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日米金融政策発表が重なる特異日。突っ込むか待つか?~2016年09月20日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160921-01

エントリーポイントについて

上の画像は、2016年09月20日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

昨日は、本日に日米の金融政策イベントを控え、値幅も無く方向感も無い感じの値動きとなりましたので、やらなくて良い相場であったかと思います。

本日について

ドル円1時間足20160921-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

本日は、いよいよ日米の金融政策発表が行われます。色々な事前予想が出ていますが、こればかりは蓋を開けて見ないと分かりませんので、結果に賭けてポジションを持つような事だけは避けましょう。

正直どういう値動きになるか、予想が立てづらく、また、無理に予想を立てる必要性も無いのですが、イベント通過後にじっくりと入るタイミングを計って入っても遅くありませんので、今日は休んでしまっても良いかと思います。

気を付けなければならない点として、明日は日本勢が休場となるので、明日の明け方から東京時間にかけて想像以上の値幅が出てしまうという事もあり得ます。参加するのであれば、致命傷となるような損失を出さないように損切りをいつも以上にしっかりとして行く必要性があります。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160921-01

上の画像は、2016年09月20日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

昨日は、値幅の無い値動きとなりました。無理に参加せずともよかった相場かと思います。

本日について

ユーロ円1時間足20160921-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

イベント前ではありますが、波形としては下降の波形となっています。ファンダメンタルの話をするのはあまり好きではないのですが、ユーロ/円はユーロを押し下げられないECBと円安に持っていけない日銀という事で趣のある通貨ペアというように思えます。

本日のイベントでどうなって行くのか注目して行きたいと思います。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160921-01

上の画像は、2016年09月20日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

昨日のユーロドルは、小動きでやりようのなかった相場であったかと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160921-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

冒頭でも述べましたが、本日はいよいよ日米の金融政策発表が行われます。

重複となりますが、どういう値動きとなるのかは想像しにくいので、事前にポジションを持って臨んだり、勘に頼ってエントリーしていく事は絶対にやめましょう。

余談ではありますが、大きなイベントの前等は、トレードのしようのない為に記事の内容が薄くなりがちなのですが、大きなイベントの際にどういう行動を取るかは長い期間、退場にならずに生き残っていく上で非常に大切だと思います。

私は、Twitterを比較的好んで使っているのですが、このブログを始めて9か月程の間で残念ながら、退場になってしまわれたフォロワーさんを何人か見てきました。トレードというモノは全戦全勝と言うわけにはいかない世界です。

当然ですが、私も損切りになってしまうトレードというモノがあります。調子のいい時は数ケ月にわたって損切りにならなかったというような事もありますが、それはある意味ラッキーであって、私の個人的な考えでは、トレードというモノは損切りや利食いを繰り返しながら、ある程度の期間の中でトータルで勝っていくというモノであって、ワンチャンスで大金持ちになったり退場になったりというモノではないと思っています。

大きなイベントの際は、大きな値幅が期待出来、読みが当たれば非常に大きな利益を得る事も出来る可能性があります。ただそれは、裏を返せば非常に大きな損失を被る可能性も有るという事です。特に発表直後の値動きは方向感が分からず、往復でやられてしまうという可能性も有ります。

トレーダーは一種の研究職で、エントリーをするという事は普段の研究の成果の発表の場とも言えます。テクニカルも何もないイベントによる急激な変動が見込まれる相場が、普段からコツコツとやってきた研究の成果を試す場にふさわしいか?と言えば、私は相応しいとは思えません。

普段の研究の成果を試すのに相応しい相場は別にあるはずで、そういう状況の時に考え抜いた上に仕掛け、合理的な利食い・損切りを行い、仮に負けてしまったとしてもそこから何らかの教訓を得て行く事こそ、トレーダーたる者の採るべき道なのではないかと私は思います。