も有ります。

本日について

ドル円1時間足20160819-02

『高値A』~『高値C』にかけて高値を切り下げ、『安値A』~『安値B』にかけて安値を切り下げており、高値・安値共に切り下げる流れが継続しています。

この流れが継続する限り、戻り売りを継続して行くという事で良いかと思います。ただ、東京時間のショートについては口先介入や介入を警戒しつつという事になります。また、欧州時間以降にショートしてウマい具合に含み益がのった場合でも、介入を警戒して東京時間OP前には利食うようにする等の気配りも必要となってきます。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160819-01

上の画像は、2016年08月18日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

エントリーポイントについて

チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

長期波形に方向性が無く、また、ゾーニングも難しいような相場環境で、非常に難しい相場であったように思います。今は、ドル主体で動いているような相場環境ですので、ユーロ/円は方向性を見極めにくいという事が言えますが、必ず方向感が出る時が来ますので、それまでは様子見という事で良いように思います。

本日について

ユーロ円1時間足20160819-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

俯瞰すれば、『112.422』~『113.909』のレンジと見る事が出来ます。150pips程のレンジですので、トレードのやりようはあると言えますが、長期的な方向性は無い相場ですので、トレードをするなら、短期的な値動きを見ながら、こまめに利食いを入れて行く必要があります。

また、円買いの動きが強まると円売り介入が入ってくる可能性も有る為、東京時間のショートは注意が必要です。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160819-01

上の画像は、2016年08月18日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。

昨日のユーロドルは、丸一日上昇の流れで推移した一日であったと言えるかと思います。

エントリーポイントについて

昨日のエントリーポイントとしては、『EP1』でのロングが考えられました。

ブレイクアウトを狙うエントリーとなりますが、レンジ上限であった1.12935をブレイクする直前にチャート画像白い四角の小さなレンジを形成しています。レンジブレイクの場合、ブレイクする前に小さなレンジを作ってくれるとそこで支えてくれる事が多く、比較的入りやすいポイントであったかと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160819-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

引き続き、高値・安値共に切り上げる流れが継続しています。この流れが継続している限り、押し目買いを行っていくという事で良いように思います。

ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルの主要3通貨ペアの中では、ユーロ/ドルが最も分かりやすい形状と言えます。わざわざ分かりにくい通貨ペアで勝負する理由はありませんので、分かりやすいチャート形状が続く限りユーロ/ドル中心でトレードをして行くという事で良いように思われます。