雇用統計は微妙な結果も、為替はややドル高~2016年09月02日エントリーポイントの解説~
更新日時:2016年09月05日 6:00
ドル/円の解説
エントリーポイントについて
上の画像は、2016年09月02日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。
先週末金曜日は、米雇用統計の発表がありました。チャート画像の白い楕円の部分が発表時の値動きとなります。
非農業部門雇用者数の伸びが15万1000人と、市場予想の18万人に届かなかった事を受けて、発表直後はドル売りとなりましたが、102代後半から買いが入り、最終的には前日の高値を更新して、一時は104.308を付ける場面もありました。
非農業部門雇用者数が市場予想に届かなかったという結果を普通に考えれば、ドル売りなのですが、最終的にはドル買いとなりました。指標発表結果と値動きが逆の値動きとなる事もあるという指標トレードの難しさをまざまざと見せつけられた値動きであったかと思います。
私は、イベント時はトレードをしないと決めているので、不参加でしたが、初動の下落を見てショートしてしまうと非常に苦しい状態になってしまったのではないかと思います。
本日について
上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。
高値・安値を切り上げる流れが継続しておりますので、引き続き、押し目買いをして行くという事で良いかと思います。
ユーロ/円の解説
上の画像は、2016年09月02日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。
エントリーポイントについて
米雇用統計の発表を受けて、発表直後は上下に振らされる展開となりました。チャート画像白い楕円の部分が発表直後の値動きとなります。
俯瞰すれば、115.505のサポートラインと緑色の線で引いたトレンドラインでサポートされて上昇して行った形になっています。
チャートの形状からすると雇用統計発表前に仕掛けやすいポイントもありましたが、私は、イベント前にポジションを持つ事を推奨しておりませんので、あえて割愛します。
本日について
上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。
引き続き、高値・安値共に切り上げる流れが継続しておりますので、基本的には押し目買いをして行くという事で良いかと思います。
ユーロ/ドルの解説
上の画像は、2016年09月02日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。
エントリーポイントについて
米雇用統計の発表を受けての値動きとなりましたが、発表直後は上下に大きく振らされる展開となりました。
チャート画像白い楕円の部分が発表直後の値動きとなります。
上下に振らされて、最終的にはややドル買いという事になりましたが、触らぬ神に祟り無しという事かと思います。この値動きを予想するというのは、普通の人にはまずムリな領域と思いますので、参加しないという事で良かったかと思います。
本日について
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。
レンジを上方向にブレイクしたものの非常に微妙な感じのチャートになっています。方向感として、どちらとも言えないような状態かと思いますので、ユーロドルに関しては、触らないという事で良いように思えます。


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