トランプ大統領、イスラム圏諸国からの入国禁止に関する修正版大統領令に署名
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トランプ大統領はイスラム圏諸国からの入国禁止に関する修正版大統領令に署名しました。
修正版の大統領令では、イラクを除外し、イラン・リビア・シリア・ソマリア・スーダン・イエメンの6カ国の国民をを90日間入国禁止ととし、対象となるのは新たなビザ申請者のみで、既にビザを取得している人やグリーンカード保持者には適用されず、1月に出された大統領令でビザが無効になった人については入国が認められる事になります。
1月に出された最初の大統領令から見るとかなりマイルドな内容となった印象があります。
1月の大統領令を差し止める流れを作ったワシントン州のファーガソン司法長官は、『新大統領令で生じ得るマイナス影響について州内の大学や企業と協議した上で、今週中にも訴訟を起こすかどうか判断する』と発言しており、判断が注目されます。
フランスでは、大統領選挙にジュペ元首相が不出馬を表明しました。フランス大統領の有力候補であるルペン氏はユーロ離脱をほのめかしており、ルペン候補が勝つような事があればユーロに大きな影響を及ぼす可能性がありますが、ルペン氏の対抗馬と目されていたジュペ元首相の不出馬によって、ルペン氏の対立候補がいないような状況となりつつあります。
選挙までまだ日がありますので、誰が対立候補となるのか?と言う事に焦点が集まるという事になりますが、強力な対立候補を立てられないようですとユーロの波乱要因となって行く可能性も有ります。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:113.909
高値:114.126
安値:113.551
終値:113.877
-3.2pips(高値から安値:57.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
111.699
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
111.746~112.487
チャート画像青の実線のボックス
中期トレンドの支持帯。
111.884
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
112.772~113.740
チャート画像緑の実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月1日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
113.515~113.897
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
114.606
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの高値。
114.851
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの高値。
3月6日のドル円相場は、全体的に方向感の無い値動きとなりました。日足ベースでは寄り引け同値線のような形状となっています。
中期トレンド(オレンジ色の波)の旧抵抗帯であった『112.772~113.740』と短期上昇トレンド(青い波)の支持帯『113.515~113.897』が重なる辺りで下値が支えられている状態になっています。
『111.884』~『114.606』の中期トレンドの方波の中での値動きとなっていますが、この波を細かく見て行くと支持帯となりそうなレベルが中期トレンド(オレンジ色の波)の旧抵抗帯であった『112.772~113.740』と短期上昇トレンド(青い波)の支持帯『113.515~113.897』が重なる辺りの次は112.772辺りまでないような感じなので、買う場合にはここをすっぽ抜けてしまったら、確実に損切りをする必要性があります。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:120.850
高値:121.128
安値:120.339
終値:120.514
-33.6pips(高値から安値:78.9pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
118.284
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
118.728~119.421
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
119.605~119.846
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
119.841~120.191
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
120.017~120.408
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
120.337~121.217
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
121.227~122.429
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
3月6日のユーロ円相場は、上下の値幅はソコソコあるような感じの値動きとなりましたが、引けにかけて少し戻す感じの値動きであった為、それほど大きな値動きとはなりませんでした。
俯瞰すれば、中期トレンド(オレンジ色の波)の抵抗帯『120.337~121.217』の中を動いているような感じになっていますが、どちらかに抜けたとしても上にはもうひとつ中期トレンドの抵抗帯があり、下には数層にわたる短期トレンドの支持帯があるという状況で、手が出し難い状態にあります。
買うにしても、売るにしても中途半端なレベルで入るとやられやすい状況にあると思いますので、やや逆張り有利な状況かも知れません。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.06088
高値:1.06393
安値:1.05740
終値:1.05812
-27.6pips(高値から安値:65.3pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.04984
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
1.05043~1.05241
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05417~1.05255
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05512~1.05679
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの抵抗帯。
1.06053~1.06244
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.06425~1.06545
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.06718~1.07012
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.07120~1.07498
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
3月6日のユーロ円相場は、欧州時間に上げる場面もありましたが、上げ切らずに反落する形となりました。
中期トレンド(オレンジ色の波)がダブルボトムになりつつありましたが、ネックラインを超える事が出来なかったという感じの値動きとなっています。
短期トレンドの抵抗帯・支持帯で挟まれたレベルでの値動きとなってきており、それぞれの抵抗帯・支持帯の上下に更に抵抗帯・支持帯があるという状況でもある為、手が出し難い状況となりつつあります。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
12:30 【オーストラリア】 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
18:30 【南アフリカ】 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
18:30 【南アフリカ】 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率)
19:00 【ユーロ】 10-12月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
19:00 【ユーロ】 10-12月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
22:30 【米国】 1月貿易収支
22:30 【カナダ】 1月貿易収支
24:00 【カナダ】 2月Ivey購買部協会指数
29:00 【米国】 1月消費者信用残高(前月比)