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トランプ大統領の議会演説、焦点は税制改革か?

更新日時:

遅れに遅れているトランプ政権の人事ですが、ウィルバー・ロス氏が商務長官として承認されました。

ロス氏は中国の通商政策に批判的な事で知られ、TPP(環太平洋連携協定)撤退等、トランプ氏の政策などにも強い影響力を持っているとされています。また、NAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉も主導立場でもある事から、正にトランプ政権の経済政策の顔と言う事になります。

本日(日本時間だと明日)にトランプ大統領の議会演説を控えており、どういった内容が出てくるかに注目が集まっています。

オバマケアの代替案、インフラ投資、国防予算の増額等が示されるのではないかとの予想が出ていますが、焦点は税制改革の骨子を示せるかどうか?と言う事になろうかと思われます。

ドル/円

ドル円1時間足20170228

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:112.133

高値:112.832

安値:111.910

終値:112.678

+54.5pips(高値から安値:92.2pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

111.699

チャート画像青の点線

中期トレンドの直近安値。

111.746~112.487

チャート画像青の実線のボックス

中期トレンドの支持帯。

112.004~112.289

チャート画像青の点線のボックス

短期トレンドの支持帯。

112.569~112.856

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

112.772~113.740

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

113.074~113.400

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

113.466~113.698

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

114.851

チャート画像ピンクの点線

中期トレンドの高値。

2月27日のドル円相場は、東京~NY序盤にかけて安値圏をフラフラしているような値動きでしたが、NY時間後半~引けにかけて急騰して引けています。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状となっていますが、その値動き自体が『111.699~114.851』の方波の中での値動きであり、本格的な『下落トレンド』とは言いにくい感じでもあります。

俯瞰すれば、『111.746~112.487』の支持帯と『112.772~113.740』の抵抗帯に挟まれたエリアでの値動きであり、それぞれの支持帯・抵抗帯の中に更に短期トレンドの支持帯・抵抗帯が入れ子になっている状態にあります。

本日(日本時間だと明日)にトランプ大統領の議会演説を控えており、イベント待ちの状況ですので、本日については様子見と言う事で良いように思われます。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足20170228

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:118.421

高値:119.455

安値:118.239

終値:119.280

+85.9pips(高値から安値:121.6pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

119.098~119.434

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

119.424~119.659

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

119.745~120.256

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

120.337~121.217

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

2月27日のユーロ円相場は、寄り付きから一貫して上昇の流れでの推移となりました。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状となっています。

俯瞰すれば、抵抗帯が重なる119代中盤で一旦は頭を抑えられた形になっています。

下方向へのバイアスが掛かり易い状態にあると言えますので、買いについては足掛かりとなる支持帯の形成がなされるまで不用意なエントリーをしない事が肝要かと思われます。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足20170228

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.05627

高値:1.06300

安値:1.05508

終値:1.05863

+23.6pips(高値から安値:79.2pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.05453~1.05702

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの抵抗帯。

1.06053~1.06244

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.06425~1.06545

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.06718~1.07012

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.07120~1.07498

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

2月28日のユーロドル相場は、寄り付き~NY時間にかけて上昇の流れで推移しましたが、NY時間後半~引けにかけて反落して引けています。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、一応、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状にありますが、俯瞰すれば『1.05453~1.05702』の支持帯と『1.06053~1.06244』の抵抗帯の間での値動きと見る事が出来、引き続きどちらへ抜けて行くかを見て行くという事で良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

06:45 【ニュージーランド】 1月貿易収支

08:50 【日本】 1月鉱工業生産・速報値(前月比)

08:50 【日本】 1月小売業販売額(前年同月比)

08:50 【日本】 1月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)

09:00 【ニュージーランド】 2月NBNZ企業信頼感

14:00 【日本】 1月新設住宅着工戸数(前年同月比)

15:00 【南アフリカ】 1月マネーサプライM3(前年同月比)

17:00 【スイス】 2月KOF景気先行指数

19:00 【ユーロ】 2月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)

21:00 【南アフリカ】 1月貿易収支

21:00 【米国】 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)

22:30 【カナダ】 1月鉱工業製品価格(前月比)

22:30 【カナダ】 1月原料価格指数(前月比)

23:00 【米国】 12月ケース・シラー米住宅価格指数

23:00 【米国】 12月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

23:45 【米国】 2月シカゴ購買部協会景気指数

24:00 【米国】 2月リッチモンド連銀製造業指数

24:00 【米国】 2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)