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メキシコ国境の壁建設・水責め・・・全ては公約通り

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メキシコのペニャニエト大統領は、1月31日にホワイトハウスで行われる予定であったトランプ米大統領との会談を中止すると明らかにしました。

この事態に至った原因としては、トランプ大統領がTwitterで『必要性が高い壁の建設費用をメキシコが支払わない場合、近く予定されている(ペニャニエト大統領との)会談はキャンセルしたほうがいい』と発言したことが影響していると思われます。

国境の壁の建設費用に関しては、メキシコのペニャニエト大統領は負担しない旨を何度も繰り返しており、トランプ大統領の要請とは平行線を辿るばかりという状況になっています。

これを受けて、国境の壁建設費用を捻出する為にメキシコからの輸入品に20%の関税をかけるとの案も出てきており、どうあってもメキシコ国境に壁を作るという姿勢が見て取れます。

また、テロリストに対する尋問方法として、水責め(要するに拷問)が効果的であるとの見解を重ねて示しています。

国境の壁にしろ、水責めにしろトランプ氏が大統領選挙の時から一貫して言ってきた事なのですが、選挙戦用のパフォーマンス的な政策と捉えられていたという部分があり、『本気だったのか』と改めて驚いているという事かと思いますが、就任式から出てきた政策は全て選挙戦時に言っていた事であり、優先度の高低はあれど選挙戦時に言っていた政策を実行する姿勢だと思っておいた方が良さそうです。

ドル/円

ドル円1時間足20170127

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:113.282

高値:114.851

安値:113.041

終値:114.506

+122.4pips(高値から安値:181pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

112.535

チャート画像青い点線の水平線

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近安値。

113.103~113.432

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

113.319~113.794

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、1月16日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

114.594~115.247

チャート画像ピンク点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

115.490

チャート画像ピンク点線の水平線

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近高値。

1月26日のドル円相場は、上昇の流れでの推移となりました。この記事を書いている段階では115円乗せを窺う情勢となっています。

1月26日の寄り付き時点での情勢としては、『113.103~113.432の支持帯(チャート画像青の点線のボックス)』と『113.319~113.794の抵抗帯(チャート画像緑の点線のボックス)』の中でのせめぎ合いと言った状態にあり、どちらへ抜けて行くかを見て行くという情勢でした。

チャート画像白い楕円の部分(E1)で『113.319~113.794の抵抗帯(チャート画像緑の点線のボックス)』をブレイクしていますが、ブレイクした時の勢いが強く、プルバックも入らなかった感じなので、飛び乗りで入らないとエントリーは難しかったかと思います。

飛び乗りをする事が功を奏す場合もありますので、飛び乗りのエントリーが100%悪いというわけではないので、飛び乗りで入れた人はそれはそれで良かったと思いますが、プルバックを待ってから入りたいタイプのトレーダーさんはエントリーを見送る形になったのではないかと思います。

昨日の場合は、値幅が大きかったので、エントリーを見送った層のトレーダーさんは悔しさもあったのではないかと思うのですが、それも相場なので平常心を保つ事が重要です。

俯瞰すれば、『113.103~113.432の支持帯(チャート画像青の点線のボックス)』の下辺あたりでサポート(チャート画像白い楕円S1の部分)されて、反発上昇に繋がって行った形になっていますので、再度戻ってきた時に注目される支持帯となるかも知れません。

1月27日寄り付きの段階では、中期トレンド(オレンジ色の波)はトレンドレスの状態にあり、『114.594~115.247の抵抗帯(チャート画像ピンクの点線のボックス)』の上抜けにチャレンジしている情勢となっています。

114.594~115.247の抵抗帯(チャート画像ピンクの点線のボックス)』の売り勢力と昨日から買ってきた買い勢力のどちらの力が強いかを見極めていく展開となりそうです。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足20170127

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:121.741

高値:122.656

安値:121.659

終値:122.326

+58.5pips(高値から安値:99.7pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

121.221~121.549

チャート画像青の点線のボックス。

短期上昇トレンドの支持帯。

122.182~121.632

チャート画像緑の点線のボックス。

1月25日~1月26日形成されたレンジ。サポートとなる可能性アリ。

122.352~122.623

チャート画像ピンクの点線のボックス。

短期下落トレンドの抵抗帯。

122.842

チャート画像ピンク点線の水平線。

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近高値。

1月27日のユーロ円相場は、上昇の流れでの推移となりました。

レンジを抵抗帯と支持帯がはさんでいるという状況で、非常にやり難い状況にありましたが、『122.182~121.632のレンジ(チャート画像緑のボックス)』を上方にブレイク、この記事を書いている現在の情勢としては、『122.352~122.623の抵抗帯(チャート画像ピンクのボックス)』の上抜けしそうな状況にあります。

122.842のサポートライン』を上抜いてくると中期トレンドが高値・安値切り上げの形となり、ダウ理論的に言う上昇トレンドの形状となってきますので、要注目です。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足20170127

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.07473

高値:1.07649

安値:1.06568

終値:1.06794

-67.9pips(高値から安値:108.1pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.06844~1.06265

チャート画像青い点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.07253~1.07609

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落上昇トレンドの抵抗帯。

1.07715

チャート画像ピンクの点線の水平線

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近高値。

1月26日のユーロドルは下落の流れでの推移となりました。

チャート画像赤いラインで書いたダブルトップと見ることも出来、ネックラインを下方にブレイクして、『1.06844~1.06265』の支持帯の上辺付近での値動きとなっています。

1月27日寄り付きの段階では、『1.06844~1.06265』の支持帯を根拠に買っている層と『1.07253~1.07609』の抵抗帯を根拠に売っている層の力比べと言った状況にあります。

抵抗帯と支持帯で挟まれたエリアでエントリーしてしまうと難しいトレードになりがちなので、中途半端な位置で入らないよう注意が必要となります。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:30 【日本】 1月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

08:30 【日本】 12月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

08:30 【日本】 12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

09:30 【オーストラリア】 10-12月期四半期輸入物価指数 (前期比)

09:30 【オーストラリア】 10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比)

09:30 【オーストラリア】 10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比)

18:00 【ユーロ】 12月マネーサプライM3(前年同月比)

22:30 【米国】 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)

22:30 【米国】 12月耐久財受注(前月比)

22:30 【米国】 12月新築住宅販売件数(前月比)

24:00 【米国】 1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

トランプ政権絡みの突発的な発言や政策絡みの発言等に引き続き警戒が必要です。また、週末となりますので、週マタギのポジションを持つ場合には土日に何らかの材料が出て、月曜日大きく窓開けと言う事も考えられますので出来るだけポジションをクローズして週を終えたい所かと思います。