FXで何やっても勝てなくて、やったコト

今週は重要イベント多数、乱高下に要注意~2016年10月28日の為替相場解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20161031-01

ドル/円の環境認識

余談ですが、今朝起きて、ブログを書こうとしたら、何故かインターネットにつながらず、色々調べて見たら、LANケーブルがヘタれていたという事が判明し、電気屋にLANケーブルを買いに行ったりしていて、ブログの更新がこの時間になってしましました(;´∀`)

弊ブログのような拙いブログを楽しみにして下さっている皆様方、大変申し訳ございませんでした_(._.)_

先週末金曜日の引け間近に『米連邦捜査局(FBI)は米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏のメール問題についての捜査を再開した』との報道が出て、急落する形になりました。

俯瞰すれば、長期トレンド(ピンク色の波)は上昇トレンドの形を維持しており、中期トレンド(オレンジ色の波)の方波の直近安値ライン『104.379』でサポートされた形になっています。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161031-02

先週末金曜日は、50pips程度のレンジの中での推移でやりようのないような状態だったのですが、冒頭で述べたクリントン氏のメール問題の報道でドカンと下げる形になりました。私はこの時間既に寝ていたのですが、仮に起きていてもこの急落を取る事は出来なかったのではないかと思います。

月末の週末な上に次週は重要イベントが連続(この記事の最後の方で触れます)という事で、ポジションを整理済みだったという方も沢山いらっしゃると思いますが、整理しないで寝てしまった人は、ヤキモキした週末を過ごしてしまったという方も沢山いらっしゃるのではないかと思います。

週マタギのポジションを持つかどうかは、個々のトレードルールによるものなので、どちらが良くてどちらが悪いとは一概には言えないのですが、今回のように金曜の引け近くに大きな動きが出て、含み損を抱えてしまったりですとか、含み益が減ってしまったという状態になると気になって休めないという事にもなりますので、週マタギのポジションを持たないというようにルール付する事も決して悪い事ではありません。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20161031-01

ユーロ/円の環境認識

長期トレンド(ピンク色の波)の方波に対しての戻り進行中と言った状態になっています。

チャートに引いた黄色のラインは長期トレンド(ピンク色の波)の方波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになりますが、61.8%戻しを超えるレベルまで戻してきました。

チャート画像の数字は、中期トレンド(オレンジ色の波)に対してエリオット波動理論のカウントを振ったものになりますが、中期トレンドは5波が終わりつつあるような状況に入って来ています。

中期トレンドに対して、2本のトレンドラインを事が出来ます。

一本目は、『1』の安値と『3』の安値を結んだトレンドラインで、二本目は『3』の安値と『5』の安値を結んだトレンドラインで、『1』と『3』を結んだトレンドラインに比べ、『3』と『5』を結んだトレンドラインの方が角度が急な事が分かります。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161031-02

中期トレンド(オレンジ色の波)は上昇トレンドの形状を維持していますが、短期トレンドは下向きに切り替わっています。冒頭で触れたように中期トレンドが5波目に来ているので、ロングをする場合には高値掴みに注意が必要になります。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20161031-01

ユーロ/ドルの環境認識

俯瞰すれば、チャート画像白い楕円の部分のダブルトップがダマシになって、上昇して行ったという事になるのかなと思います。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足20161031-02

ピンクの点線と赤いラインのレンジだったと見る事が出来ますが、レンジ上限をブレイクして行っています。週マタギのポジションも厭わないという事であれば、クリントン氏のメール問題の報道が出る前にエントリーできたという事になります。

さて、今日で10月も終わり、明日から11月となりますが、今週は注目イベントが続きます。

11月1日・・・日銀政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見、日銀経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表及びRBA政策金利&声明発表

11月2日・・・FOMC

11月3日・・・BOE政策金利&声明&資産購入枠発表、BOE議事録公表、BOE四半期インフレ報告、カーニーBOE総裁の発言

11月4日・・・RBA四半期金融政策報告、米雇用統計

このように明日から毎日のように重要イベントが続きます。

イベント結果を受けての乱高下も想定されますので、極端な話、今週は休んでしまっても良いような感じでもあります。

毎月、同じような事を書いていますが、ポジションを持ったままイベントに臨む事は避けるようにしましょう。