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クロス円の様子見相場はいつまで?~2016年08月19日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160822-01

上の画像は、2016年08月19日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

先週末金曜日は、非常に小動きかつ方向感のない値動きで、やりようのなかった相場であったかと思います。

本日について

ドル円1時間足20160822-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

高値A~高値Dにかけて高値を切り下げ、安値A~安値Dにかけて安値を切り下げており、高値・安値共に切り下げる流れが継続しています。

安値C~安値Dの切り下げが微妙な感じの切り下げ方になっていますが、下向きの流れが崩れたわけではないので、上目線になるには時期尚早と言えます。

先週から、100円をまたいだ攻防になっていますが、100円と言うプライスは普通のキリ番ではないので、非常に意識されてくるラインだと思われます。日本政府・日銀も重要な防衛ラインとして考えていると思われ、100円を割ってくると口先介入なども強まってきますので、100円近辺ではショートしにくい環境という事は言えます。

実際には、円が買われているわけではなく、どちらかと言うとドルが売られる流れの中で100円アラウンドの水準に落ちてきた感じなので、為替介入が出来るような環境ではないように思うのですが、引き続き、東京時間のショートは口先介入警戒という事になります。急落した次の日の朝等は特に口先介入の可能性が高まりますので、欧州時間以降に売って、含み益がある場合等は東京時間前に利食ってしまった方が良いように思われます。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160822-01

上の画像は、2016年08月19日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

先週末金曜日は、約50pipsのレンジ内での値動きになっており、やりようのなかった相場であったかと思います。

本日について

ユーロ円1時間足20160822-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

俯瞰すれば、『112.422』~『113.909』のレンジ内での値動きになっていますが、高値A~高値Cにかけて高値を切り上げ、安値A~安値Cにかけて安値を切り上げています。

高値Cはちょうどレンジの上限あたりとなりますが、レンジ上限の『113.909』を実体でしっかりと上抜けするようであれば、上目線に切り替えても良いように思います。随分長い間、様子見推奨の状態が続いていますが、必ず方向感が出る時が訪れますので、ガマンしきれずに変な所でエントリ-してしまって、負けを重ねないように気を付けましょう。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160822-01

上の画像は、2016年08月19日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

長期的な流れが上向きの中で、下落する値動きとなりました。押し目買いを狙っていく方針で良かったかと思いますが、エントリーの機会が訪れなかったような感じとなりましたので、様子見で良かったのではないかと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160822-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/ドルの主要3通貨ペアの中では、ユーロ/ドルが最も分かりやすい形状になっていると言えますが、上昇の流れが続く限り、押し目買いをし続けて行くという事で良いかと思います。

永遠に続くトレンドというモノはないので、いつかは押し目買いが失敗して負ける時が来ますが、最後1回の負けは一種の必要経費として割り切るという事も必要になってきます。