FXで何やっても勝てなくて、やったコト

雇用統計を控えてポジション整理に注意~2016年08月30日エントリーポイントの解説~

更新日時:

ドル/円の解説

ドル円1時間足20160831-01

エントリーポイントについて

上の画像は、2016年08月30日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

『TL1』は月曜日のお昼頃~火曜日の朝にかけての下落に対して引いたトレンドラインとなります。このトレンドラインは、青い短期の波形に対して引いたトレンドラインでもあり、オレンジ色の長期の波形とは逆行しています。

長期の波形に逆行する短期波形に対して引いたトレンドラインを破ったタイミングでのエントリーは、個人的に比較的よく使うエントリーのタイミングとなりますが、『EP1』は破ってすぐのタイミングでのエントリー、『EP2』は押しが入って『TL1』の裏側に当たった所でのエントリーとなります。

時と場合で、押しが入らずに上がって行ってしまう事もあるので、どちらのタイミングで入るのが正しいかは一概にいう事は出来ませんが、『EP1』で入ると損切りが遠くなってしまう事は確かなので、その場合の損切りに耐えられないような場合は、押しが入る事を待って入ると良いと思いますが、その場合『押し目待ちに押し目無し』みたいな状況になってしまった時に仕方ない事として飛び乗らずに堪えるという覚悟も必要になります。

本日について

ドル円1時間足20160831-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

引き続き、高値安値を切り上げる流れが継続していますので、基本的には押し目買いを継続して行くという事で良いかと思います。

今の所は、『TL1』に沿うような形で上昇しています。先週末のジャクソンホール公演に端を発した上昇から浅目の押しを経て昨日の上昇へと繋がっていますが、しっかりした押しが入っていないような感じもします。

今週末の9月2日には米雇用統計も予定されており、雇用統計に向けてのポジション整理やジャクソンホール公演以降の上昇を取れたトレーダーの利食いが入って、深めに押しが入る可能性もあります。

ジャクソンホール公演後の上昇で大きく取れたというような場合には、今週はもうお休みにして雇用統計を待つという事でも良いかも知れません。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160831-01

上の画像は、2016年08月30日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

『TL1』は月曜日のお昼頃~火曜日の朝にかけての下落に対して引いたトレンドラインです。このトレンドラインは、青い短期の波形に対して引いたトレンドラインでもあり、オレンジ色の長期の波形とは逆行しています。

長期の波形に逆行する短期波形に対して引いたトレンドラインを破ったタイミングでのエントリーとなりますが、『EP1』は破ってすぐのタイミングでのエントリー、『EP2』は押しが入って『TL1』の裏側に当たった所でのエントリーとなります。

時と場合で、押しが入らずに上昇してしまうという事もあるので、『EP1』と『EP2』どちらが正解という事はありませんが、臨機応変に損切りに耐えられるかと言った事をも加味しながら、押しが入るのを待つか?抜けた所ですぐ入るのか?を考えて行くと良いように思います。

本日について

ユーロ円1時間足20160831-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

高値・安値を切り上げる流れとなっていますが、ドル円と比べると弱い感じの波形になっています。

基本的には押し目買いを継続して行くという事で良いかと思われますが、あえてユーロ円でエントリーして行く必要性も無いように思えますので、ユーロ円は触らないという事でも問題ないかと思います。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160831-01

上の画像は、2016年08月30日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

昨日については、昨日の記事で解説した『YEP1』で売れなかった場合、売るとしてもタイミング的に遅きに失した感があり、昨日についてはショートの入り所は難しかったのではないかと思います。

こういった状況で入ってしまうと利益が伸ばせず、場合によっては微損とか建値となってしまう事もあるので、入り遅れた場合は、見送るという事も重要です。チャンスは1度きりと言うわけではありませんので、焦って入って細かくやられるという事を避けて行くようにしましょう。

本日について

ユーロドル1時間足20160831-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

先週末のジャクソンホール公演に端を発した下落から2度の浅目の戻りを経て現在に至っていますが、しっかりした戻りが入っていないような感じがします。

今週末の9月2日には米雇用統計も予定されており、雇用統計に向けてのポジション整理やジャクソンホール公演以降の下落を取れたトレーダーの利食いが入って、深めに戻りが入る可能性もあります。

ジャクソンホール公演後の下落で大きく取れたというような場合には、今週はもうお休みにして雇用統計を待つという事でも良いかも知れません。